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11eyes-罪と罰と贖いの少女-
メーカーLass システム情報出演声優
発売日08/04/25インストール容量2.6GB安玖深音
レビュー日08/05/04合計プレイ時間25時間夏野こおり
システム15/20ディスクレス起動籐野らん
絵・音楽18/20キャラボイスフルボイス※1観村咲子
声・演出18/20ボイスカット選択不可※2北都南
キャラクター17/20バックグラウンド動作春野日和
シナリオ16/20未・既読スキップ成瀬未亜
合計84/100スキップ速度普通草柳順子
※1 主人公は他のキャラクター視点の時のみボイスあり
※2 5月中旬以降に出るパッチを当てることで選択可能に
短評

まず、キャッチコピーがいいですよね。「そのアイ(愛・眼)が運命を変える」ナイスダブルミーニングだと。

全体としては野球で言うところの走・攻・守が揃ったという感じでしょうか。

絵・声・テキストがそれぞれハイレベルでまとまっています。

ただ、個人的にはまとまってしまっているのが残念だなぁと

後はシナリオの長さの割に(共通ルートが多いですが)、えちぃは薄いですね。

内容

姉を亡くしてから無気力に生きてきた主人公。

しかし、赤い夜と呼ぶ異世界(?)での闘争に巻き込まれるようになってから変わっていく。

主人公たち6人は赤い夜を通して、どのような選択をしていくのか。

ジャンルとしては侵蝕世界学園伝綺アドベンチャーゲームらしいです。

バトルあり、謎解きあり、ギャグもありな伝奇物ですね

システム(15)

オフィシャルページによると5月中旬以降にパッチを出す予定らしいです。

ポイントはボイスカットオフ選択が出来るようになることですね。

ゲームシステムとしては基本的には普通に使いやすかったです。

そしてこのゲームの特徴であるクロスビジョン、つまりは他のキャラクター視点でゲームの一部を見るシステムですが

このシステムのおかげで謎解きが進めやすくなり、また回想モードとしても使えるのでいいシステムであったと思います。

ただ、かなりの部分が共通ルートになっているので、どうせならD.C.みたく「あらすじモード」を搭載してスキップさせてくれればよかったのにと思いましたが。

攻略難度は・・・、選択肢がデッドオアアライブ(つまり間違えたら即死)がかなり多く、

残りがキャラクターシナリオに影響するもので数が少ないので、こまめにセーブすれば難しくはないかと。

それでも栞攻略は2回くらいやり直しましたが。

パッチ当てれば+2点したいくらいですし、使い勝手のいいシステムかと。

絵・音楽(18)

キャラクター絵は立ち絵・一枚絵ともにすごく好みの絵で、複数の絵描きさんであるって違和感は全然感じませんでした。

そして背景ですが、こっちの方がさらに美麗に感じました。

オフィシャルサイトで壁紙として配布されている背景の階段からの俯瞰景にすごく惹かれて、これで購入を決めた要素の1つです。

音楽はまずオープニングがかっこよくてよかったです(子供の感想文ですね)

BGMもシーンにあった臨場感のあるものを使用されていますし、かなりいいです。

ちなみに先ほど確認してきたのですが、キャラクターソングが出るそうですね。

後、制服のデザイン協力は鈴平ひろさんです

声・演出(18)

声は言うまでもなく。

安玖深音さんのメガデレ系幼馴染はもはや最強のひとこと。

みるさんの二面性キャラのうち、あのテンションマックスな表側(こっちが裏?)の性格は、もっともお似合いなきゃらだと思ってます。

他のキャラ視点の時にしゃべる主人公をはじめ男キャラもいい味出してますし、残りのヒロインもイメージからずれてなくて及第点。

菊理先輩の声優さんは誰なんでしょう?にしても最初から小さくする処理してしゃべらせていてもよかったと思うのですが?

演出としても赤い夜に入る時のガラスが割れるような演出とかは臨場感を生み出していますし、

戦闘シーンの演出も結構力を入れていますし。

キャラクター(17)

メガデレ系幼馴染、水奈瀬ゆか(CV安玖深音さん)は体験版のシーンでは久々に最強ヒロインが来たかなぁと言うくらい萌えを感じたキャラでした。

本編でやたらと体調不良で出てこなくなるので薄まりましたが、それでもいい萌えキャラでした。

他には長門を意識したとしか思えない(ぁ、百野栞とか、二重人格キャラであり、うざキャラの広原雪子とか、

強いけど折れるともろい美鈴先輩(赤髪の剣士ってのは他に何人も出てきますね)とか魅力的なキャラばかりです。

それに主人公と賢久の7人が支えあって戦っていくのですが(語弊あり)、そのいびつな共闘関係がこのゲームの肝かもしれません。

そして裏ヒロイン、しゃべれないって噂のスケッチブック少女、菊理先輩で占めてヒロインは以上(保健室の先生はスルーの方向で)

でも、このゲームのキャラクターを際立たせているのは、敵側である黒騎士たちと、サブキャラの名コンビだと思ってます。

シナリオ(16)

テキスト回しはかなり好きです。

PCゲームの売りである、規制が少ないって特徴を利用してのオマージュやら何やらをフル活用してますね。

すっきりするかはおいておいて、裏ヒロインの菊理先輩のシナリオ(タイトルより選択)をプレイすれば綺麗に終わっていると思います。

ただ、他のキャラシナリオは共通部分が多く、特にメインヒロインのゆか編では、告白した後に体調不良で寝込んでいるゆかを放っておいて、

美鈴先輩と二人きりで剣術修行に励むという、個人的には許せない所業に走ります。

確かに赤い夜を生き抜くためには必要かもしれないけど、ここは共通ルートにしなくても・・・、と悲しくなりました。

まとめると、シナリオは悪くない、むしろいいのですが、共通部分が多くて周回プレイに向かないので減点なゲームかと。

総合評価(84)

最近は声優さんとかBGMとかが行くところまでハイスペックに出来るようになってしまったので、

メーカーの特徴を出せるのが絵とシナリオに特化している気がします。

ということで、採点方法を変えたので見た目の点数は上がっているのですが、

差を出すために自分の採点基準がシナリオとかで厳しくなっている気がします。

つまり、いいゲームです、って言いたいんですけど、こういう風に書くとそう言い切れないなぁ、と。


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