WJ感想☆遊闘309☆闇の波紋
ページを開くと、いきなり千年パズルを石盤にはめ込むバクラの姿が…!
「これで千年宝物が二つか…」
バクラが千年リングを身につけずに石盤にきちんと納めてしまっていたことも以外でしたが、それよりやはり こんなにあっさりバクラの手に千年パズルが渡ってしまったことが未だに信じらない気持ち。
バクラはもうファラオ亡きことを確信しているようですね…
もうかれこれ3週間ファラオの姿を見ていないわけで…まさかこれからのファラオの記憶編、このままセトがメインで暴走しまくる 展開が続いてゆくんでしょうか?
「ファラオ亡き王宮の崩壊は時間の問題…」
着実に目的遂行のための準備を整えてゆくバクラ。あとはアクナディンの千年眼に封印されたバクラの邪念がそれを実行に移して行くというわけですね…

そして場面は久しぶりに王宮内の様子に変わります。
いきなり、ドン☆…崩れ落ちた王宮の壁や柱の絵が…!
バクラと繰り広げられた壮絶な闘いの痛手がいかに大きかったかを感じさせます。

でも一番驚いたのは、ファラオの行方がわからなくなった時点で、残った神官たちがあのままのこのこと王宮に帰ってきてしまっていたということ!
ファラオの身に何が起こったのかを知っているのは、神官の中ではシャダのみ。
そして、そのシャダの行方も知れず…そういう状況で、どうしてファラオが見つからないまま揃いも揃って王宮に戻ることができるんでしょうか。
本当にあの場で、もっと良く捜す努力をしたのか思わず疑いたくなってしまうのは私だけでしょうか…?

「ええい!ナイルを干上がらせても探し出せ!!」…セトの相変わらずのセリフには思わず爆笑せずにはいられませんでしたが…
…だから…そうやって命令してないで自分でも捜しに行ったらどうなんでしょう!?
「ファラオは必ずや生きておられる!!同時に王国の平和を願う揺るぎなき信念は健在だ!今はファラオの帰還を信じて待つのだ!!」
…その揺るぎ無い信念はいったいどこからくるものなのか…信じて待ってるだけじゃ、ダメだよ〜
セトのセリフはある意味カッコ良くも思えましたが、それが本気で言ってるもかタテマエなのか微妙にわからないところに、白々しさを感じてしまいます。

ファラオなき玉座…それを横目でチラリと見るアクナディン…
「願い…信念…それだけでは国は守れぬ…力が必要なのだ!セトよ…」
ここでアクナディンは千年眼に願ったたった一つの願いを思ったのでしょうね…
そう言えば今回のアクナディンは、以前バクラに襲われてからようやく回復し、はじめてもとのアクナディンの姿に戻ったように見えました。
もちろんそれは、表のアクナディン。今の時点ではもう一つの人格は封印されてる状態なんでしょうね。

ここで久々に登場したアイシスが千年タウクによって未来を予見していましたが、見えたものはファラオの行方ではなく、 二つ、三つと重なり合う波紋がやがて大きなうねりとなって災いをもたらすであろうという国の未来。
そして、災いを収めるものの存在…
それって、やはりあのヒトのことですよね…あの白き龍を宿すあの方…
アクナディンはセトのことだって言ってましたが…

…あれから、もうかなり長い時間が経過していたように思いましたが、実はほんの四日間ほど
それにしても王宮内の病棟ってとっても簡素なんですねぇ…
手厚い看病を受けていたにしては鉄格子とかの造りはまるで牢獄のような印象です。
目覚めた白き龍の彼女…かっかわいい〜です…可憐で…ちょっと目がモクバに似てるような気もします。
セトによって助けられたことを聞き、『神官…セト様…』と頬を染めてるように見えましたが…このことによって彼女はセトに特別な感情を抱くように なることは十分考えられるのではないでしょうか。

街の魔物狩りで探し当てた白き龍を宿す女の精霊を見極めるために、セトはアクナディンと共に地下囚人棟に向かいます…
このあたりはもう完全に親子の会話でした…アクナディンは、次代の指導者、新たなる王になるのはお前だ!!という意識をセトに植え付けていましたが、 この場面では、もうすっかりセトの囚人魔物抽出作戦を認め・・・いやむしろ推奨しているように見えました。
言っていることとやってることが違う…これもやはり千年眼の持つ力に操られてのことなのでしょうね。

アクナディンの”闇に魂を売ろうとも国を守るためには力が必要”という考え方は息子であるセトにもしかり受け継がれていると感じます。
やはり親子ですね…ずっと以前、石版の神殿でのアクナディンとセトの会話を思い出しました。
町で捕えた囚人を実験材料とすることもいとわないセトに対して、『お前は、私と同じ誤ちを犯そうとしている』 と、うな垂れたあの時のアクナディンの言葉の意味が今ようやくわかりました。

アクナディンは自分の中にある二つの心の声に苦しんでいるんでしょうね。
正しきことは分かっていても、千年眼に宿るもう一つの邪悪な念が発する声をどうしても打ち消すことができない。
その葛藤に苦しむアクナディンの心の動きが、最近のストーリーでよく分かってきた気がします。

