今回は、ファラオもバクラもそれなりにいつも通りカッコよかったですが、
何と言っても一番カッコ良かったのは、ファラオの危機に現れた幻想の魔術師マハードだったのではないでしょうか…
というか、あの姿はもはや、ブラック・マジシャン…
死んだと思っていたファラオが生きてたり、自分が始末したはずのマハードがいきなり現れたりと、今回はバクラは結構驚く場面が多くて楽しかったです〜
特に、幻想の魔術師が召喚されたときのバクラの顔は滅多に見られない表情だったのでは…?
さて、現代組の5人は、やっと今回になって、まるで何もなかったかのように姿を見せてくれましたが…というか前より断然元気になってるし…
今みんながいる世界は、ファラオの記憶の世界なので、ファラオの意識が途切れてしまうと、ファラオの記憶の中でしか存在できない
現代組5人の存在も闇に消えてしまうということなんでしょうが、
でも、あの時、確か城之内は、闇獏良とのデュエルに負けて魂を喰われる寸前だったので…ということは
ファラオの記憶が途切れてくれたお蔭で、城之内は助かったってことになるんでしょうか?
あの時闇獏良とのデュエルで、死霊ゾーマにやられそうになった城之内が凄く心配だったんんですが、
こんなにあっさり無事だったってことに正直驚いてしまいました。でも考えてみたら、この5人、もともとこの記憶の世界では、
実態のない、記憶だけの存在なんですよね…
ということは、現代組みが記憶の世界にいる状態で、もしもファラオの身に何かあったら、
それこそ本当にみんなは、もう現実の世界には戻れなくなってしまうってことなんでしょうか…
せっかく始まったと思ったデュエルが、たったのあれだけで終わってしまったこともかなりがっかりでしたが、
闇獏良の姿も消えたということは、ファラオの千年錘が奪われたことと、何か関係しているんでしょうかね・・・
ドドドドドド……
ファラオのもとに駆けつける神官たちは、さすがに今回ばかりは、素早く行動したようです。何故か今までとは違う意気込みをかんじます。
何と言っても、シモンじいちゃんまでも総動員ですから…これで行かなきゃファラオへの忠誠心が疑われてしまうというものです。
しかし皆、一様に急いではいるんですけど、その胸の内は…というと、
それぞれの目的に微妙な違いがあって、
いかにもまとまりのない援軍というところが、笑えました…
シモンやカリムはもちろんファラオの命を本気で心配していますが、
セトは、まずバクラを自分の手で倒したい〜という気持ちが先行しているようですし、
アクナディンに至っては、もう目も当てられないくらいの取り乱しようで、
過去の悪行がバレバレになってしまうことを恐れてか、歪んだ顔で、数本の髪を振り乱して馬を駆る姿が先週に引き続き笑えました。
そりゃあ焦りもしますよね。ファラオが生きていた上に、クルエルナ村の惨劇が全ては王の知らぬ間に自分の責任でやってしまったことだとバレたらおしまいですからね…
こうなると、ますますファラオが無事だったことが悔やまれてしまう…アクナディン絶体絶命です…
まさか自分は知らぬ、存ぜぬってことはないでしょうね…?
それに、ある程度はシモンだって知ってるのでしょうし…
まあこの後、ファラオにも、クル・エルナ村のあの忌まわしい事実がばれてしまうので、そのことについて、アクナディンがファラオに対して
どんな風に言い訳するのかが、今から楽しみです。
クル・エルナ村についたファラオとシャダたちはわりとすぐ簡単にバクラの居場所を突き止めたようですが、
地下神殿で自在に死霊を操るバクラは括弧良かったですねぇ〜
一足先にやって来た兵たちが前菜なら、その時はまだファラオが生きてることはしらなかったので、
メインディッシュは神官たちってことですか?
自分の可愛いペットのような死霊たちに囲まれて、嬉しそうなバクラが何だかとっても愛らしく感じてしまいました〜
そう言えば、この前まで記憶の石版の窪みに収めていた千年アイテムを今回はしっかり身につけていましたね・・・
きっとバクラは、あの場所で一人でいる間中、千年錘や千年輪をはめ込んだり、首にかけてみたりして、
随分とたのしんでいたのではないでしょうかね…そんなかわいいバクラの姿を想像すると、有り得そうなだけに笑えます。
そして、いよいよバクラとファラオのご対面!
