アニメ感想★囚われのミラーナイト★
…もう感想を書きませんと言いつつ…この前ようやく録画しておいた先週分の遊戯王を見ると…
…あまりの面白さにどうしても感想を書きたくなってしまいました。
実はまだ今週分のアニメは見てません…どうも今回の感想を書いてからではないと次のを見る気がしないので…
この後どうなったか気になって仕方ないのでこれを書き終わったら早速見てみます。
先ほど掲示板をのぞいてみたところ、あろうことか、“社長が…死…?”などと言う予想はしていたけれども、 こんなに早くなっては欲しくなかったちょっとだけイヤ〜な事実を見てしまったので、 次を早く見たいような…見るのが怖いような複雑な気持ちです。

ダーツが発動させた第二の結界『オレイカルコスデウテロス』
それによって奴は毎ターンライフを回復させ、オレたちはダイレクトアタックを封じられた。
そして奴が場に召喚したモンスター、ミラーナイト…何とその正体は魂を奪われた相棒や城之内君たちだった…
汚いぜ!!ダーツ!!

遊戯の前説では、いきなり“汚いぜ!!”
…今更何を…という感じですが、相棒を人質に取られるという、 闇遊戯にとっては最も耐えがたい卑劣な戦術に思わず口走ってしまったという怒りのオーラがダイレクトに 伝わってきていい感じです。 でもその割にやっぱり苦しむだけ苦しんで…それでも結局何も出来なくて…
社長に終始罵られっぱなしという設定が、 最高に可笑しかったです。

今回のツボは何と言っても社長の“オレとモクバ以外の人間はどうなっても構わん!”モードになりきっている、 これぞまさしく社長と言うべき自己中な戦術とセリフの数々でしょう。
無敵の盾を失ったミラーナイトたちを次々に攻撃しまくるし…自分が危なくなると遊戯の守備モンスターを勝手に盾に使うわで、 ひたすら己の信じるデュエルを貫いていましたね…そんな社長がやっぱり好きですし、見ていて清々しいです。
やっぱり社長はこうでなくちゃ…

…でも…もし人質にとられたのが…我愛する弟モクバだったら…あなた“ミラーナイトモクバ”を 攻撃できましたか…?(乃亜編の海馬VS乃亜を参照)
そう考えると、相棒を攻撃できずにいる、今の遊戯の気持ちを少しは分かってあげても良さそうなものとも思えますが…
過去を踏み台にして突き進んできた瀬人には、そんな忌まわしい過去はもうとっくに記憶の彼方に消し去ってしまっているということなんでしょうね…

さてデュエルの方は…
(今回はデュエルの内容や詳しい効果は簡単に説明することにしてみますね、すみません…)

3人のライフは 遊戯が3500P、海馬が3000P、そしてダーツは回復しまくって何と10000Pです。 ミラーナイトをズラリと並べて得意げなダーツ…無敵の盾を作り出すミラーナイトコーリングを破壊されることも、 最初から計算のうちだったようですね…

4体のミラーナイトにはそれぞれ“遊戯、城之内、舞、ペガサス”の魂を植えつけてあり、 これは、「現世での最後の再開となるであろうお前たちへのせめてもの哀れみだ〜」というようなことを言って、 いましたが、真の狙いは、このことによって遊戯たちの怒りのオーラを最大限に引き出すことらしいです。
そして“もっともがき苦しんで怒りを増幅させれば、更に闇が強くなり生贄に相応しくし上がる…”などと、まるで闇マリクのようなことを言ってました。
『そうだぁ〜もっと怒りをためろ…極上のディナーに仕上がってくれぇ…』のあのセリフですね…
過去の悪役キャラ…ペガサス…乃亜…そしてマリク…
ダーツの性格や行動、そして戦術や考え方は、時に 彼らの姿を彷彿とさせます。

まずダーツのターン。
ダーツはミラーナイト遊戯で闇遊戯に攻撃命令を下しますが…表遊戯の魂が強い意思となって、その攻撃を拒みます。
身体が…命令に反応して攻撃しようとするんですが …表遊戯は剣を持った腕が動き出すのを必死でこらえようとする…その姿にジーンときました。

