はっぴぃプリンセス レビュー

——今度の許嫁(あいて)はお姫様!?

恋の嵐は、ある日突然訪れる——。
母親を早くに亡くしたは主人公・葉山智之は、
ほとんど家に帰らない父親を反面教師とし、
身の回りの事はなんでも一人で出来る、しっかりものに育っていた。
月日は流れ、二年生の春。隣家に住む、少し頼りない姉と、
元気な妹という組み合わせの二人の幼なじみ。
そして、個性的な学友達。賑やかしくも、平穏な日々。

しかし、そんな穏やかな日常はある日突然破られる事になる。
突如現れた、奇妙なメイド姿の少女と、
謎の美少女達。彼女達が主人公に突きつけた言葉は……。

——この中からひとり、結婚相手を選びなさい!!!

気高く凛々しく、何故か主人公に反発を見せる異国の少女——。
優雅を絵に描いたような、学園のマドンナ——。
傍若無人なおてんば娘——。

彼女達からのアプローチに、
密かに智之に恋心を抱いていた姉妹も刺激され、智之の周りは一躍大騒ぎに。
それぞれが持つ悩み。そして、次第に変化してゆく想い……。

果たして、主人公が選ぶ相手はいったい誰なのだろうか……。

80点シナリオ

60点

音楽

55点

70点
システム60点総合60点

※プレイ時間目安 30時間

泣き度
10点中 2

 

 
 
  
 
 
 
 
 

 
 絵
 
横田守さんの絵は良いですね。
 
塗り方にしても昔からの味は損なわれてません。
はっぴぃべるの時よりもCGの質が少しずつですが、
上がってきているのが分かります。
 
実際にこれだけ高い質のCGなので満足はしてますが、
欲を言えばカッコ良いCGなんかも見たかったというのはあります。
恋愛物には余り必要は無いんですが。
  

 
シナリオ
 
一応は、はっぴぃべる2ということですが・・。  
姫乃ルート以外は、相変わらずの微妙なシナリオです。
 
前作との違いは、メインのヒロインのシナリオは別格だということですね。
それもクリアするまでは分からないので微妙なところですが、
よくあるギャルゲーの真のヒロインが居ない状態というのは辛い。
その点、姫乃ルートのおかげで前作とは別物にはなった感じです。
 
前作の第三者口調での状況説明が無くなり、
主人公の性格も多少は定まってはいるので大分マシにはなりました。
しかし、大体の展開も皆似た感じで飽き気味になります。
姫乃以外は、はっぴぃべるよりかは良いけれどもやはり安っぽいですね。
 
主人公の優柔不断・情けなさ・無能と
ヒロインのルートに入るとそれぞれ主人公の欠点が違うのは前作と似てますね。 
あと、ヒロイン達のよくあるキャラ設定が微妙なところです。
幼馴染とツンデレと我侭とおしとやか。
そして、そのルートのヒロイン以外の人物は全員が異常な程お人よしになります。
というか、自分に気持ちが向いてないから手伝ったり祝福してあげようって皆思うのは少し異常。
セオリーもセオリーすぎて無難さを重視しすぎてしまっています。 
 
とりあえず話しの展開はもう少し変えないと飽きますね。
    

 
音楽
 
平凡ですね。
 
特に良いとも思える曲は無く、
今までの恋愛ゲームの定番を持ってきたなという感じ。
場面にはしっかり音楽を合わせているのでまだ良かった。
 
OP「True fairy tail from happy princess」橋本みゆき B-
全体的に悪くない曲なんですが、
ノリも悪くないけれどノリがもう一息のためパッとしない。
どこかで聞いたことありそうな曲でもありますし・・。
歌い手さんは栗林みなみさん似の歌い方で上手いんですがね。
 
ED「Two of us」橋本みゆき C+
いかにもなバラードですが上手いですね。
この曲も栗林みなみさんの歌い方に非常に似ていますね。
良いは良いんですが曲のせいか、何だか微妙に感じてしまいました。
 

 
 
全体的にはなかなかなレベルじゃないでしょうか。
 
超有名声優というわけでは無いんですが、
そこそこ名前は売れてる実力がある人達が並んでますね。
脇まできっちりとそのレベルの声優さんで固めるのは強い。
高木渉さんなんかも相変わらず出てますし。
 
ありすの人の声の出し方が素人っぽい感じになってます。
声としても合っていて、演技も上手いんですが、
腹から声出すというより、喉で喋っているような微妙さですね。
 
反対にのの役の人が上手い。
こういった甘ったるい媚び媚びの声は好きではないんですが、
実力があるのか味があるのか、愛嬌があると感じてしまえます。 
 

システム
 
軽快なシステム
軽くて、システムとして必要なものは大体揃っています。
 
が、一つ難点としては画面のキャラの表示方法
喋るキャラが交代に立ち絵が表示されるのではなく、
あらかじめ中央と左右で立ち位置が決まっているために、
喋る場合はその場所まで移動することになります。
右端から左端まで喋るたびに動いてると目が痛い+ストレスも溜まります。
ageばりのしっかりとシステムにするか、
今まで通りの立ち絵の方式で良いんじゃないかと思います。
 
BGM・効果音・システム音・ボイスの音量調節可能
メッセージウィンドウにセーブ・ロード・ログ・コンフィグ。
画面上部のコマンドには前の選択肢に戻ると次の選択肢に飛ぶ
 
スキップは高速+バックグラウンドに回しても動くために、
スキップの間に他の作業をすることも可能ですが次の選択肢に飛ぶで一瞬です。
 
セーブ数は10X10=100と十分
セーブした日時 タイトル サムネイル十分ですね。
 

 
総合
 
相変わらず横田さんの絵に頼ってますね。 
 
昔の慟哭やELYSIONのようなシステムなりシナリオなり
横田さんの絵と相乗効果をもたらしてくれるような何かが欲しいですね。
 
シナリオは一人クリアすると似た展開なので飽きてきますし、
システムにしても普通のギャルゲーです。
声がまだ良いのでどうにかなってる部分は大きいですが、
姫乃ルート以外は正直パッとしないのも事実。
反対に姫乃ルートに力入っているので落差が激しい。
 
そのため好きなキャラと姫乃ルートをやっとくのが一番良いかも知れません。
 
あと、人数が増えると画面が右へ左へと動くシステムはどうにかしてほしかった。
やたらとせわしなく動くシステムも意外にストレスが溜まります。
 


 

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