BALDRSKY Dive1 ”Lost Memory” レビュー | ||||||||||||||||||||
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それは何気ない日常の崩壊から始まった。 いつものように “あいつ” にやさしく揺り起こされるのを待ちながら、 寮のベッドでまどろんでいた甲は、女性の叫び声に起こされる。 目覚めた甲の目の前にあったのは、銃声と爆発の閃光が交錯する戦場。 目の前に迫る機械の爪を受け止めた自分の腕は、鋼鉄の甲冑に覆われていた。 ここは仮想? しかしこの光景は一体 !? 甲のことを中尉と呼び、自分はその部下だと名乗るレインに促されるまま、 シュミクラムを駆り、仮想の戦場からリアルへ脱出する甲。 脱出した先は清城市。 そこは自分の知る学園時代とは似ても似つかない、荒廃した都市であった。 そして甲は、現在の自分が幾多の戦場を潜り抜けてきた凄腕のシュミクラムユーザーであり、 学園生だったのはすでに数年前のことだと知らされる。 自らの人生に大きな意味を持っていたはずの、失われた記憶……。 深い霧に包まれた記憶から浮かび上がってくる事件の名は—— “灰色のクリスマス” 灰色のクリスマスとは? なぜ自分はその事件を追っていたのか? その事件に自分はどう関わっていたのか? 過去と現在のふたつの記憶を辿りながら、甲はやがて この世界に起こった重大な事件の顛末と、その真の意味を知ることになる……。 永久に続いていくと思われた平和な日々…… だがそれは突如終わりを告げる。 | ||||||||||||||||||||
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| 絵 | ||||||||||||||||||||
全体的にスタイリッシュな印象ですね。 良く言えばスタイリッシュ 悪く言えば細長いというか馬面。 ロボゲーとしてはこの方が合っています。 スタイリッシュな顔や体系なのに目が大きい。 可愛さを狙ったキャラは目が大きくても気になりませんが、 男連中やレインといった細目でも良さそうなキャラが大きいのが少し残念。 そこまで気になるというものでも無いですけど 服の質感が良いですね。 立ち絵の動きに合わせてしわや折り目が出来ているので、 思った以上に良い意味で立ち絵とは思えない出来です。 ブルマなんか立ち絵なのに妙にエロティックで驚き。 数年後という時間が経っているならば、立ち絵も変えてほしかった。 バルドシリーズとしては完成度高くなるとは思うんですよね。 ギャルゲーとしては微妙になるのであえて変更していないんでしょうが違和感があります。 シュミクラムもフォースのイメージのままの新機体で好感触。 気取らないちょっとダサ目のセンス だからこそ良かったりするんですが、 同じ二足歩行ロボとはいえ最近のガンダムとは方向性が違いますね。 ただ。立ち絵というか会話時に表示されるアニメ絵の塗りが単調でダサい。 CGで描かれたシュミクラムはカッコ良いとは思える出来なので、 この絵も3Dでモデリングしていたら良かった。 | ||||||||||||||||||||
| システム | ||||||||||||||||||||
細かい部分で改良されているもののフォースでの面白さは健在です。 敵も味方も入り乱れて動くのに、 処理オチや重さを感じることがなくコンボもサクサク決まるので爽快 ただ、ロック相手を切り替えられないがかなり痛いです。 厄介な敵が増えたので分断して、 片方にダッシュで寄って戦おうとしてもロック待ちの時間があります。 更には敵の攻撃を移動して避けると違う敵にロックがいってしまったりと不便。 コンボというと取っ付きにくいイメージですが、 最初に敵を浮かせる技を使えば、 大体なんとなく技を使えば繋がる手軽さ。 もちろん本気でコンボ探しをして楽しむことも可能です。 戦闘して開発費を稼ぎ、 なおかつその技の経験値を集めることによって、 技が強化されつつ新しい技を開発出来るようになります。 余り使ってない技をメインに使って負けたり、 コンボを組み込みすぎて多数の対策が薄くてゲームオーバー。 こういった楽しみ方は相変わらずですね。 オリジナルコンボを作ることが出来るのは良いものの、 そのコンボは自分でメモとっておかないと分からなくなります。 更に少し時間を空けてプレイするともう繋げるコンボを忘れています。 何個もコンボ作ることにもなるので、 ゲームの方にもコンボ登録帳のようなものがあれば嬉しいところ。 分かりやすいシステムなんですが、 開発費は要らなかったかなと思います。 序盤は金欠で開発可能になっても買えないので同じ技を使うことになり、 後半は金に余裕があっても技の使用度が足りないので少々ストレスが溜まります。 もうちょっと調整してほしかったところ。 やりこみ要素として、 技をどれだけ使用した、撃破したかによって使用状況やコンボ数が表示されたり 敵の機体を何体撃破したか、CFによって撃破したかによって、 敵機体のステータスや解説が見ることが出来るようになります。 シナリオチャートも健在でルート管理は簡単です。 こういった細かい気配りは嬉しい。 コンフィグは鬼のように細かく設定出来ますが、 基本的にはいじる必要はありません。 ノンアクティブウィンドウになると止まるので、 それを変更して動くようにするくらいです。 そこで分かるんですが、 マジ恋も同じで常に動いているとけっこう重いです。 他に作業するということは余り考えない方が良いですね。 難点は一つ スキップの既読判定が甘い。 別ルートに入ると同じ文章でもスキップ出来ません。 これがかなり厄介ですね。 エグゼの頃も既読判定が甘くて苦労した覚えがあります。 こういったところにも力を入れないとせっかくのシステムなのに勿体無い。 あくまで修正パッチを当てた後の話なので当てて下さい。 当てて無い状態だと気になる部分は多いです。 | ||||||||||||||||||||