そして社長のターン。
トワイライトゾーンドラゴンを召喚し、カイザーグライダーとともに、ミラーナイト舞に攻撃しようとします。
その時のギャラリーたちの反応が可笑しかったです。
杏子:「え〜っ!?」
本田:「本気か!?海馬!!」
そしてモクバまでもが…「兄サマ!!」

攻撃=4人の死…と分かっていながら躊躇いもなく攻撃しようとする社長に一同唖然…

モクバにさえ、兄サマがそんなことするなんて…な態度で見られながらも、そんなこと構っちゃいません。
「そいつらの生死など、オレの知ったことではない!オレの前に立ちふさがる者は誰であろうと粉砕するのみだ!!」
…だから…それがモクバだったらどうするんですか…?という突っ込みは取りあえず置いといて…
…いいです…それでこそ社長…脚本の吉田さん…ようやく今回社長に良いセリフ言わせてくれました。

闇遊戯がすぐ横で必死で何か言ってます。
「やめろ!!海馬!!」
言っても無駄だけど一応言ってみた…という感じでしょうか…
海馬に「これが奴の姑息な戦術であることが分からんのか!」
と言われ何も言い返せない遊戯。
しかしやはり自分には攻撃できない…と苦しげな表情を浮かべるだけ…

さて攻撃する前に社長はダーツにこう聞きます。
「聞かせてもらおうか…そいつらは消えたらどこへ行くのか…」

ダーツは…
「さぁ…消え行く魂の行方など知る由も無い…」
(やっぱりマリクのセリフパクってます。闇獏良が消えた時、遊戯にいってました。 “闇に消えた奴の行方など誰も知らない”とか何とか…アニメだけですが…)

それを聞いた社長は…
「誰も行く末を知らんなら、こちらも気兼ねす必要はない…」
…社長最高です…それでこそいつもの社長です。
でも何故最初の攻撃対象に舞を選んだんでしょうね…やっぱりいきなり遊戯、城之内を攻撃するのもちょっとどうも…という躊躇いがあったのかどうかは知りませんが、 それならペガサスでも良かったような気が…

と言う訳で社長は先ずカイザーグライダーで舞を攻撃。
無敵の盾が消滅して無防備となった舞に今度はトワイライトゾーンドラゴンで、とどめの一撃を放ちます。
舞はおしまいか…!!
…と思ったところへ、何とすぐ横にいた城之内が自らの盾を舞の前に差し出し、舞を守ったんです。
このシーンは意思を持って行動しているという感じが出ていてなかなか良かったです。
無表情のままの人形の姿となってしまった城之内が、魂の存在となってもやっぱり舞を助けたいと言う気持ちが如何に強いか伝わってきます。
それを見ていた社長は一言
「凡骨め…余計なマネを…!」
こんな状態になってまでも、互いに罵り、歯向かい合うこの二人の関係が笑いを誘いました。

さて問題の遊戯のターン。
…が、やはり遊戯は攻撃できません。
「ここにいる4人それぞれがオレにとって、かけがえの無い存在…」
海馬に何と罵られようとカードを伏せただけでターンエンド。
…そう…それでいいんだよ遊戯…そうやって知らず知らずのうちに海馬の足を引っ張っていることにも気付かずに…
ひたすら相棒への思いで攻撃できずにいるようすはやっぱり遊戯らしいな…と納得。

次のダーツのターンでは
『双弓のケンタウロス』なる永続魔法を出してきて、その効果でカイザーグライダーか城之内のどちらかを破壊しようとします。
さあ、矢が放たれるのはどっちだ!?…と言ってる間に、カイザーグライダーが破壊され、社長の胸に矢が突き刺さり、 その攻撃力分のダメージを受けてしまいます。2400P減って海馬のライフは残り600Pに…

「おのれ〜〜っ…凡骨め!」
…って…今のは城之内のせいじゃないでしょ?社長…
すっかり頭に来た社長は次のターン迷わずに城之内にターゲットの照準を合わせます。

「凡骨!貴様にもデュエリストとしてのプライドがカケラでもあるのなら、潔く逝け〜〜っ!!」
…今日の社長、やっぱり最高。潔く逝け…なんて…普通言えませんから。
トワイライトゾーンドラゴンの攻撃がミラーナイト城之内を襲う…
その時…今度はミラーナイト遊戯の盾が身代わりに…!!
やはり彼らは…今八方塞がりのこの状態の中でも、今自分たちに出来る方法で、お互いを守り合っている…そして必死にダーツに抵抗しているんですね。