ボロボロのファラオに対してさすがにバクラは余裕のお出迎えでしたが、
この時ファラオは、はじめて「王の記憶の石盤」を目にしましたね。
いったいこの時ファラオはどんな気持ちになったことでしょう…
長い間、話にだけは聞いていた、自分の記憶を蘇らせることの出来る石盤を見たファラオは、
それが、こんな恐ろしく不気味な場所にあることにも、相当な衝撃を受けたのではないでしょうかね…
それともペガサスから聞いた話の中の隠し神殿はとても神秘的な感じだったと思うので、『何だか話が違うじゃねーか』とムカついたか…
いずれにしても、その石盤に己の運命を感じたのではないでしょうか…あるいはそんな心の余裕もなかったっぽい気もしますが…
もう一つ、ファラオにとって千年錘は、父王であるアクナムカノンとの深い思い出と結びついているんだなぁ、ということを
感じました。
以前、王宮で、父、アクナムカノン王のミイラを抱き寄せた時、その亡骸から感じ取った一つのイメージ…そしてぬくもり…
ファラオの中に存在していた、父のほんの僅かな記憶が語りかけてきた言葉は
「正義は神の名のもとにある…」という言葉でした。
そして今再びバクラと対峙したとき、ファラオはまた
「自分が信ずる正義のためには、どんな時も背を向けるな!」という父の言葉を思い出します。
ファラオにいつも勇気を与えてきたもの、それは亡き父の遺志であることがよくわかります…
言わば千年錘は、今のファラオにとって、たった一つ自分と父を繋ぐ大切な絆のようなもので、
父から託された千年錘はファラオにとっては正に正義の象徴だった…
だからこそ、千年錘を取り戻すまでは何としても王宮に戻るわけには行かないという発想が生まれたんだろうし、
命を賭けても守りたいものなのでしょうね…
そしてファラオはきっとお父さん子だったんでしょうね…
だから、千年宝物が、クル・エルナ村の人々の生贄によってつくられたという事実を聞かされた
ファラオの衝撃は…ああ、想像を絶するものだったでしょうね。
わぁ〜!ついに言っちゃった〜という感じでしたが、もしこの場所に、
アクナディンがいたら、どんなリアクションをしたかなって考えると色々想像できて面白いです・・・
それにしても、いつもファラオのすぐ側についていながら、結局何の役にも立てないシャダの行動パターンも
段々板についてきたなぁという感じですね。
ファラオと運命を共にすることがシャダのせめてもの忠誠心なんでしょうか?
父アクナムカノンがクル・エルナ村の人々の生贄によって千年宝物を生んだとバクラに聞かされ動揺し、すっかり自分を
見失ってしまうファラオ。
バクラの操る死霊に身体中をグルグル巻きにされても『ぐああああ』とうずくまるだけで何の抵抗も出来ぬまま、
まあ、どちらにして神を召喚するのは無理だったんですが…
「父上…教えてくれ…それが真実なのかを…」
(苦しげなファラオの表情、心の葛藤が表れていて凄く良かった〜)
「貴様の父親の罪を死をもって償え…ファラオ…」
(バクラがそう思うのもよくわかる。これはバクラとクルエルナ村の人々にとっての復讐なんだと思えば…)
そして、その時ファラオの脳裏に一瞬浮かんだマハードの石板…
ファラオには、石板から精霊を召喚する力はもう残されてはいませんでしたが、
あの時マハードのことを思ったときに、ファラオとマハードの魂が交差して、マハード自らがファラオをお守りするために
幻想の魔術師となって現れたという感じでしょうか。
「我魂…ファラオと共に在り…」…パンドラ戦のときに我が身を盾にして自らその魂を解放させたブラック・マジシャンを思い浮かべてしまいました。
マハードカッコ良すぎです!
死霊程度の敵なら、マハード一人の力で一掃できそうな気もしますが、どうなんでしょうか…
次回セトをはじめ神官の方々が駆けつけたときに目にするものは、ファラオをお守りして闘うマハードの姿ってことになるんでしょうか?
いずれにしても、次回はマハードの更なる活躍が期待できそうです…って言うか…ファラオ頑張れ!!
