★アニメ感想★復讐のアメルダ・大空中決闘★
ヴァロンにデュエルを挑んだレベッカと御伽だったが、未知の能力を秘めたアーマーデッキの前に一蹴されてしまう…
奴は城之内君を狙っているのか…?
その頃海馬は、フロリダの博物館へと専用機で向かっていたのだが、空にはまたオーロラが輝き出し、行く手には暗雲が立ち込め始めていた…

2週間ぶりのアニメ…前回のヴァロンVS御伽&レベッカのデュエルはもう随分前のことのように感じていたんですが、 実は一つ前のお話だったんですよね…この前説のお蔭で飛んでしまっていた記憶がようやく蘇りました…

今回はいよいよ待ちに待った社長VSアメルダのデュエル!!…と言う訳で凄く期待してたんですが、 今回はデュエルの攻防よりも、むしろアメルダが見せる幻影に翻弄される社長のリアクションが最大の見所だったようです…
しかし残念なことに…脚本がいまいちでした…(鈴木やすゆきさん、すいません…)
このところずっと吉田伸さんのくどくて深くて、どこまでもしゃべり続ける興味深いキャラの台詞に慣れきっていたためか、 今回の台詞とのギャップが大きすぎてどうしても物足りなさは否めませんでした…でもそう感じたのは私だけかもしれませんが…
と言う訳で、今回最もここち良く耳に響いてきたのは、キャラの会話よりも時折流れる素晴らしいサントラミュージックの方だったような気がします…
あ、その代わり作画はかなり良かったです…小林一幸さん…今まであまり好きではなかったんですが、今回久々の登場で以前よりだいぶ絵の感じが変わってきました… …前置きはこれくらいにして、では早速お話の内容の方へ…

最初の場面は…遊戯&杏子…
「わぁ…冷たくて気持ちいい…」
冷たい川の水流れの中に、疲れた素足を入れて冷やす杏子。
「大丈夫か…?」とそのすぐ横で闇遊戯が…
「平気、平気!…少し冷やせば痛みも取れる…痛っ…!」
「無理するなよ…しばらく休んでいこう…」
(この時遊戯の左手にはデッキが握られていました…その間にデッキのチェックでもしてたんでしょうか?… でも、右手にはハンカチのようなもを持っていたんですよね…)
「ごめんね。遊戯…急がなきゃいけないのに…」
「気にするなよ…城之内君たちも、もう近くまで来ているはずさ…」
不自然なくらい型にはまった闇遊戯の台詞が全然似合っていなかったことは別にしても…取りあえずちゃんと杏子のことを気にかけられるくらいに 闇遊戯は自分を取り戻した…ということなんでしょうか…

そしてその城之内たちと言えば…相変わらず線路のレールの上をどこまでも歩き続けていたんですが、 目の前に突然現れた蛇にビビってそれ以上進めずに互いに相手を先に行かせようとしたりして…
「長くてニョロニョロしているものは苦手〜」という本田の台詞には思わず納得。
確か王国でも熟睡中に落っこちてきた木のツルを蛇と間違えて「ギャアアアアア…」とか言ってた人ですから…
本田君曰く、「オレはヘビとか爬虫類とか、表面がツルっとしたもんが大嫌いなんだぁぁ」と言っていた言葉が今更ながら思い出されました…

さて、専用機でフロリダに向かう海馬&モクバ。
窓の外には依然、不思議なオーロラが…そして突然の機体の異変。
『何事だ!機長!応答しろ!』と、いらつき気味の社長が操縦席に辿り着いたときには もう既にアメルダは自動操縦に切り替え姿を消した後だった…
「どうした海馬…何を慌てている…?」
姿を見せぬまま、海馬に自分を捜させようとするアメルダも可笑しかったですが、 声を聞いただけですぐに相手がアメルダだって分かっちゃう社長も凄い!たった一度デュエルしただけなのにね…

モクバ:「やめろ!アメルダ!…お前と兄サマが闘うなんて、絶対に間違ってる!」
アメルダ:「これは復讐だと言ったはずだ…」
モクバ:「アメルダ!」
社長:「フン!貴様がどんな思いを託そうと、デュエルは冷徹に勝者を選ぶだけだ…そう…強い者だけをな!」
モクバ:「兄サマ、お願い…止めてくれ!」
社長:「受けてやろう!このデュエル!」
アメルダ:「そう来なくちゃな…お前の魂をミルコの墓標に掲げてやる!」
う〜ん、やっぱり何かもの足りない…
モクバにもっと何か言って欲しかったですよね…せめて二人が闘ってはいけない理由とか…
まあ、今の二人には何を言っても無駄なことは分かってるんですが…
モクバの言葉にちょっとだけでも心を動かされる瀬人やアメルダっていうのも見てみたかったので…

と言う訳で、珍しくあっさりした前置きの後、いよいよデュエル開始です。
アメルダの「科学特殊兵」を海馬が「Xヘッドキャノン」であっさり破壊。
さらに次のターンアメルダが召喚した「魔界の機械兵」を海馬は次のターン召喚した「Y−ドラゴン・ヘッド」で破壊。
さらに「X−ヘッドキャノン」でダイレクト!これによりアメルダのライフはあっという間に2200Pになってしまいます。
それにしてもいきなりXとYとは引きが良すぎですよね…それに輪をかけてアメルダも弱すぎ… というかアメルダ真面目にやってるんでしょうか?
いくらあとに必殺の切り札を隠してるからって…これじゃ無駄にライフを削られすぎです…
後で負けそうになってから、こんなあからさまな戦術をとったことを後悔するんでしょうね…きっと…