王権崩壊の危機から国を救いたいという気持ちは本物なのでしょうが、そのためには手段を選ばず非道な行為にも手を染めなければならない…
神に等しいファラオの存在と権威を守るために…
決してファラオにはなれない、いつも二番目の立場に甘んじなければならない。これが この親子に課せられた運命なんでしょうね…

さて、ファラオでさえその存在を知らないという場所、地下囚人棟に二人を案内するのが、現世では海馬邸執事とそっくりの、というかそのまんまのゲべルクというセト専属の召使い…
あの執事が古代編にまで登場するほどメジャーキャラだったとは…
拷問が代名詞のこの人にはあまりにも似合いすぎのキャラ設定です。
更にその仕事は囚人達に宿る「魔物」がどの様にすれば更に強大な「魔物」となるのかを様々な方法によって探りあてることだった…らしい。

しかも、その方法は醜悪な怨念がたち込める部屋での拷問まがいの実験によるもの。
闘技場で闘う囚人同士…
もろセトが喜びそうな方法をちゃんとわきまえてるゲベルクもさすがですが、その様子を見て『凄い!!』と ご満悦の表情を見せるセトもなかなかなものです…感情がすぐ顔に出てしまうところは現世の瀬人そのものという感じ。

実験によってゲベルクの出した「魔物」を強化する方法とは、その者の生への執着心を最大限に引き出すこと。
「闘えぇ!殺せぇ!!強くなれええええ」
思わずDEATH−Tを思い出してしまいます。

そこに連れて来られた白き龍を宿す彼女ですが囚人の一人としてかなり手荒い扱いを受けていてことに驚いてしまいました。
ここで二人がご対面!セトのあの視線はやはり強大な「魔物」を宿す獲物を見る目でしたが…
対して彼女の方は『セト様…!?!?』と交差する場面での表情…やっぱり目の感じがモクバに似ていると感じるのは私だけ…?

…というわけで次回セトはいよいよあの闘技場で、白き龍の神の姿を目にすることになるのでしょうか…!?

それにしても今日のセトの絵…気のせいかも知れないけど、特に目がファラオと重なって見えるシーンがいくつもありました。
従兄弟なんだから似てて当たり前なんですけど…

ファラオ…表クン…この様子では来週も登場を望むのは無理のようです…


WJ感想☆遊闘308☆千年アイテムの誕生!!
千年パズルをバクラに奪われ、深い谷底へ吸い込まれるように消えていってしまったファラオ…
そして闇獏良とのデュエルに負けて、魂を喰われ永遠の闇に飲み込まれてしまった城之内…
途絶えた二人の消息はわからぬまま…

ああ…それなのに今週になってまた新たな事実が浮き彫りに…!!
ついに驚愕の真実が明らかになりましたね…
もう何から書いていいのやら、見所がありすぎるのも困りものです…

まず何と言っても一番驚きだったのが、アクナムカノン王とアクナディンが兄弟だったってこと!!
じゃあ、じゃあ、当然、ファラオとセトは従兄弟同士ってことなんですよねぇ〜〜!!
もう…うっそぉーやだぁ…信じられないー
なんか今まで、オシリスとセトの話しから、遊戯とセトにはそう言った血のつながりがあるのでは?と考えてみたことは ありましたが…まさか本当に血がつながっていようとは…

どうも、こういう兄弟やら、親子やらの血のつながりが関わってくると、一層二人のこれまでの因縁の対決が重みを 増してくるようで、言い様もないときめきを感じてしまう私は変でしょうか…?
どんどん話しが自分が望んでるような展開になってきそうなところに、たまらなく興奮を覚えてしまうのです。

そして千年アイテムがこの世に生み出された経緯も…
15年前、エジプトは、古代より伝わる「千年魔術書」を狙う敵国によって、あと数日で制圧されるところまで攻め込まれてしまう。
そのタイムリミットは7日。
しかし、もはや迎え撃つ戦力が残されていないエジプト軍にとってのたった一つの救いとなるものは、 魔術書に秘められた「闇の金練術」法によって七つの秘法を創ることだった…
その力は、神の魔物を操り、あらゆる軍勢をひれ伏させるほど強大な力を持ち、 そのことでこの世に災いを招く恐れがあることを承知していながらも、国王であるアクナムカノンは エジプトの平和を守るために千年アイテムを創り出すことを、弟アクナディンに託す…

なるほど、ずっと以前に語られたアクナムカノン王が千年アイテムを創り出した理由…「争いの耐えないこの国に千年の静寂を願って…」 というのは、こういうわけだったんですね…
どちらかといえば、あの時抱いていた、平和のために…というイメージよりは、他に取るべき手段もなかったために仕方なくしてしまった判断だったんだな… というところが、思いつめ、苦しげなアクナムカノン王の表情からひしひしと伝わってきましたが…
でもそれ以上に、その罪の重さを全て自ら背負おうとするアクナディンの苦しみの方がはるかに大きかったのでは…ということが考えられますね。

