アニメ感想★攻撃力∞蛇神ゲー★
何故オレが三千年の時を超え、この世界に蘇ったのか… それはダーツ!お前を倒し、世界の未来を変えるためだ!!
名もなきカードにより封印を解かれし伝説の騎士たちよ!今こそダーツにとどめを!!
何!?蛇神ゲー!!…攻撃力無限大だと!?

前回ダーツが、これこそ我最強のしもべ〜!!などと言って召喚した蛇神ゲー。
今回のタイトルになっていたくらいなので、このヘビモンスターに相当苦しめられ、 おそらく今回は倒すことが出来ないのではと思っていたのですが、何とたった1ターンで あっさりと倒されてしまいました。
これはかなり拍子抜けと言わざるを得ないでしょう…
というか、あのままデュエルを続けていたらダーツのデッキはおそらくあと1、2ターンでなくなって デッキ切れで敗北していたことは必然なので、そんなマヌケな負け方をすることだけは避けたかったことでしょう。
と言う訳で、予想通り伝説の三騎士にあっさりやられてしまったことは素直に納得することにします。

それにしてもダーツはこのデュエルで次から次と”これぞ切り札”とも言うべき強力モンスターを召喚してきたにも関わらず、 そのどれもが結局、大した活躍も見せずに破壊されてしまっていたように思えます。
それはモンスターを操るというよりは、ただ強大な力を持つモンスターの能力に頼り、自分自身の守りを固めているようにも見えました。
倒されても倒されても更なる強力なモンスターを用意し鉄壁の守りを怠らない…
ダーツの最も強力な武器は、やはり相手の心をを思うがままに陥れる洗脳術であり、それが失敗に終わった時、 ダーツのデュエルの敗北も決まったと言えるでしょう。
何だか今回は、今まででダーツさんが最も情けなく思えてしまったのは私だけでしょうか…

最強のしもべ蛇神ゲーがやられて敗北が決まった時、こぶしを握り悔しそうに“クッ…”と顔を歪めるダーツのリアクションが あまりに普通過ぎて、一瞬ダーツがドーマ編の悪役ボスキャラであることを忘れてしまいそうになりました。
それにしてもダーツが敗北した時、オレイカルコスの結界が現れてダーツの魂を封印したら面白かったのになどと考えてみたり…
いえ…結局ダーツは自らの意思で生贄となりオレイカルコスの神を復活させたのですから、 結果的には同じ事なのかも知れませんが、石板に封印されたダーツさんって言うのも見てみたかったような気が…
というより、もしそうなったら誰がオレイカルコスの神を復活させるんでしょうか…

今、ふと思ったのですが、“石板に封印された人々を解放するためにはダーツを倒すしかない”んでしたよね…
遊戯はダーツを倒したのですが…かえってきたのは表遊戯と海馬と城之内の魂だけ…それも伝説の三騎士の力によるものらしいですから…
しかもそのことに誰一人ツッコミを入れなかったことも意外でした…みんなもう既に、悪役ボスキャラのやり方を良くわきまえているということでしょうか…

今回は序盤でゲーが倒されてしまったために、その後の場面は次々と変わり、全体的に騒然としていました。
テンポが速すぎて…というか無理やりそういう状況に持って行ったと言うか…
お話が次第に吉田さんお得意のファンタジー化していって、まともなデュエルが見られなくなってしまいそいうなのがちょっと嫌です。
そうならないことを祈りつつ、早速お話の方へ…

前回、遊戯にとどめを刺すためにマジシャンガールに向けて放たれた蛇神ゲーの攻撃…
その時!!遊戯はやはり予想通り伝説の三騎士の効果を発動させました。
すかさずヘルモスが前に進み出て、ガールを守ります。
その特殊効果とは≪墓地に眠るモンスターの能力を吸収してその能力を得る。エルフの剣士の効果により、1900以上の攻撃力を無効化する≫
というもの。

「我ら三騎士、この命にかけてマスターを守り抜く!」とか言われて 『クッ…!!』と拳を握り締め悔しがるダーツ。(ちなみにこのポーズは敗北した時にもやります)
何だかイメージがかなり変わってきていませんかダーツさん…もはやドーマの総帥としての偉大で崇高な姿は何処にも見て取れないような気がするのですが…

そして次のターン。
遊戯はついにダーツを倒し、このデュエルに決着をつけるべき切り札をドローします。
やはり遊戯の引きの良さは不滅のようです…

「相棒…城之内クン…海馬…舞…ラフェ−ル…みんな…! …みんなの思いが今一つになる…」
そう心の中で呟くと遊戯はまずクリティウスとヘルモスでゲーを攻撃!二人はゲーの頭に剣を突き刺します。

