レビュートップへ
青空の見える丘
メーカーfengシステム情報出演声優
発売日06/04/21インストール容量1.8GB安玖深音
レビュー日06/04/28合計プレイ時間30時間夏野こおり
システム16/20ディスクレス起動籐野らん
絵・音楽17/20キャラボイス主人公以外フルボイス観村咲子
声・演出18/20ボイスカット選択不可北都南
キャラクター・えちぃ18/20バックグラウンド動作春野日和
シナリオ17/20未・既読スキップ成瀬未亜
合計86/100スキップ速度普通草柳順子

プレイ動機

安玖深音さんが出ているから!!!!

さらに豪華声優陣&橋本みゆきさんの歌。他に体験版のノリが気に入ったことなど。

システム(16)

修正パッチver.01(2006/4/27現在)が出ています。

使いまわしですが、


「なぜ、次の音声再生まで音声再生を続けるがついてないんだぁ〜!!!」

OH9のプレイスタイルにおいてこれがあるとないのとでは大きな違いが。

他にもコンフィング項目が少なく、お世辞にも使いやすいとは言いにくいシステムでした。(3年前の標準水準程度ではないでしょうか)

他にもCG鑑賞がコンプリートしたかどうかがわかりにくかったり、その前に見にくかったりします。

でも、スキップ、バックログ、オートモード、前の選択肢に戻る(意外と使える)、文章の速さ調整など一通りあるにはあります。

セーブやロードなどの警告時に自分のコンピューターのシステム音が流れるので、オフィシャルページでダウンロードできるシステムボイスを使うと、ゲーム中でシステムボイスを使っている気分になるのでそれを含めてのこの点数です。使うのがめんどくさいとか、ネット環境にない人とか(そんな人はこのページ見てないでしょうが)は1〜2点マイナスしてもいいかもです。

絵・音楽(17)

グラフィックは悪くはない絵です。

特に一枚絵は秀逸です。まず僕はオフィシャルページで公開されているののか先輩の絵にやられました。

しかし、なぜか立ち絵は微妙にバランスが悪かったりします。

システムと言いもう少し、もう少しだけがんばってくれればいいのに。

音楽についてBGMは期待していた以上でした。

実際、あまり期待していなかったのですが、結構印象に残っている曲があります。

"ハリーアクション"という曲はあえかな?(あえかなる世界の終わりに(キャラメルBOX))とか思ってしまったりもしましたが。その曲も含めてコミカルな曲も多く、コミカルな雰囲気に合ったBGMでした。

しかしえちぃシーンに使われていた"優しさの真心"と言う曲は少し狙いすぎな感じがしたりしました。

オープニングは前述の通りでエンディングも橋本みゆきさんなのですが、印象が少し薄いです。オープニング曲はエンディング付近でBGM的に使われるのですが、そこではかなりいい曲と思えたのですが・・・。エンディングに関しては明るい終わり方をするのにまさにエンディング、みたいな曲なので。どちらも曲としていいのに雰囲気に合ってない気がしたということで。

声・演出(18)

安玖深音さんがメイン(速水伊織役)で出ています。ツンデレです。これだけじゃだめ?

ええと、他にOH9が知っていたのは諏訪ののか(黒セリフをはく先輩)役の九条信乃さんと西村小夏(元気っ子な妹)役の成瀬未亜さん、橘ミコト(なぜか敬語なクラスメイト、Notヒロイン)役の佐本二厘さんくらいでした。

萌えゲームらしい配役ですが、同じくジャンル的には萌えゲームだと思う"はぴねす!"と同じキャストが3人出ていますが(安玖深音さん=小日向すもも(妹)、成瀬未亜さん=柊杏璃(ツンデレ)、佐本二厘さん=渡良瀬準(女装している主人公の親友、Notヒロイン))、前の二人の配役を入れ替えているのは面白かったです。

佐本二厘さんのキャラクターが同じようにクリアできないのは伝統なのか

ここに書いていないキャラクターの声優さんもいい味出していました。

そして主人公のゲーム本編に出てくる唯一の男友達光一の声優さんがまたうまいんですよ。

特に減点対象はないですよ?

キャラクター・えちぃ(18)

メイン6人は上から

姉、先輩、同級生×2(+1?)、後輩×2で

上2、同じ2、下2のバランスの取れた配分(使いまわした記述のような)

萌えゲームらしく姉と妹を配置していますし、幼馴染がその称号で呼ばれるのが二人で、実質四人。

それも含めて萌えゲームゆえという点を除けばバリエーションに飛んだキャラクターです。

シナリオ(17)

シナリオはメイン2人(春菜、伊織)は13話構成、他の3人(小夏、ののか、翠)は12話、最後の一人(柊花)は外伝で3話となっています

やり始めは萌えゲーらしく日常会話は非常にリズミカルでコミカルで面白いけど、所詮萌えゲーだろ。とか思ってプレイしていた面もあるのですが、その認識は少し甘かったです。

当然、シナリオゲームや泣きゲーと言われるゲームに歯が立たないと思っていますが、萌えゲーの中ではしっかり書かれている部類ではないでしょうか。

特定のキャラクターと付き合いだすと他のキャラクターが出てこないゲームが多々ある中、このゲームはほとんどのシナリオでそんなことはなく、主人公とヒロインが壁にぶつかったとき、他のヒロインたちは時に優しく時に厳しく、主人公たちを助けてくれます。

