DAISOUNAN レビュー

時は未来。
惑星間旅行が珍しく無い時代。
一隻の惑星間航行船が事故を起こし、難破する。
その事故に巻き込まれ、九名の乗客が無人の惑星へと漂着する事になった。

そして、無人の惑星から脱出する為の(出来る可能性のある)船は壊れており、
最悪な事に二人乗りだった。
その船をめぐって、修理の為に協力し、乗り込む為に裏で暗躍する遭難者達。
原住の生物達をも巻き込み、遭難者達の戦いはヒートアップしていく。

はたして、彼らは脱出する事が出来るのだろうか。

それはいつ、そして誰と誰が。

得点
65点システム50点
シナリオ60点音楽60点
75点総合55点
プレイ時間50時間~泣き度×
やたらとアクの強い絵師さん持ってきましたね。
 
好みが分かれそうですが、
私としては無難そうな絵師さんよりも
個性がある絵師さんの方が好きなので良いですね。
 
しっかりと表情に感情が表れていますし、
色気もありますし、動きも感じられます。
 
戦闘シーンのCGは若干迫力不足なところが残念ですね。
 
ただ、もっと惑星での生活感を感じられるCGが欲しかった。
どうせなら採集や探索といったコマンド毎に各キャラと言わないまでも、
キャラの味があってバリエーションが増えたCGは欲しかった。
単純に、システムのせいで表示されにくいのも影響されているかもしれませんが。
システム
※注 反転無しでシステム面のネタバレいきます。
 
①食料集めをして、料理を作成して飢えないようにし
②敵が襲ってくるので、対抗するために支援者を集め
③建材集めを集めて、
 敵が来た時のために防衛施設
 食材確保のための菜園等を建設
④会議で行動方針を決める
 
基本的にはこれの繰り返しで、
あとは宇宙船の部品等を集めていく作業ですね。
隕石落下による災害的な要素も入ってきてシミュレーションゲームらしくなってきました。
 
そう言ってしまうと面白いようなゲームに思えるかもしれませんが、
このゲームは何を勘違いしたのかやたらとテンポが悪いゲームです。
 
テンポが悪くなる大きなポイントとしては、
主人公以外の人物+モンスターの行動まで表示するので、
10~13ターン程の移動+行動を見ないといけないため時間が掛かります。
わざわざ移動する画面や行動まで見せる必要は無いですね。
主人公が移動→他の遭難者が移動しました
→主人公の行動→見える範囲(隣接するマス)の遭難者の行動
これだけで十分済む話で、イライラ感は改善されたでしょうね。
 
そして、このゲームは次週にポイント引継ぎがあったりと
何度もクリアして楽に作業を進めたりするゲームだったりしますが。
一周が長いため、その要素の意味がほとんど失われていますね。
 
更に、分かりづらい部分があります。
料理画面でのメニューでは無く、食材を自由に選んでの料理
ステータス画面でのステ・スキル上げ等しばらく気付かない部分であり、
気付かないままクリアする人も居る可能性があります。
 
料理にしても???の部分で薄いヒントを出すだけで、
料理メニューをコンプしよう!という気持ちになります。
この、メニューは作ったからコンプしたきゃ勝手にすればというスタイルはいただけない。
 
致命的なのが自由度が高い割にはすることがない。
ダラダラと食料集めや降下艇等建設や遺跡発掘するだけ。
細かくイベントがあればどうにか気は紛れたんでしょうが、
2~3言交わすだけで終わりの会話や、脱出系施設を建設してもメンバーの反応無し。
 
食材と建材しかないのが作業に感じるマイナス要素ですね。
探索していると、その他のアイテム+αで手に入る。
それを組み合わせると使えるアイテムが作成出来るなんてものが欲しい。
一応、短くエロくも面白くもない短編の本のデータを見つけますが正直要らないです。
 
施設の種類は多く各モンスター対策等あるものの、
何故モンスターを導入しようと考えたのかが気になるところです。
モンスターを導入するのであれば、捕獲して配下に置けるなんてシステムや、
モンスターや他の遭難者を戦闘で倒すと
能力が向上 or スキル取得アイテムが手に入る等+αがあるとやる気が出るんですが・・。
他には戦闘で他の遭難者を倒すとHシーンへ突入もあると面白いかもしれないですね。
 