ダーツ:「無駄なことを…!無限の攻撃力を上回る力などあるはずがない!」
闇遊戯:「ダーツ!お前が心の闇の無限を信じるなら…オレたちの絆の力もまた無限!!」
遊戯は罠カード『攻撃誘導バリア』≪モンスターの攻撃を別のモンスターに移しかえる≫
をクリティウスと融合させ、その攻撃をヘルモスへと向かわせます。

ここでのダーツのリアクション「何!?」って凄く変な顔してました。
あ、でもこれは井上さんの作画のせいかも知れませんが…

そしてヘルモスは、≪デッキから3体のモンスターを吸収し、受けた攻撃力を3倍にして跳ね返す≫
という 特殊能力により、受けた攻撃を再びクリティウスに向かわせる…
だがクリティウスの攻撃誘導バリアの効果により、 攻撃は再びヘルモスへ…
…という具合にヘルモスとクリティウスの間に攻撃力の無限ループを作り出します。

ここでのダーツさんは…「まさか!!」って…物凄くマヌケなお顔…今までこんなダーツさんのこのような顔は 見た事がありません…井上さん、わざとですか…

さて、最後の仕上げはやはりティマイオスです。
ティマイオスは≪他のモンスターと合体し新たなモンスターとなる≫
という能力により クリティウスとヘルモスと合体!

はい、ダーツさん、今度は「何だとぉ!?」…完全にあっけにとられてます…

遊戯:「見ておけ、ダーツ!!絆の力が闇を打ち砕く瞬間を!!」
ティマイオスは、剣に宿った無限の力で蛇神ゲーに一撃を与えると、ゲーは炎に包まれあっけなく破壊されてしまいました。

★『バカな…!この私が…!!」…未だ現実を直視できていないかのようなあちがちな発言…

遊戯:「デュエルはオレの勝ちだ!!みんなの魂を解放しろ!!」

あ〜あ、ダーツさん、本当に負けちゃったんですよね…
最後のお言葉は「うっ…」…でした。
そして例のごとく、拳を握り締め顔を歪めて、凄く悔しそうな顔をしている様子は可愛そうになるくらいでした…
ダーツさんの百面相が面白すぎて…デュエルの行方よりも、そちらの方に神経が行ってしまうという珍しい感覚を味わいました…

結局ガールは別段何の活躍も見せなかったですし、お師匠サマの登場もなく…
勝利の余韻に酔いしれる間もなく 場面は再び急展開を迎えます。

ダーツの敗北が決まると…地響きが起こり、空間からいきなり恐ろしい竜が現れ、 何とダーツを瞬時に“丸呑み”にして再び空間に姿を消す…後には…空間に出来た渦だけが残っていました。
それと同時に、石板の塔から天に向かって緑色の光が伸び、空には暗雲が立ち込め世界中を覆う…
そしてこの時、伝説の騎士と入れ替わるようにして、遊戯、城之内、海馬の魂も元の肉体に戻ってきました。

さて、ここからはしばらくの間、それぞれの思いを秘めた感動の再会シーンが続きます。
闇遊戯の手の中に戻ってきた“シャボン”のようなもの…闇遊戯がそっと目を閉じるとそのもう一つの魂は、スッとパズルの中に消えていきました。
現在ヘリの中に横たわっている城之内の魂も…
そして社長の魂も…ふと目を覚まし、横にモクバが横たわっていることに気がつき焦る社長。
「しっかりしろ!モクバ!!」
ようやく意識が戻ったモクバも
「兄サマ!!」
と泣いて兄にすがりついてました…可愛すぎです。

続いて本田と杏子も目を覚ます…
杏子はすぐに、一人立ちすくむ遊戯の後姿を目にします。
例え後姿であっても…杏子の目にはそれがどちらの遊戯なのか無意識のうちに分かっていたようです。
そっと近づき、恐る恐る声をかける杏子…
「遊戯……遊戯なの…!?」

ゆっくりと振り向いたその顔は…表クン!!
少し微笑んだような、でも凛々しい顔でした。(井上さんの表クンだけはとってもいい感じです)
やった〜!やっと戻ってきたんだね〜!!(これは杏子ではなく私の言葉です) …と言う感じで、素直に嬉しかったです…
魂を封印されてから数ヶ月間、表クンなしの闇遊戯を見ているのは辛かったですから…

「遊戯…遊戯!!…本当に戻ってきたのね…」
と言って泣きながら遊戯に抱きつく杏子…といってもちゃんと立ち膝の姿勢をとってるところが、さすが心得ていると言う感じですが、
当の表クンは照れながら