シャダは、やはり生きていた!(というより誰も死んだなんて言ってませんでしたよね…)
しかも責任感の強いシャダは、『ファラオの安否を確認するまで、王宮に帰還することは許されぬ』…
そしてあの時ファラオをお守りできなかったのは自分のせいだと感じているようです。
さすが…厚い忠誠心の持ち主ですよね…
今まで行方知れず、王宮にも戻らずだったシャダでしたが、実は、
渓谷で必死でファラオの捜索をしつつ、さらにバクラ追跡班まで編成して足取りを捜させていたとは…
計画性、リーダーシップにおいても能力のあるところを見せてくれました。
でもそれなら、ファラオの安否も、シャダの安否も確認せずに、さっさと王宮に引き上げてしまった他の神官の方々
の行動は一体何だったんだろうと今更ながら思えてきます。
まあ、ファラオを亡きものと決め付けているアクナディンは問題外ですけど…
ところで、前回生きていることが明らかになったファラオ…
『千年錘をバクラに奪われてから、どのくらいの日にちが経過したのか…王宮は無事なのか…』
と、頭の中で考えるのは国のこと、そして千年宝物のこと。
立ち上がることもやっとな状態にも関わらず、最後の力を振り絞ってヨロヨロと洞穴の外へ…
そして、洞穴の出口の向こうに広がる上空に見えたものは、何とアイシスの精霊スピリアでした。
アイシスは、自らの精霊スピリアを使って、ファラオやシャダの行方を捜していたんですね〜
スピリアを通して遥か遠く離れた光景も千年タウクの能力を使い見極めることが出来るんですね…
凄い能力だと思いましたが、
確か、千年タウクの未来予知の能力は、千年アイテムを持つものには通じないはずでしたが、
ファラオは今千年錘を奪われたために身につけていなかったから見ることができたのか…でもそれなら千年錠を持っている
シャダのことは見えないはずだし…とすると、おそらく現在起きていることに限っては、千年アイテム所持に関わらず千年タウクと
スピリアのコンボを使って自由に見ることが出来るということなのでしょうか…
でもそうなると、もう絶対アイシスにだけは目をつけられたくないというか、むしろその恐るべき能力を
フル活用して、セトやアクナディンの暴走を見通して欲しいと思ってしまうんですが…
さてさて、こちらはセト。
やはりあれからセトはすぐにキサラちゃんのお見舞いに来ていたようです。(違う?)
キサラちゃんは、今回も瞳を閉じたまま…それに鉄格子越しに見ているところがちょっと不自然な気も…
そして、またここでもセトは先週に引き続き、まともな台詞を連発…
「アクナディン様は、キサラの”死”と引き換えに私に神の器になれと言う…わからぬ…私の知る限りアクナディン様は、
罪人にさえ慈悲を与える神官団の指導者ではなかったか…だが…あの殺意に満ちた眼…
何故だ…官位につき、まだ半人前だった私に規律・道徳・哲学を教えて下さったのはアクナディン…あなたではなかったか…」
今までのセトは、現世の瀬人に比べてダメダメなイメージだったので、なおさらですが、
腕を組み、俯き考え込むセトのこう言う表情は現世の瀬人でもめったに見られないので、必見だと思いました。
どうも、こう言うのに弱いんです…
というより、瀬人はこんな風に思い悩むこと自体ほとんどないですからね・・・
「父を戦場で失った私にとって(ほーそうだったんですか…というよりそのように言いくるめられてきたんですか…という感じでしたが…)
王族の真の継承者であるファラオをお守りすることが、務めと自らに云い聞かせてきたのだ…
…ならばせめて…王宮と…石版の守護者アクナディン…あなたの後継者であらんと…!!」
普段から何かと横暴な態度が目につくセトでしたが、本来の神官セトはこのような崇高な思いを胸に秘めていたんでしょうかね…
この二つは、久々にセトの名台詞ではなかったかと、私は思うんですが…
しかし、この時同時にセトは、自らがもしかすると本当にファラオに相応しいのかも知れないということを、
いや、本当にファラオになるのだということを、初めてしっかり自分の中で認識した瞬間でもあったんですね…
そのために、その次の瞬間に聞かされた新たな真実
を耳にした時に、あのような態度をとることになったのでしょうね…
「セト様!!ファラオの無事が確認されました!!」
「何!!ファラオが!!ククク…フフフフフ…ワハハハハハハ!!」
あのときのセトの表情はもう最高でした…目の釣りあがり具合や口をわっと開けたところなんかは、もう現世の社長そのまんまで、
いつまで見ていても飽きないくらいです。(数分は眺めていました)
下僕のあなたが、そんなに驚くのも無理はないです…
それくらい今回のセトの表情は思いっきり百面相でした…
さて、この時のセトのワハハハ笑いに隠された真実は・・・
つい先ほど生まれた、”自らがファラオになる”という野望を一瞬にしてあさっりと断ち切られたこと、
そしてそのような思いを一瞬でも抱いてしまった自分に対してのいわば嘲笑のようなものだったのでしょうか…
やはり、自分の運命は決まっている…と言うようなある意味あきらめの境地…自分自身への嘲り…のような感情が
セトをあのような態度に…?
