加奈~いもうと~ レビュー | ||||||||||||||||||||
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自分には“加奈”という名前の、2つ年の離れた妹がいる。 加奈は病弱で、小さな頃から入院と退院を繰り返す毎日を送っていた。 両親はそういった妹にかかりっきりになることが多く、 幼かった自分にとって加奈は「自分から両親を奪う、憎むべき存在」でしかなかった。 しかしある日のこと、家族で出かけたハイキングの最中に起こった事件がきっかけで、加奈に対する感情は変化した。 「絶対に守ってあげなくちゃいけない。兄である自分が・・・」 以来、あなたは幼い頃に誓った心のままに、妹である加奈を守り、そして彼女の幸せを祈っている。 かつてあれほど加奈を大事にしていた両親が「過保護すぎる」と心配するほどに、大事に、大切に加奈を見守り続けている。 そして加奈は、自分をずっと守ってきた兄の背中を見つめ続けてきた・・・。 | ||||||||||||||||||||
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| 絵 | ||||||||||||||||||||
目が特徴的です。 はっきりいって不安定です。 え、これが中学生?とか絵によって見え方が違ったりしてます。 それでも、味が充分過ぎる程あります。 絵は上手いけど無味なんてよりかはこの人のが良いです。 正直、加奈…おかえり!!は絵のおかげでやる気が起きません。 この米倉けんごさんの絵でなければ加奈をやったという気がしません。 | ||||||||||||||||||||
| シナリオ | ||||||||||||||||||||
最初からインパクトある話で泣かされます。 話を下げてから上げる加減が上手すぎる。 完全な人間なんていない。 誰も間違った行動はしていないのにぶつかってしまう。 これが生きていく以上避けられないものなんだなと思う。 主人公と加奈だけの描写がメインではなく、 父・母と登場人物全てが合わさってこの作品が出来てます。 | ||||||||||||||||||||
| 音楽 | ||||||||||||||||||||
シンプルです。 余計に凝ってない分読むのに徹しやすいような音楽ばかり。 ちょっと普通な感じなものが多いですが、 大事なシーンでは話を盛り上げる良い音楽が用意されてます。 OP「白い季節」KANA 音楽もまぁまぁ良いです。 歌詞はこれからの生き方に希望と不安を表して綺麗にまとめてます。 OPっぽくは無いかなとも思います。 歌ですね。 下手なのはしょうがないし、加奈のイメージを取ったんでしょうから良いんです。 問題はイメージを取ったなら歌える範囲のキーで作ってあげるべきでしょう。 高く歌うってことに意識いっちゃったと思うんですよね。 挿入歌「Believe~つぶらな瞳~」KANA あれ?どこかで聞いたことのあるメロディー。 そんな印象が強い曲 挿入歌なんでゲーム中に流れます。 その流す場所なんかが上手い。 歌詞が過去の思い出に浸りながら進むのと上手く合わさります。 歌は同上 ED「あなたへ」KANA 3曲中で一番まとめられてる曲です。 音楽も綺麗な流れで良い感じです。 加奈っぽさが出てます。 EDだけども歌詞は前向きで加奈を表してます。 聞いていて一番落ち着くといった感じ。 | ||||||||||||||||||||
| システム | ||||||||||||||||||||
基本的には悪くありません。 セーブ数も10X5の50個で十分な数。 ボイスも個人外し可能 オートにスキップあります。 しかし、ときたまスキップが遅いのが凄い気になります。 基本的には問題無いんですけれども。 バックグラウンドにいくとスキップも中断されてしまう。 これが一番嫌なシステムでした。 同じ所読むのは好きではないですし 飛ばしているところを見されられるのは正直ウンザリ。 | ||||||||||||||||||||
| 総合 | ||||||||||||||||||||
こころが温まる、家族の深いつながりの話 もうシナリオが良いのは言わずもがな。 さすが山田一というか今は田中ロミオですか。 他の作家とのレベルの違いを見せ付けられた感じ。 心に残るシナリオって重く心に蓄積されますね。 短くてもこれだけ凝縮させて表現に足りない部分が出てこない ただの病気と闘う可哀相な妹を同情する話では無く、 そこを須摩子さんとの日常を経て成長していく妹と主人公と家族の前向きな話。 だからこそ読む価値があるなと思います。 可哀相だから泣くのではなく(それもありますが) 情が温かすぎて泣いてしまうものが多かった。 ↓以下ネタバレ 加奈が生きたいのに死ぬことが哀しくて泣くのではなく、 強くあろうとした加奈が弱音を吐くだけの女の子ではなく 死を前にしてなおそれを見つめることが出来るほど強くなったこと。 父親が見捨てようとして、腎移植で主人公に折れる形で納得 その事をを加奈にしっかり話す所なんかで泣いてほしいなぁと思ったりします。 とりあえずお父さんがカッコ良すぎると思います。 それに、エンディング以外にも導入部分で分岐するお話があるのは良かった。 これはあの素晴らしいをもう一度と並んで、 シナリオゲーム好きにした要因の一つってくらい思い出深い。 昔やった初・後期のCD版加奈は今のPC等じゃ音が出ないって 致命的な欠陥があって再度やるにも微妙な感じでしたが 加奈のDVD版を失敗覚悟で買ったら、嬉しいことに音楽が出た。 加奈…おかえり!!は絵のおかげでやる気は無かったので良かった。 ちなみにOSは2k以上はINST2000使用でインストールします。 | ||||||||||||||||||||