「く、苦しいよ…杏子…」
と言っていましたが、首にきつく巻きつけられた杏子の腕を見る限り、 本当に苦しそうにもがいているように描かれていたところが笑えました。

そこへようやく、ヘリから皆のいる石板の部屋を探し当て辿りついたと思われる城之内も合流。
「城之内!!」と喜びの声を上げる本田を無視して真っ直ぐに遊戯のいる方へ駆けて行く城之内…ちょっと酷すぎ…
城之内のことを我が身のことのように案じ続けていたのは、心優しい本田クンなのに!!
可愛そうな本田クンは、仕方なく遊戯や杏子のいる方へ向かい、そこでようやく4人は再会の喜びに浸ったのでした…

そんな中で…遊戯の心の中でも、闇遊戯、表遊戯二つの心が出会うことができました。
闇遊戯:「相棒…やっと会えたな…!」
表遊戯:「もう一人のボク!!」
…う〜ん…とても良かったです。こうやって二つの心が会話するシーン…
久しぶりに見ると新鮮です。

さて再び物凄い地響きが起こり、神殿の外に出た皆は、そこで、海中から何かが浮上してくるのを目にします。
何とそれは紛れもなく『アトランティス』…
思わず、PKの『闇くらましの城』または、モンスタークエストの『暗黒浮遊城』を思い出してしまいました。
さすが吉田さんの考えそうなことです。そしてストーリーの方も、このあたりから、ファンタジー色が色濃くなってくる様相を見せます。

突然の異変に、皆はオレイカルコスの神がまだ生きている…オレイカルコスの神を倒さない限り、 みんなの魂は戻らない…
決着をつけるためには空中に浮かぶ『アトランティス』に行くしかないことを悟ります。
しかもこの異変の影響により、津波が沿岸の都市を直撃するそうで、そのタイムリミットは1時間…

それを聞くと社長は
「お前たちはここで待っていろ!…ダーツにとどめを刺さぬ限り、オレの怒りはおさまらん!」
と言って、クルリと背を向け、一人スタスタとその場を立ち去ろうとします。
何だか今日の社長、怒りまくってます…
(乃亜編に引き続き)またまた不覚にも遊戯に助けられたことをそんなに気にしてるんでしょうか…

すると今度は城之内がそれを追う…
「待て!海馬!!…誰がお前一人に行かせるかよ!!」
“誰がお前なんかに任せられるか!さっきだってダーツにやられてシャボンの中に閉じ込められてたくせによ… 信用できねーんだよ!”と言っているように聞こえました…

それに対してすかさず社長は
「凡骨の助けなど未来永劫借りることはない!」
そんな二人の会話を聞き、困ったような顔をする遊戯…
と言うより、久しぶりに相変わらずの海馬と城之内のジャレ合いを目にして、しみじみ元に戻ってきたことを実感してしているようにも見えました。

すると今度は杏子が遊戯を呼びとめます。
表遊戯は杏子を気遣いこう言います。
「ちょっと待って…今、もう一人のボクに替わるから…」
でも杏子は…
「あ、いいの…今のままの遊戯で… 遊戯必ず戻ってきて…もう一人の遊戯にもそう伝えて…」
何だか似たようなセリフ…かなり以前原作でも聞いたような…
でも、アニメのシーンではわりとさらりと…と言うか淡々と流されてしまってたんですよね…

この場合、杏子の心理としてはどのような感情が働いたのでしょうか…
おそらく自分を気遣っている遊戯を更に気遣っている…
または、誰よりも大切な仲間としての遊戯に伝えたかった言葉…そういう意味合いが込められた言動だったのかも知れません。
いずれにしても、あえてこのようなセリフを遊戯に言わせるのだったら、もう少しお互いの感情の動きが溢れるようなシーンにしてもらいたかったなと少し思ってしまいました。
遊戯は杏子の言葉に、一言「うん!」とだけ言い、すぐに海馬と城之内の後を追いました。

その時、神殿の中に足を踏み入れた遊戯の千年パズルが何かに反応して光を放ちます。
その輝きに何かを感じ取った遊戯は、ダーツがいつもオレイカルコスの神に祈りを捧げていた部屋に立ち入ると…
三体の竜の口の中に…ありました!ありました!!神のカードオベリスク、オシリス、ラーが!!

