「華麗なる闘い」映画鑑賞の感想
1969年東宝製作 2002年8月8日スカイパーフェクTV「衛星劇場」で放映
清家隆子:内藤洋子、松平ユキ:岸恵子、松平信彦:田村正和
 有吉さんの『仮縫』の映画化である。ほぼ原作に忠実で、私のイメージ通りでおもしろかった。ミニスカート全盛の時代のファッションが懐かしい。子供の頃、母がミニのワンピースを着ていたな〜なんて思い出す。
 岸恵子はとってもきれいで、いかにもデザイナーって感じ。内藤洋子はミニのために、下半身のボリュームがすごく目立って、ちょっと恥ずかしいくらい。最初は純朴な芋姉ちゃんって感じだったのが、進むにつれて、大人の女性風に綺麗に変身して行くプロセスがとても良かった。男を手玉にとっているつもりなのも、うまく演じられていると思った。田村正和は若いときもガリガリで、役立たずの色男という役柄にピッタリで笑える。
 ユキの店パルファンが予想以上に大きいお店で、従業員もたくさんいて、というのには少し驚いたが、当時のファッションや裁断や仮縫いの仕方など、小説で描かれていることが見られて興味深い。有吉さんはファッションイラストも描いておられたし、年頃の女性として興味がある分野だったのだろうと楽しく観られた映画であった。
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