そして、日常会話の楽しさなどは伊達ではないです。
他のあらゆるものから持ってくるネタはギリギリと本編中では言われるのですが、個人的には1歩くらいはみ出していると思います。が、それゆえわかるネタであればニヤリとしてしまうこともしばしば。(デスティニープランとか、そのまんま)

どれだけネタがわかるかであなたの知識の深さがわかるかも、です。

他にもゲームの登場人物であることをネタにするなどホントに笑いを取る場面では笑わせてくれました。

(ネタが肌に合わない人には苦痛かもですが。そういう危険性があると思う人は体験版のどちらかをやればわかると思います。)

総合評価(86)

こんにゃくをやったあとで(まだ後何週かプレイする気ですが)、シナリオゲーをやったら涙腺がやばいなぁ、ということで気軽に楽しめる萌えゲーをやったのですが、予想に反して意外と泣けるシナリオもあったり、いい意味で裏切られました。

システム面が弱いところと5キャラクタークリア後にプレイできる外伝で他のキャラクターの絡みが少なかったところ、ついでにミコトちゃんがクリアできていればもっと評価が高かったのに。さらに言うなら、初回版には橋本みゆきさんのオープニング、エンディングが入ったCDをつけるとか、ネットしてない人用にサンプルボイス用のシステムボイスを一緒に入れるとかすればよかったのに。追加シナリオとか、ファンディスクとか出そうだなあ。

おすすめ度は中の上。シナリオゲーム1本の人にはおすすめしませんが、萌えがわかる人、ほんわかとした雰囲気が好きな人、主人公が面白いゲームが好きな人にはおすすめです。

キャラクター別レビュー

クリア順で(今回は体験版をやって気に入った順です。)

諏訪ののか(CV九条信乃さん)

今のシステムボイスはこのキャラです(って、どうでもいいですね)。日記にも書いたような、ですがセリフの破壊力がすさまじかったです。黒いセリフ(「自分では何も決められない人なんて死ねばいいのに」 とか、「わたし、何度異っても聞く耳を持たない方の相手をするの、そろそろ飽きてしまいました。今すぐ目の前から消えてください。」とか、「今日はお疲れ様でした。また生きていたらお会いしましょうね。」(あっ、これはシステムボイスだ)とか)もよいのですが(M属性はなかったはずなんだが)、なんといっても主人公と付き合いだしてからのデレデレな部分がまたよいのです(「既に夢の中では所有者気取りですか」ってこれ違う)。シナリオ的にはなぜ好きになったのかが少し甘い部分があるものの、サブのキャラクターが終盤にまで絡んできてくれるので見ていて安心します。

速水伊織(CV安玖深音さん)

ツンデレと言われていますが、OH9的には嫉妬キャラの方が近い気がします。(サンプルボイスでしゃべっているセリフはツンデレそのものなのですが。)伊織の過去のトラウマを克服させようとするところまではいい感じだったのですが、終盤のあれは納得できませんでした。White Princess恒例の二股選択しちゃうんかい(←ってそっちか)。春菜のシナリオと逆のほうが今までの流れ的に正しい気がしました。

西村春菜(CV鈴田美夜子さん)

OH9のこのゲーム最良シナリオと思うヒロイン。のんびり、ほんわかだけど実は一番我を通すヒロイン。当然、主人公に会うために転校してきた系のヒロインです。このキャラクターが現れることで物語は動き出すし(伊織が主人公への思いを思い出したり)、自分の思いをストレートにぶつけてきます。でも、上にも書いたように伊織と最後のシナリオは逆にしたほうがいいと思うんですよね。Kanonの名雪風味なシナリオに近づきますが(ネタバレ?)。

西村小夏(CV成瀬未亜さん)

このキャラクター、なぜか萌えというものを理解して主人公にアタックしてきます。後、自分の役割といったものを常に考えていたりするヒロインでもあります(SO2におけるプリシス的ポジション)。そのおかげで告白のシーンとかすごいいい感じになってます。終盤の「約束するよ、秀にぃ。私はずっとずーっと、秀にぃを待ってるし、ずーっと、秀にぃに起こしてもらうのも待ってる」と言うセリフは伏線かと思ったらそのまんま伏線でしたが。

藤宮翠(CV加賀ヒカルさん)

このキャラクターは少なくともののか先輩のシナリオの後に持ってくることをおすすめします。シナリオはこのキャラクターのだけ他のキャラクターがほとんど出てきません(ののか先輩だけ?)。いえ、それほど気にならなかったのですがね。ミステリアスな無口っ子、柊花さんにはシスプリの某キャラに重ね合わせられていました。

御代柊花(CV近藤千佳さん)

ノリのよさはこのゲーム最大、な姉系キャラクター。主人公を上回り危険度の高いネタを連発します。このキャラと主人公の会話を聞いているのは楽しかったです。しかしシナリオは無理やりまとめたのか他のキャラクターがほとんど出てきません。超展開的に(全員クリア後ってことになっている)田舎に帰っているのに主人公を放置して遊びにいくヒロイン&光一たち。あなたたちは主人公のことを好きだったのでは?と思ってしまいます。

プレイ前お気に入りキャラクターボイス的お気に入りキャラクタープレイ後お気に入りキャラクター
1位西村春菜速水伊織(安玖深音さん)諏訪ののか
2位速水伊織諏訪ののか(九条信乃さん)今井秀樹(主人公)
3位諏訪ののか西村小夏(成瀬未亜さん)西村春菜
4位西村小夏橘ミコト(佐本二厘さん)速水伊織
5位今井秀樹西村春菜(鈴田美夜子さん)西村小夏
(ボイスは声優さんだけで決めてるのではないですよ?)

レビュートップへ