闇遊戯:「やっとオレたちのもとに…だが、このカードに秘められた力は奪われてしまっている…」
表遊戯:「でもこのカードはきっとボクたちの支えになってくれるはず…」
思えばドーマ編の第一話目に、じいちゃんのドジのせいで……確かあの時は、神のカードを遊戯に借りて磨いたり眺め回しているときに三銃士たちににカードを奪われてしまったんでしたよね…
それを思うと“やっとオレたちのもとに…”という言葉が一層しみじみと感じられます。

再び石板の部屋に戻ってみると、何と石板に浮かび上がっていた人々の姿が全て消えている…
時既に遅し…やはりみんな生贄にされてしまったようです。
その後、遊戯は海馬と城之内にクリティウスとヘルモスのカードをそっと差し出します。
一瞬驚いた表情を見せる二人。

城之内:「こいつがあれば勇気百倍だぜ!!」
(うん、うん、素直な反応…)
海馬:「フン!…これはもともとオレのものだ!!」
(…って、偉っらそ〜に…それが人から何かを受け取る時の態度ですか?社長…
しかし…返してもらって当然って感じのところがやっぱり素敵です。)
その時の表クンの表情がまた
『うん、分かってるよ海馬クン…どうせキミに感謝されようなんて思ってないから… 全く、いつも通りの海馬クンで安心したよ…』と言っているように微笑んでいたところが良かったです。

そんな和やかな雰囲気を打ち破るかのように、突然響く無気味な笑い声。
いきなりホログラムのダーツの顔だけが現れ…
「フフフ…ハハハ…さあ、来るがいい!!選ばれしデュエリスト共よ!!」
…と不気味〜に、アトランティスへと誘います。
3人は早速例の、ダーツが消えた空間にできたアトランティスへと続いているであろう通路へと足を進めました。

すると瞬時に暗黒浮遊城…じゃなかった…“アトランティス”に無事到着!!
ここで表クンは闇遊戯とチェンジです。

ここでも再びダーツの顔だけのホログラムが語りかけます。
それによると、オレイカルコスの神はもう既に復活したそうで、選ばれしデュエリストの魂がなかったために完全が形ではないが、 足りないぶんは何と自らの魂を生贄に捧げて補ったそう…凄すぎです…

見ると、海にできた激しい渦の中から、巨大な竜が姿を現わす…
しかもその竜の頭の部分には既に生贄となったダーツの姿が下半身を埋め込まれる格好で存在しているんです。
紫色の身体…もうそれは人間の姿ではありませんでした…あの美しいダーツさんの成れの果て…
なんだか、シナトに姿を変えた乃亜の姿も衝撃的だったんですが、今回のダーツさんの変わり果てたお姿にも、訳もなく悲しさ、虚しさのようなものを感じてしまいました…

そのようなダーツの姿を見て、本日怒りまくりの社長の悪態はとどまることを知りません。
「それが貴様の成れの果てか!!その醜悪な姿、このオレが直々に引導を渡してくれる!!」
張り切ってます…

オレイカルコスの神が“ガー”っと大口を開けただけで巻き起こる風圧に圧倒される3人。
“最初から飛ばさないとやられる”というわけで、本当に最初からありったけのモンスターをズラリと召喚してましたね。
それはもう既に普通のデュエルであるはずがなく、モンスターとモンスターとの闘い…

遊戯〜『ブラマジ・デーモンの召喚・クリボー』
城之内〜『炎の剣士・サイコショッカー・レッドアイズ』
海馬〜『アルティメットドラゴン・ガジェット・ソルジャー・ブラッド・ヴォルス』
そして名もなき竜と『レジェンドオブハート』の効果により三騎士を召喚。

これら全てのモンスターたちが一斉にオレイカルコスの神に襲いかかります。
そしてとどめはクリボー増殖をティマイオスの剣に吸収させ強力な一撃を与えます。
物凄い光とエネルギーが放出される…
思わず『やったぜ!!』と叫ぶ……

…しかし、そこから姿を現わしたのは、完全な姿のままの竜…
驚く間もなく、今度はオレイカルコスの神の反撃。
その威力の何と凄まじいこと…遊戯が何とかティマイオスとビックシールドガードナーとの効果によりシールドを作り出しましたが、 遊戯、海馬、城之内、そして三騎士以外の全てのモンスターは消滅…
そしてその次の瞬間、天にはいつか見た謎のオーロラが……
“この輝きは!!”というところで今回はおしまいです。

次回は皆様ご存知の通り、いよいよ神のカード召喚らしいですね…
私としては高橋さんの作画で神々の闘いを見られることが凄く楽しみです。
…やっとこれで昨日のアニメも見られそうです…ドーマ編最終回までには 何とか追いつかなくては…



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