次のダーツのターン。
ライフの少なくなった海馬にとどめを刺そうと更なるモンスターを召喚。
炎に包まれた攻撃力2400の強そうなドラゴンっぽいモンスターでした。
(すいません名前よく聞き取れませんでした。また間違えたら困るのであえて書きません…)

「お前の犠牲の先にこそ、新しい世界がある〜!」
とかダーツさんに言われて、攻撃表示のトワイライトゾーンドラゴンを攻撃されそうになるんですが、
だがしかし…社長は次なる防御策を用意していました。

罠カード『攻撃誘導バリア』によって、その攻撃を遊戯のビックシールドガードナーに移し変えたんです。
このカードの効果を使う前にチラっと横目で遊戯の方を見て、“いいかな…?”という 感じで伺いをたてる社長の顔と、それに対して“うん!” と目で頷く遊戯の阿吽(あうん)の呼吸が良かったです。
普段、仲が良いと何故かイヤなんですが、今回に限っては…素直にカッコいいと思えました。

遊戯のターン。
やはり攻撃できずに苦しげな表情を浮かべる闇遊戯…
その時、ミラーナイト遊戯が…闇遊戯に語りかけたんです。

「もう一人のボク…ボクたちに構わないで…キミには…もっと大きな使命が…!」
…あぁ、なんて健気なんでしょう表クンって…どんな時でもやっぱりもう一人の自分のことを一番に考えてしまうんですよね…
今この状況で、もう一人の自分がどんな気持ちになっているか表クンにはきっと痛い程に分かっているはず…
そして自分の言葉でなら、もう一人の自分の心を動かすことができるということも…

「しかし、相棒…お前を救うためにオレは…!」
そう…そうなんですよ…闇遊戯にとって一番大切なのは相棒なんですから…
ドーマを倒すことも…ガールとの約束も…自分の目的ではあるけれども、それよりももっと大きく自分を突き動かしているもの…
それは相棒を助けたいと言う思いに他ならないのですから…これは 闇遊戯には究極の決断ですよね…

と…さてさて…ここからはちょっと趣きが変わり…ラフェ−ルの登場ですよ…

ラフェ−ルってば…この前から
“オレにはまだやり残したことがある”とか言ってましたが、それってダーツさんを改心させることだったんですね。
…何だか・・・つくづくラフェ−ルっていい人…というか…薄幸な人…と思えてきてしまいます。

石板の塔にバイクで乗り込んできたダーツは、単刀直入にダーツに訴えかけます。
「もうお止め下さい!…これは無益な闘いです。我々は間違っていた・・・人は確かに誰もが心の闇を持っている・・・
しかしそれは必ず打ち破れる…今の人間達にもその可能性は残っているのです。
現に私は名も無きファラオによって心の闇から解放された…」

ラフェ−ルって…本当に素直…というか…感化されやすいというか…う〜ん…多分物凄く正義感が強くて暖かい心の持ち主なんですよねきっと…
そしてダーツに「その者たち(ミラーナイトとなった4人)とアメルダとヴァロンを解放してください」と頼むんですね。

しかし当然のことながら、ダーツがそのような話に耳を傾けるはずもなく…
“何度でもすぐに闇に囚われてしまう心の弱い人間を滅ぼし、心の闇に打ち勝つことのできる強靭な心を持った人間を創り出すことに決めたのだ〜”
ということを延々を語って聞かせていました。

それでも尚、ラフェ−ルは諦めずにダーツに訴えかけます。
「違う…それは違います…ダーツ様…私は…彼の…彼らの持つ深い思いやりの中に…それを持ちつづける強さを教えられた…私の魂はこれからも心の闇に囚われることはありません…」
う〜ん…このあたりはもろ吉田さんっぽいセリフで好きです。
本当に今回はみんなよく語ってくれました。