この時のアクナムカノンとアクナディンのやり取りと見る限り、二人は王と側近の関係でありながら、 互いに兄弟としても信頼し合い、助け合っていたようですね。
アクナディンは自ら王になることは決してかなわぬ運命として受け入れながらも、我が息子セトにだけは 王になることへの希望を託していたかったということなのでしょうか。

そしてセトも、王家の一人でありながら、弟であるが故にどんなに望んでも王にはなれない父の後姿をそれとなく見て育ち、 その心の葛藤を 幼心に感じとっていたのではないでしょうかね…
う〜ん、そうか!だからやっぱりあれほどいつもセトが王の座を狙ってるよに見えたのは、決してポーズとかじゃなくて、本当に 自分が王になりたいんですね…父が決してなれなかった王に…
なんだか、これまでのセトの不可解な行動が、今回の話しによって面白いほどつながりを帯びてきますね〜
従兄弟同士で王座を巡って争うという設定は、兄と弟という違いはあるものの、オシリス神話の中に出てる オシリスとセトの確執や、さらにはホルスとセトの争いを彷彿とさせますが、やはり遊戯王、最後にはそこに行きつくのでしょうか…?
ああ…本当に今後の展開が気になります。
ところで、じゃあセトは、当然アクナディンが自分の父だってことを知ってるんですね… 今まで、何か訳ありで、知らないのかと思っていましたが…ああ、次々と真実が明らかになってゆく…

セト…セトといえば、あの幼いセトの何とかわいらしいこと!!
まるで、モクバを見ているような錯覚にとらわれました!
もう,、あまりのかわいさに「子セトー!子セトー!!」と何度叫びそうになったことか…
横にいらしたのは、母上…う、美しい…!!
子セトと共に、夫アクナディンを見送る健気な姿は、まさに理想的な夫婦であり、親子像のように見えます。
セトは、あの様に立派な父上と優しそうな母上のもとで育ったんですね…これはセトの現在までの行動や思考を見る上で、とても興味深い事実です。
幼い頃の家庭環境はその後の人格形成に大きな役割を果たすことになるのですから…

…そう言えば、ファラオもいましたね!!
クレオパトラのような母上に抱っこされて!!
んもうーーー!!かわいいっ!!!…えっ!?…でもちょっと良く考えてみたら、セトがあの歳で、遊戯が赤ちゃんってことはどういうことだぁ!?
う〜ん、わかんない…

そして、そして、ついに、あのクル・エルナ村に隠された恐るべき事実が明らかになりましたね…
バクラがいつも口癖のように言っていたあのセリフに秘められた真実が…

…闇の練金術…金を創り出すために異種の金属を変成させる際、魔術的儀式によって人間の生贄が必要になる…
その数九十九体…
わわわ…ななんと…あのオゾマシイ光景は見てはいられませんでした…
マリクの墓守りの儀式も結構辛かったですが、今回はもうそんなの問題にならないくらいおっそろしい〜〜!!
釜茹で…ううっ…オカルト、ホラー系、苦手な私は例え漫画でも直視できません…
しかし…その光景を蔭からじっと見ていた人物がいた…
…そうか…バクラは見ちゃったんだ…あんな衝撃的を通り越してこの世のものとは思えない残虐行為の一部始終を…
その時、子バクラに植え付けられた恐怖と憎悪、そして復讐の念を思うと、今のバクラの非道な行為も 理解できないことはない…というより、凄く良く分かる・・・ってだからって、ファラオを抹殺することまで認めたわけじゃありませんが…
ただ、そうやって考えてみると、皆それぞれ、自分にとっての正義を信じてるんですね…そしてそうすることしか他に選ぶ道がなかったということがわかります…
誰がいいとか、悪いとか、そういうことよりももっと深いところで、それぞれの人物の心の動きを見てゆくと、本当に悪い人はいないんじゃないかなって、ふと思ってしまいます…
バクラも、ゾークとなったアクナディンも…セトも…

そして闇の練金術…神と悪魔の契約の儀式によってついに七つの千年アイテムが完成した…
王宮では、王を筆頭とする六人の神官たちがその所持者に選ばれた…
こうして千年眼の所持者となったアクナディンは、一つだけ聞き入れてもらえるという願いについにこう言ってしまうんですね…
「バカな…願いだと…フ…ならば言おう…我が息子を…王にしてみよ…」
…あーあ…ついに言っちゃった…

そうそう、アクナムカノン王の時代の六神官も全員集合してましたね〜
シモンじいちゃん…かっこいいー!
あとはアクナディン…その他の方々は神官の前メンバーなわけですね…
この後、王宮で何が起こったのか…最後のページに出てきた精霊の中にはやはりエクゾディアがいましたが…

アクナディンの回想によるこの話し、本当はずっとこのまま続けて欲しいです…
辛い話には目を瞑っていたいという気持ちの表われかも知れませんが、来週にはまた、あのズタズタ、ドロドロの話しの続きかと思うと、 正直心が重くなります…




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