メンバー達は脱出という目標はあっても、誰も実行しようとしない。
施設が破壊されようと阻止しない、壊れても直さない。
食料が無くても作ろうとしない上、食料確保を会議に出しても探索に決まったり、
いきなり攻撃を加えてくるメンバーも居たりと、何のために複数にしたのか疑問です。
 
せっかく、複数の人数が居るんであれば
それぞれが独自のアイテムを持っていて、
それと交換するためにはあるアイテムを作って交換しないといけない。
ある人物の協力が無いと施設が作れないから信頼を得ないといけない。
戦闘要素があるので、
3グループそれぞれ拠点持って同盟や敵対しつつ相手の拠点を落としたり。
 
何か一個でもやり込もうと思える要素があれば良かったものの、無いため大きなマイナス。
 
スキルやステータスを上げるシステムは良いですね。
ただ、レベルアップによるポイントを振り分けるわけですが、
レベルアップ時に要素を上げる画面は表示するべきですね。
上げるためには左下のステータスの画面をクリックするんですが、
ついつい上げ忘れたり、
最悪説明書見ない人だと気付かないまま終わってしまうことがあるでしょう。
食料・建材のそれぞれの保有数の確認もそこなんですが、
ステータスと一緒くたにされているので見辛い。
どうせなら、料理や建築の際に 
 
文字のフォントがMSゴシックで読みづらいですね。
単純に堅いというか、無愛想な文字ですね。
 
一番前に表示されている時には通常音量で、
IE等の後ろに回ると小音量になるのは良いですね。
 
セーブ数は10X10
ただ、1ターンごとのオートセーブが無かったりするので少々不便
シナリオ
別段シナリオを重視するゲームでは無いんですが、 
それぞれ考える部分があって生活しているのが分かります。
 
起きる起きる事柄によって、
こういった考えをするんだと思ったりと
一筋縄では行かない感じが良いですね。
 
姫の性格がしっかりとしていますね。
横柄なのに気遣いや謝ることが出来るってのは面白い。 
  
何度もプレイできるように、
下手に文章が長すぎることは無いのでここもワンポイントです。 
音楽
コミカルな感じが基本
戦闘でもコミカルな感じが残っている。
 
南国らしい明るい音楽が多い中、
怖い・暗い系の音楽は台風やら災害が起こったときに流れるくらいです。
 
実際は気分を出すものなんでこれぐらいで十分です。 
 
ここは南国ドミニオンと同じような感想になりますね。
かなり豪華な声優の面々ですね。
青山ゆかり・海原エレナ・大波こなみ・榊原ゆいさん・松永雪希等
プレイするとほとんどが聞いたことのある声で驚きます。
費用をここに吸い取られたんじゃないかと思う上手い方々ですね。
 
男性陣も上手いですしね。
ただ、男の出番が薄いので微妙なところですが。
総合
シミュレーションゲームとしてはテンポの悪さが致命的
 
食材を集めて料理して、建材を集め脱出建設を主人公がする作業ゲーム。
アイテムコンプ要素や育成要素がほとんど無いため、やる気を持続させるのが難しい。
更に、複数の人数とモンスターの行動も表示されるのでサクサクはプレイ出来ません。
 
システムで書いたことをまとめると、
アイテムを増やす。
モンスターを捕獲なりアイテムドロップなりの追加要素
遭難した人達を活かしたアイテム交渉や戦闘
 
こういったシステムが備わっていないため、
自由度が高い割にはすることがないゲームになってます。

南国ドミニオンの後に発売された割には南国ドミニオンの良い要素を引き継いでない。
 
南国ドミニオンでは、最初から相手をどれだけ信頼してるのか見えないため、
交流を計って信頼を築いたり、アイテム交換アイテム譲与などすることは多かったですね。 
相手の倉庫を発見して奪う。相手を狙撃して不信感を募らせる。殴って事を進める。
共同倉庫から物が無くなれば不信感が広がる。
 
こういった面白いと思える要素を切り落として、
単純に料理して施設作って脱出するだけのゲームに成り果てています。
 
南国ドミニオンより良い作品が出来るかと期待していただけに残念ですね。
 
昔から思ってるんですが、
ソフトハウスキャラの作品紹介ページはシステム情報を載せて欲しいですね