Steel-スティール- レビュー

幼い頃に母親に捨てられた主人公・智也は本庄家に偶然拾われ、
同じような理由で養女となった4人の少女たちと共に穏やかに暮らしていた。

そんなある日、
智也は身体を鋼鉄のような物質で覆った奇妙な少女と遭遇し、
その出会いが智也の中に眠っていたある記憶を呼び起こす。

自分の中にも彼女と同じ鋼鉄の物質「アニマ」が宿っているという記憶を……。

この出会いをきっかけに平穏な日常は崩れ去り、
智也は血なまぐさい戦いの渦中に巻き込まれる事になるのだった。

45点シナリオ

55点

音楽

55点

無し
システム50点総合55点

※プレイ時間目安 5〜60時間

泣き度
10点中 4点

 

 
 
  
 
 
 
 
 

 
 絵
 
これは酷い。
何というか塗りのレベルが素人に毛が生えたレベル。
確実に原画の線を潰して塗っている。
 
人気のあるCGサイトなんかではなくても
こじんまりとしたCGサイト開いてる人でももう少し上なんじゃないでしょうか。  
もしかしたら月姫のような最初は下手に見える
味のある絵を目指したのかもしれませんがこれはただ下手になってます。
 
立ち絵もキャラによってムラがあって微妙。
パッケージ見てからやると落差が大きくて驚きを隠せないです。
慣れれば酷いから微妙くらいにはなりますが、
最初の坂口の適当さを見たインパクトは月姫越えた。
 
CGに関してはムラがありすぎる。
顔はまだ普通なのに首から下が塗りつぶしツール?や
顔や体の大きさ違うんじゃない?というのが多い。
中には良いなと思うのも少しだけありますが・・。
 
田島直作品のEVE・BE-YOND
とやってきましたが、
元々の味をそれぞれの会社の塗りの技術と上手く合わせているのに
今作品では10年前くらいのゲームの絵質にしか感じられないです。 
 

 
シナリオ
 
最初から最後までの話の流れが作りこまれていて面白い。
初めはプレイする側も流されるだけですが、
プレイしていくとそれまでにあった色々なピースがはまって行きます。
段々と根本が分かっていくといところも面白い。
1本道のシナリオという意味でも良いゲームです。
ハッピーなエンドを期待してしまうと非常に痛い目を見ます。
全体的には暗い話が続きますし、そういったエンドでも耐性がある人であれば楽しめるかとは思います。
 
ただ、マイナスポイントも多いのが難点ですね。
暗い話が続く上、ダラダラしているので無駄に長いシナリオの印象が強くなります。
プレイしていくと非常に疲れるので、途中で挫折しそうになります。
要所要所のつなぎ方や興味の引かせ方も微妙で驚くことも無い。
ここがこのゲームの大きすぎるマイナスですね。
 
更に人物描写が所々で?と思うところが出てくる。
主人公の性格が普通にみえるものの破綻しているのはともかく、
全体的にキャラ付けの枠を越えたおかしい言動等が出ている。
こいつは何考えてんだろうと思ってしまうこともしばしば。
 
色々なピースがはまると良いましたが、
最初から分けがわからないまま、説明されずにどんどん進まれます。
正直、ここでも置いてきぼりになると厳しいと思います。
伏線も放っておかれたままの部分もあったりします。
 
もう少し短くまとめてくれると大分違っていたとは思います。
話自体、良いと思える部分はそれなりにはありますし、
独自の雰囲気をかもし出されているので惜しい話ではあります。
 
何だか痕と月姫をプレイして
それに感化されて作った同人ゲームのようなイメージが強かったりします。
BADENDでヒントコーナーがあることもそうですし。
 

 
音楽
 
悪くは無いけれども安っぽい曲は多い。
 
安っぽいというのはどこかで聞いたことがあるような曲が多いといことです。
月姫やひぐらしのような同人のような単純な曲に似てるのが分かりやすい例
それが気にする程では無いですが、少しだけ作品とは噛み合ってはいない。
 
可も無く不可も無くといったところです。
 

システム
 
文字を読み進めるスピードが酷い。
 
通常は遅く感じるので、
4段階中3番目に速いデフォルトから2番目に速いスピードへ変えると
遅いからやたら速くなります。
正直、文章を読み進めるゲームでこの適当さは辛い。 
 
スキップは勿論・前の選択肢に戻るも有ります。
スキップ中に別のウィンドウ表示してもスキップしてくれます。 
他の作業へしてアクティブ状態じゃなくてもスキップが止まらないは嬉しい。  
 
オートも文字速度を変更可能
 
音楽・システムの音量設定可能
 

 
総合
 
無駄に長い部分が無ければ良作
 
30時間程度で終わるようにまとめて、
興味を引かせる書き方にして人物描写をしっかりすると名作になったかもしれないですね。
それでも人を選ぶ設定やシナリオではあるんですが・・。
 
盛り場はそこそこで盛り場以外がやっていて退屈でしょうがない。
この長さで相当このゲームの印象を悪くしている。
 
あの設定も・この設定も・ついでにあんな話も入れちゃおう
そういったライターの思いつきの結果、
この作品は詰め込みすぎている感じになってしまっています。
 
この作品をを分けるだけで2(3?)個の話が出来てもおかしくはないです。
 
原画を潰す塗りの酷さ。
この絵がもっと良かったら印象がもっと違った。
多分この部分とは言わずに全体的に回せるだけの資金が無かったんでしょうね。
絵も音楽も声も切り詰めて仕上げた感じが漂ってます。
田島さんに頼んだは良いが活かしきれなかった。 
 


gravitonHP 

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