id[イド] -Rebirth Session- レビュー

そこは閉鎖的な港町。
  湿り気を帯びた潮風は停滞し、町は錆びた空気で充満している。
  そんな町の一角に部屋を借り、しがない探偵事務所を営む探偵『長谷川 士郎』。

  対人関係における面倒事を嫌い、
“迷い猫”の捜索をその主な生業にしている彼の下に、新たな依頼人が現れる。
  彼女の名前は『片瀬 桜』。士郎がかつて懇意にしていた旧友、その妹だ。
  彼女は言う。

  ——行方不明になった兄のことを探してほしい、と。

得点
80点シナリオ65点
音楽60点70点
システム55点総合60点
プレイ時間25時間泣き度×
のっぺりした感じはありますが、
女の子はムチムチして可愛い。

反対に男を描くのが苦手のようで、
CGによってはかなり印象が変わって年齢が読みにくいですね。

エロ要素は抜群
おっぱいにやたらと力が入っていて素晴らしい
乳首だけに収まらず、エロシーンでの動きのあるおっぱいは見物。

斜めから見た絵は厳しいのが難点ですかね
そんなに多いわけではありませんが、
表示されると苦手なんだろうなと分かってしまいます。
シナリオ
王道主人公に王道ヒロイン
その二人がメインの序盤は読むのが退屈です。
もうちょっと主人公にユニークなキャラ性を持たせてほしかった。

このツアー目的がクローズドサークルとしては疑問に思うものの、
複数の人数が絡んでいく中盤からはクローズドサークルらしく面白くなっていきます。
先が気になる展開は良かった。

キャラ同士のやり取りは場面は面白いのですけれど、
探査パートになると地の文章か主人公のキャラ性が災いしてか退屈。
そして、ゲームのその探査パートがほとんどを占めるというのも辛い。

普通のアドベンチャーならばそこまで気になることも無かったとは思いますが、
推理ゲームという地の文章が多く出てくる題材なので余計に気になりました。
探査パートを入れずにサクサク読めた方が良かった。
このパートのおかげで気になる展開でもテンションが下がってしまいます。

エロが薄いのも難点の一つ
絵がエロいだけに何でこんなに薄いのか不満に感じてしまう。
陵辱シーンに至っては脅威のタイムスリップ現象。
こんなことするくらいなら陵辱が必要ない流れに変えるべきではないかと。
音楽
普通ですね。

考えるシーンなんかに流れる曲は独特で良かった。
それくらいで他は印象に残る曲は無かった。
雰囲気を壊すこともないので十分でしょう。
演じてる声優さんは合っていて良いですね。

感情を顕にする場面も少ないので、
特に上手いと思うことはありませんでしたが
男連中の声優さんが合っていて良かった。
システム
軽快ではあるものの不便

何回もプレイするものとして、
探索パートの全ての項目を選択肢しないと進まないというのはかなり面倒。

バックログで誰が喋っているのか判断できない、
パート表示をする画面をスキップ出来ないのは不便

システムに含まれるのは音量とログとスキップ(+選択肢までスキップ)とオートモード
しかし、設定は変えられません。
スキップは全てを読み飛ばす、オートモードの速度も変更出来ない。
同人ゲームと変わらないレベルのシステムですね。
 
セーブデータ数は3X20で。
サムネイルとセーブ日時とコメントを書き残せる仕様。
総合
部分部分は面白いゲームです。

シナリオは序盤のダレ気味が気になるものの、
中盤からは展開の仕方が良く面白くなっていきます。
推理物でもあるものの、サスペンス寄り。

ただし、最大の難点はコマンド総当りの探査パート。
あくまで情報を与えるのみパートになっているので、
証拠などが見つかるまでの探査がかなり苦痛で眠気を誘います。
エロが薄いのとタイムスリップ現象も難点ですね。

キャラ同士の掛け合い中心の、
エロゲーらしいシナリオを書いた方が面白くなると思います。
背伸びした結果シナリオと特にシステムで粗が出てしまった。
あと、飛ばせないムービーで作中CGは止めて頂きたかった。

最後にプレイしていて一番印象として残ったのは、
EVE burst errorを意識して作られたゲーム。
タイトル・設定・システム・展開から結末までの流れといい
影響受けたように感じる部分が大きい。