そして次のターンでアメルダはついにあのカードを引くんです…
海馬が「まさか!貴様!…あのカードを引いたのか!?」と思わず焦ってしまうあのカードを…!
『オレイカルコスの結界』…
その瞬間「下がれ!モクバっ!!」という社長の言葉が凄く良かったです。(今回一番良かった…というか気の効いたセリフだったのがコレ…)
今まで結界が発動された時に、他の仲間に警戒を促した人はいませんでしたからね…多分…
社長は違うんです。 いつでもどんな時でもモクバのことが第一なんですから…そういう社長が何とも言えず好きなんですよね…
(それにしても、オレイカルコスの結界のサントラ、何度聞いてもいいです…欲しくなりました… 本気で買っちゃおうかなと考え中…)

オレイカルコスの結界の発動によって、何故か結界が機体の上に現れます。そう機体の上のデュエルなんです。
列車の上でっていうのもかなり無理があるとは思っていましたが、まさか機体の上でデュエルを始めようとは…
更に結界をドーム状のシールドが覆い、その中に何時の間にか漆黒の闇が広がって行く…
思わずペガサスの闇のゲームを思い浮かべてしまいました。
「漆黒に染まりしこのカードは暗黒の魂を呼び覚ます…見せてやるよ…お前にも… ボクと弟が見た地獄をね…」…とアメルダ。

そして次の瞬間、海馬は幻影を見せられることになるんですよね…
それは、過去にアメルダが経験した戦場…
社長曰く『ちゃちなオカルトの幻影には騙されんぞ〜〜』とか言いながらも、この人、こういうのに意外と弱いということはすでに乃亜編で実証済みです。

そこでモクバとそっくりな孤児“ユアン”に出会い、悲惨な戦場の情景を目の当たりにします。
次々に見せられる幻影に一々『分かっている…これが幻影だということも…』と 必死で言い訳してみたり…揺さぶりをかけられていることを自覚しつつも、 ユアンがチェスに誘うと、つい一緒になってやってしまったり…
何せ、相手がモクバにそっくりなので断りきれないんです。挙句の果てに施設にいた頃、モクバと二人のチェスの情景が脳裏によぎったりして、 もうアメルダの思う壺にすっぽりとはまって行く社長をみているのは楽しすぎました…

『アメルダ!貴様…これ以上オレに何を…?』
『こんなものはまやかしだ…オレは信じんぞ…アメルダ!早く終わらせろ!この三文芝居を…!』
(でなければオレは…オレは…オレはこういうシーンには弱いんだ〜〜っ!)
と言う訳で、いよいよ社長の反撃開始です。

実はその前のターンでアメルダがKC1クレイトン(KC製の戦車なんです)を召喚して、 罠カード「戦車部隊」によって3体の戦車トークン(1体のトークンにつきKCクレイトンの攻撃力500Pアップ) を出しYドラゴンヘッドを攻撃していたそうなんですが…
海馬に見せた幻影の中でどさくさに紛れて攻撃していたようです…

対する社長もXYZ−ドラゴンキャノンでKC1クレイトンに攻撃し、アメルダのライフは1400に…
そして、この瞬間に幻影が消滅し現実に引き戻される海馬。

アメルダはまた今回も思い込みの激しい持論を延々と展開させていました…
「…それでもボクは祈ったよ…あの戦場で…この世から永久に武器がなくなることを…
戦争のない平和な世界が実現することを…でもそんなことは無理なんだ…海馬剛三郎のような人間は世界中にどこにでもいる… 今までも…そしてこれからもね!
武器は無くならない…人間は戦争を止めない…だったら、そんな世界は無くしてしまえばいい… そして戦争のない世界をゼロから創り直せばいいんだ!!
…そしてある時ボクは気付いたのさ…いや…気付かされたんだ…ドーマによってね! そのためにもお前の魂が必要なのさ!」

今までラフェ−ルやヴァロンの…相手の魂を奪う理由を色々と聞いてきましたが、どうしてもこのアメルダの言ってることって説得力無さ過ぎのような気がしますよね…
海馬剛三郎への憎しみが何時の間にか瀬人に対する憎しみにすりかわってしまっていることも変だし…
…戦争のない平和な世界の実現…それが何故海馬の魂を奪うことに繋がるのか…
アメルダを洗脳した張本人のダーツさんが悪いのか、それとも今回の脚本のせいなのか…
何だかとても聞いていて疲れるお話だったような…

それより今はモクバが大変なんです!(正確には社長もアメルダもなんですが)
オレイカルコスの結界が発動したことによって、自動操縦が解除されてしまい、現在機体はコントロールを 失ってしまっているんですよね…必死で管制塔に連絡を取ろうとしたり、操縦桿を握るモクバの姿が今回一番まともな人に見えたことは言うまでもありません。
やっぱり遊戯王アニメのキャラの中で一番普通のキャラだと思う。モクバって…
機体は傾き、目前に聳え立つ、切り立った岩山に激突寸前の危機が迫っている。 なのにアメルダったら…まだゲームは終わっていない!とか言ってますし…
何やら次のターン海馬を倒す切り札を出すそうです。

次回は久しぶりの1時間スペシャル!!

…嬉しいんだけれど、どうせならお休みの週を無くして、 普通に30分づつやってもらいたいです…感想が…感想が…30分だけでも大変なのに…またパニックになりそう…(汗)


Home

アニメ感想目次