…しかし…しかしですよ…
次のダーツさんの言葉で…全ては変わってしまいました…
ラフェ−ルの必死の懇願も…はじめから意味のないもの…
ダーツが自ら語った出来事は… ええ〜っ!?うそでしょう!?的なお話しでした。

それでは、今明かされる…ダーツさんの手駒&生贄獲得大作戦の全貌とその真実を…

というか…簡単に言うと…
ラフェ−ル、アメルダ、そしてヴァロンがドーマの一員となったこと…それは自分を心から崇拝する強力な手駒を得るために、 全て自分が仕組んだことだった…ということなんです。
つまり、アメルダの弟がKCの兵器で命を落としたのも…
ヴァロンの育った施設を焼き払ったのも…
そしてそして…ラフェ−ルたちの乗った船が遭難しその中でラフェ−ルただ一人だけが助かったのも…
全てはダーツ自らが自分で手を下したことだったと言うんです。

アメルダの時にはダーツは何とあの剛三郎に変装してたらしいし…
ヴァロンのときには… 凄く可笑しいんですが頭からすっぼり身体を被り物で覆い隠して(まるでグ−ルズですよ!!)こっそり教会に火を放ったらしい…しかもそれを遠くから眺めてニヤリとしている姿を見てしまっては…ダーツの崇高にして偉大なイメージはここへ来てガラガラと跡形もなく崩れ去ってしまいました。 …というか、もうこの前当たりから既に崩れかけてはいましたが、まさかここまで面白い人(というより変人)だったとは…

ホント…今回ばかりはつくづく呆れました…
以前からダーツさんのその回りくどい手間暇かけた 洗脳作戦には、ちょっと呆れ気味でしたが…
もういい加減あなたの人間性をやっぱり疑わずにはいられません…と言うより、そう言うことって普通一介の子分の仕事でしょ…!?
今度という今度は…もうセコイとか姑息を通り越して…何だか情けなく思えてきてしまいましたよ?
あなた本当にそれでもドーマの総帥ですか…

そして問題はこの後…
この驚愕の事実を知ってしまったラフェ−ル…
深い深い悲しみのどん底に突き落とされ、そしてすぐに計り知れない怒りの心がラフェ−ルを捉えます…当然ですよね…
自分をこんな目に合わせた張本人が、今まで自分が崇拝していたその人本人だったんですから…

“私の弟…妹…そして両親は…”もうすでに自分を見失いかけているラフェ−ルは、 次のダーツの一言でついにキレます。
「ドーマの使命の前には…取るに足らぬこと…」

ラフェ−ルの心の中に静かに眠っていた闇の心が・・・再び激しい怒りとともに目覚めてしまったんです。
そしてそのことに伴い…一度消えたはずのオレイカルコスの結界がラフェ−ルの周りに現れてしまった…
そうなんです。あの時、ラフェ−ルは遊戯に負けたけれども、闇の心を全て消し去ったことで結界は消えたように見えた…
けれどそれは消えたのではなく、心の奥深くに封じ込められていたに過ぎなかったんですね…

“一度現れたオレイカルコスの結界が消えることは決してない”
…そうダーツは言っていましたが、
ラフェ−ルは一度消し去った心の闇の扉を、また自らの意思で開けてしまったんですね…
そしてそれは全てダーツの思惑通り…

ラフェ−ルは悲痛な… 叫び声とも唸り声ともつかない絶叫の中で結界に魂を封印されてしまい、そのままバタリと倒れました。
何だかとっても壮絶な場面でした。怖…かったです…
それと同時に可愛そうでしたね…
結果的にラフェ−ルは最後まで激しい怒りの心に支配されたままだったということになるんですから…

でもでも…魂の抜け殻のラフェ−ルに駆け寄る遊戯の目が…
“貴様…せっかくオレが命がけで救ってやったのに…自分から勝手に封印されやがって…一体何やってんだ…!”
…と言っているように見えてしまったのは私だけでしょうか…

次回はオレイカルコス第三の結界『オレイカルコストリトス』が発動されるらしいですよ…
というかもうされてるんですが…
そして社長の死に様も… かなり期待してしまいます。
では私も後ほど続きを見てみます。
感想は…また来週UPしますね…



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