Quartett! レビュー

 3月17日、音楽祭のファイナルとして『マグノリア・カルテット・コンクール』は開催される。
全国から選ばれた24組96名の若者たちが腕を競い、
優勝者には大きな名誉と成功への切符が約束されるのだ。
若者たちは、それぞれの夢や願いを抱いてコンクールを目指す。
       
かつての天才少女 『シャルロット・フランシア』
陽気なムードメーカー 『ユニ・アルジャーノ』
物静かな優しい少女 『李・淑花』
主人公 『フィル・ユンハース』
時にはぶつかり合い、悩みながらも、
彼と彼女は、音楽から生まれたほんの小さな絆を信じて——。 

得点
85点シナリオ70点
音楽85点無し
システム70点総合70点
プレイ時間15時間泣き度×
さすが大槍葦人さん。
一目見ただけで分かる個性は勿論
西欧系を描くと一段と輝きます。
中央東口さんと大槍さんくらいしか
日本人じゃない西欧系を描ける作家さんは居ないように思います。
 
独特の明るい絵と暗い絵のバランスが
よくあるような物語自体を華やかなものにします。
 
ギャグ有りシリアス有りラブ有り
全てが良い味出してます。
シナリオ
話自体は普通。
 
この普通というのがまた良いんです。
普通といっても綺麗にまとまっていて
下手に着飾ったり背伸びして文章じゃない部分が好印象。
やっていてすらすら読めていく。
 
シナリオ自体は昔のゲームの作りのようです。
古臭いということでは無くて、
サクサクとやってパッとクリアするというコンセプトがです。
ギャルゲーでもありシナリオゲーでもある。
無駄に長いゲームよりかは普通に面白いですし良いですね。
音楽
良いですね。
 
バイオリンはそんなに聞いたことはありませんが、
大体ちょっと良い曲と輝いてる曲に分かれています。
まぁ、さすがに全てが上手いなんて言われたら驚きますけれどもね。
愛のあいさつや17番ロ長調なんかの明るい曲は活き活きしてます。
 
咲き誇る季節は一聴の価値有りです。
弾いてる方が楽しく弾いてそうだと思います。
ダブルカルテットの方はもうレベルが違いますね。
楽器がまとまった曲っていうものはこんなにも綺麗だとしみじみ思います。
 
 
 OP「ランピン」評価D+
 何だか平凡な曲
 起伏がちょっと薄いので飽き気味になってしまうかな~。
 初めの中国のような弦楽器は良い感じなんですけれども。

 ED「木漏れ日」C-
 物凄い明るい曲
 何だか聞いてると太陽を思い浮かべる。
 ABメロがちょっと退屈なもののサビは良いですね。
 元気が出てきます。

 ED「ツブオト」評価D-
 悪く無い曲だけれども・・・
 何か古臭い。
 昔の声優が出したアルバムなんかに入ってそうな曲
 間奏のバイオリンが味を出してるもののあくまでサブな曲。

 ED「虹の彼方へ」評価F
 正直言って微妙
 サビもそこそこですし
 ABメロに関しては退屈。
 あくまでゲームのエンディングに丁度良いくらいかな。
システム
物凄い軽快で珍しい。

FFD(フローティング・フレーム・ディレクター)
このゲーム一番の肝と言える部分
リアルタイムに噴出しが出て
小さい画像の使い方も上手くてマンガを読んでる感じです。

これは良いシステムですね。
やる前から分かっていたもののただの文字よりか表現が豊かになってます。

スキップは勿論・前の選択肢に戻るも有ります。

ログが一個ずつしか戻れないのは微妙

オートはボタンを押す度に1・2・4・8・16・32倍速文字速度を変更可能
流れる速度の変更の目安も完備

システム面で不自由することは無いです。
しかし、慣れないと始めはちょっと使いにくいのはご愛嬌。
総合
綺麗にまとまっていて満足感も高いです。
 
凄い泣いたり笑ったりというわけでは無いんですが、
はっきりいって一人目でせいぜい7時間程度ですが
この短い間に上がる下がるの物語の起伏の付け方が上手い。
かったるいなーと飽きるということが無いです。
FFDによる部分も大きいですね。
ウィンドウで文章をひたすら読んでいるよりかは
音が出て動きのあるアニメのようなマンガを読んでるようです。
やっていくうちに引き込まれる感じはありますね。
 
カルテット演奏にしても聞いていると心が豊かになりますね。
クラシックを聞いているという感じでは無いのが聞きやすいです。