| シナリオ | ||||||||||||||||||||
Dive1と2に分けたのは間違いです。 アクション抜きにして、シナリオだけで考えるという前提です。 別段1と2で分けるのは悪いことではありませんが、、 分けるなら1にはそれなりの盛り上げ要素は必要。 長々と世界観と主人公の生い立ちを伝えるためのゲームと化しています。 頻繁に入る回想もテンポを少し悪くしてしまっている感じ。 シナリオ構成が悪いのが一番の難点でしょうか。 2週目3週目はついでに片手間で書いたようなお粗末な出来です。 レインルートを無理矢理流用してシナリオが書かれているので、 流れはほぼ同じでラストだけ大きく変えているので、 分かりきった展開を読むのは厳しいところです。 憎たらしいキャラも別のシナリオでは良い人であることが分かったりするのは面白い。 それだけにそれぞれのルートはFATEのように別物の話として展開してほしい。 主人公はあくまで一傭兵であり、戦うことになるのはウイルスは一般兵がほとんどです。 最後まで盛り上がりに欠けたままでは物足りません。 シュミクラム乗り同士のアツイ戦いが読みたい。 ロボ物やっている以上はそういった気持ちが強い。 Dive2ではそういったものが多くなるのでしょうが、 だからといってDive1でそういった要素が薄いのも困ります。 | ||||||||||||||||||||
| 音楽 | ||||||||||||||||||||
バルドの世界観を損なわない良い音楽 曲数も多いですし、 エグゼの頃をプレイしたことを思い出させてくれます。 ただ、サントラで聞くかというと微妙なところです。 OP「Restoration」KOTOKO A- バルドシリーズの曲はKOTOKO&I'veで間違いないですね。 トランス系のノリに声のエフェクト具合がピカイチ。 サビが若干弱い気がしますがAメロからサビまでのノリは素晴らしい。 | ||||||||||||||||||||
| 声 | ||||||||||||||||||||
サブは上手い声優さんですが、 主人公やヒロイン数人は厳しいものがあります。 主人公は少々単調というかもうちょっと頑張って欲しいとは思ってしまいます。 そうはいっても主人公に声があるのは嬉しいところです。 千夏が厳しいですね。 けっこうな大根です。 他のメンバーに関しては文句無しですかね。 女性陣はもちろん、 直樹は子安さんですし雅もろもろ男連中は上手いです。 | ||||||||||||||||||||
| 総合 | ||||||||||||||||||||
システムは抜群だけれどシナリオが足を引っ張ってしまった作品 戦闘に関しては操作性・爽快感・お手軽さもあって楽しいものに仕上がってます。 手軽にコンボも繋がりますし、アクションが苦手な人もプレイ出来るでしょう。 抜群のシステムですが、言いたいことはあります。 これはシナリオにも関わってきますが、 ウイルスと一般兵との戦闘がほとんどで、 立ち絵有りのシュミクラム同士の戦闘が少ない印象を受けます。 シミュクラム戦もあるにはあるもののラストに固めすぎですね。 今作では1作目としてもどうにかしてほしかった。 シナリオはシナリオで最初から最後までローテンションのまま終わってしまいます。 後編作る気マンマンなので、シナリオは世界観と設定を教えます程度のレベル たいして盛り上がることがないまま終わってしまって驚きました。 挿入歌を盛り込まれていますが、EXEの時とは違いイマイチ盛り上がらない。 更には読んでいるのに既読判定が機能していないので、 2週目3週目は基本は変わり映えのしない話ということもあり読むのが苦痛になってきます。 ちまちまと兵器開発してコンボ組み立てていくのが一番の楽しみになりますが、 それをやるには面白いとはいえないシナリオを読むことになります。 フォースでもあったサバイバルモード これも3キャラクリアしないといけないと出ないのが不便なところ。 これはフォースも同じで各シミュクラムが出るとはいえ長いですね。 あくまでアクションだけを期待して買うのが良いですね。 極端に言ってしまうとシナリオは全スキップしても良かった。 Dive2があるのでそれは出来ませんけれど、 EXEのようなシナリオを期待して買うとガッカリ感は隠せません。 ムービー見ているとアーマードコアのような3Dシステムで動かしたくなりますね。 別ゲームになってしまいますが将来的にそうなると楽しそうです。 | ||||||||||||||||||||