では、何故キサラを誰にも悟られぬよう、他の部屋に移せと言ったのか…
今の段階では、最も強力な、神の力にも匹敵する威力を持つキサラの魔物である白き龍を、いざという時の為の切り札として
自分のもとにとって置くため…?
それとも、今の状態では、セトを神の器とさせるために、キサラに『死』を与えることもいとわないアクナディンから、キサラの命を守るため…?
どちらにしても、セトが、キサラを自分だけのものにしようと考えていることだけは、確かのようです。
そしてもう一人、ファラオの無事を知り、激しく心を乱される人物が…
後ろの方で、いかにも嬉しそうにファラオの無事を告げる下僕と、もの凄い形相のアクナディンの表情の対比が非常に恐ろしくもあり、面白くもありました。
よほど、その憎しむべき事実が、ご老体にはこたえたのか、そのまま床にヘタリと座り込んでしまうアクナディン…
今まで、大はりきりで進めてきた”我が息子を王に”計画がここに来て全てオジャンになってしまったことへの
絶望感がよーく表われていて最高に笑えました…
でも、このことで、理性を失いかけているであろうアクナディンが、今後、どのようなあくどい暴走を見せるのかが見物です。
それから、今回は、久々にマナちゃんが、ほんのちょっとだけ姿を見せてくれましたねー。
一度目に読んだ時には気がつきませんでした…P345の1コマ目にちゃんといましたね…
でも、このような集まりにマナも神官たちと同じくその横に並んで立っていたことに少し驚きました。
やはり、師匠のマハードの遺志を受け継ぐ者として、この場に呼ばれたんでしょうか…
アイシスの精霊スピリアが、ファラオを発見したことで、喜びに湧く王宮…(一部の人を除いてですが…)
さらに、アイシスは、千年タウクとスピリアの能力を使って、遠く離れたものとも、会話したり、意思の疎通を図ったりすることもできるようです。
やはり、その恐るべき能力で、アクナディンの考えていることを見通してくれれば面白いのにな〜と思ってしまいますよね…
さて、ようやく合流することが出来た、ファラオとシャダ。
バクラの潜伏場所を知り、ファラオはこれからただちに千年宝物奪還に乗り込むと意気込んでいますが…
本当に、何度同じ目にあっても懲りないファラオという感じで、どう考えても無謀なこの計画、
先が思いやられます。
おそらく、この後、セトをはじめとする神官団が駆けつけるものと思いますが、
となると、この後やはり
クルエルナ村の死霊軍を配下にした闇の大神官(ネクロファデス=アクナディン)対ファラオと神官団の
最後の戦いが、いよいよこのクルエルナ村を舞台に、繰り広げられるということなんでしょうか…
そして、そのクルエルナ村の地下神殿では、千年輪の指針の反応を見て楽しむバクラの姿が…
火の玉や怨霊が立ち込める中、嬉しそうに記憶の石盤の上にあぐらをかいて座っているバクラの姿は、とても絵になっていましたね…素敵です…
バクラにとっては、ここが本当に一番心が落ちつく唯一の場所という感じがします…
そして本当にバクラに力を与えているのは、もしかすると、このクルエルナ村の死霊の怨念なのでは?とさえ思えてきてしまいます。
ああ…とうとうここまで来てしまったという感じですが、戦いの場面を想像すると、やはり心が重くなってしまいます…
結局今回も現代組の行方はわからなかったし…
この先いったいどうなるのー!遊戯王…