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なみだ橋をわたって
メーカーXuse(純米)システム情報出演声優
発売日06/07/14インストール容量0.55 GB安玖深音
レビュー日09/07/26合計プレイ時間10時間桜木ハルキ
システム14/20ディスクレス起動不可
絵・音楽16/20キャラボイス主人公以外フルボイス
声・演出16/20ボイスカット選択
キャラクター・えちぃ14/20バックグラウンド動作
シナリオ13/20スキップ性能普通
合計73/100フォント変更

短評

その場のノリだけでしゃべる主人公が面白くてしょうがなかったです。

確かに伏線未回収と言うか、なぜそうなったのかが全く分からない、

シナリオが短すぎる、立ち絵がない・・・と様々な欠点があるのですが個人的には非常に楽しめました。

ソ○マップで買い取り価格は10円だといわれましたが・・・。

内容

この世ならざるものを見ることができる主人公は、従姉妹の春留には嫌われながらも、その能力を周りに隠しおちゃらけて日々を過ごしていた。

夏休みを終え、新学期が始まろうかという時期に物語は始まる。

この世ならざるものがいつにも増している状況、何が起こっているのか。

そんな中、それを見ることが出来る主人公はどうするのか。

あれ?こんな話だったっけ?

システム(14)

最近ではかなり珍しくなったノベル形式(To Heartみたいに画面いっぱいにテキストが表示される)のアドベンチャーです。

ボイスカットが効いたりする意外と使えるシステムでした。

まぁ、これは立ち絵がないという特異なゲーム性だったからかもしれませんが。

あんまり十分ではなかった気がするのですが、使いにくかったという印象はないゲームです。

絵・音楽(16)

立ち絵がないという非常に特異なゲームとなっています。

ヒロインはまだ一枚絵で容姿がわかるのでいいですが、サブキャラは全く絵が出てこない省エネ戦法。

一枚絵は複数原画家で、雰囲気は非常に似ていましたが、微妙にクオリティに差があった気が。

一枚絵が一番少ないのがメインの春留ってどういう了見だ、って感じでしたが。

音楽はかなり良かったと思います。

主題歌が榊原ゆいさんで、ゆっくり目のいい曲でしたし、

BGMもそれなりに良かったと思います。

声・演出(16)

声優陣は非常に豪華でした。

安玖深音さんとまきいづみさん、飯田空さんがヒロインで、他にえちぃがあるのが井村屋ほのかさん。

サブキャラに(夏野こおりさんに声がそっくりな)桜木ハルキさん、金田まひるさん、一色ヒカルさん、風音さん、理多さん・・・

男性キャラにも声が付いてますし。

安玖深音さんが良かったのは言うまでもないですが、ドラマCDでの(本編ではセリフが少ない)金田まひるさんの演技がいつもとちょっとタイプが違ったので興味深かったです。

また、CG鑑賞とドラマCDでは主人公にも声が付いていたりします。

かなり良かった作品だと思います。

また、演出面でもこの世ならざるものをゆらぎで表現しているところは良かったと思います。

まぁ、立ち絵を使った演出がなかったので、そこは問題だと思いますが。

キャラクター・えちぃ(14)

春留かわいい〜!!

いやぁ〜、OH9がツンデレに萌えを感じたのは久々ではないかと。

あの告白シーンはツンデレの真骨頂ではないかと。

他のキャラも良かったのですが、エンディングを見ると・・・だったり、

サブキャラだったりと、春留(CV 安玖深音さん)以外が不遇でした。

ドラマCD中のるいはなかなかにいい扱いでしたが、本編では謎のキャラですしね。

でも、えちぃはそれぞれのヒロインに4回ずつ描かれます。

それぞれ本編中で1回、おまけえちぃが3回(1キャラは1回だけ他のキャラ分)。

後は、ドラマCDでもう1キャラである、るい(CV 金田まひるさん)のルートが描かれるのですが、

えちぃが最初の部分だけで飛ばされるので、それなら本編で入れてほしかったですね。

えちぃは本編中の1回は結構長めで、他は短めですが少しバリエーションがあります。

テキスト・シナリオ(13)

本当にノリだけでしゃべっている主人公が面白かったです。

舞人君(それ散る)とかを思い出させてくれるノリでした。

まぁ、それだけに日常シーンがもっと描かれていればよかったとは思います。

シナリオ面ではとにかく短い上に、なぜそうなったのかが主人公の視点からしか描かれないために、すごく不足感を覚えます。

春留ルート(とドラマCDのるいルート)はともかく、他のルートは完全にバッドエンド扱いと言っても過言ではないですからね。

ただ、OH9は最近の多視点からの感情の描きすぎとかが気に入っていないので、逆にこれくらい行間を読ませるものが好きかも知れません。

や、詳しく読み込む気がないだけなのかもしれないですけどね。

総合評価(73)

他のレビューサイトさんの評価を見ているとかなり評価が低く、

そのままの意味で安玖深音さんが出ていたから買ったのですが、

非常に楽しめました。

安玖深音さんラッシュだった2006年7月発売のうちの1本ですが、今やっても悪くないかもしれません。

少なくとも短いのですぐに終わるところが逆にお勧めです。

う〜ん、2006年に良作が多すぎて評価が相対的に下がっているのではないでしょうか。

人の評価が自分の評価とは直結しないといういい例でした。

これからも安玖深音さん出演作の収集を続けていこうと思わせてくれる逸品でした。


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