2000.7.16 新潟で見た皆既月食

皆既中の月4態
左は皆既後しばらくたってから(22:05),右は皆既終了近く(23:46)の月。今回の月食,地球の影の中心近くを通るため,皆既中の月の明るい部分と暗い部分の差が大きいように感じました。
自然科学館10cm屈折望遠鏡+テレコンバージョンレンズでF20相当に拡大 ASA400 20秒露出
新潟市では,雲の切れることがほとんどありませんでしたが,皆既中最後の数分間は,赤銅色に浮かぶ月を眺めることができました。右下は,レッドストーンロケットの模型。 ドームと皆既中の月。皆既の時は,満月の明るさに隠されていた星々が現れました。。左右とも35mm F2.8 フジASA400ネガフィルム 10秒露出(一部トリミング)



月食の経過
No.1
 今回の月食,全国的に晴天に恵まれたようですね。新潟市では,午後8時までは天頂付近を中心に晴れ上がり,期待が持てる天候でしたが,それ以降,ひっきりなしに雲が現れ,雲間をぬっての観望となりました。
No.2以降は,新潟県立自然科学館の10cm屈折望遠鏡にソニーのデジタルビデオカメラおよびデジタルカメラで撮影したものです。また,食分とは月の欠け率をあらわしています。
No.2 PM20:54
食の始まるころ,何とか雲間から月が現れました。すでに左側が薄暗くなっています。
No.3 PM21:08
(食分0.24)
No.4 PM21:13
(食分0.32)
No.5 PM21:25
(食分0.50)
ちょうど半分欠けたところです。
No.6 PM21:40
(食分0.74)
No.7 PM21:50
(食分0.89)
No.8 PM21:54
(食分0.95)
少し絞りを空けると,地球の影の部分がうっすらと色づいているのがわかります。
No.9 PM22:01
(食分1.06)
皆既月食が始まりました。
影の中心から離れている右側が少し明るく見えます。
No.10 PM22:06
(食分1.14)
うっすらとオレンジ色に見える皆既中の月
No.11 PM22:31
(食分1.52)
影の中心に近づき,ビデオの捉えられる明るさの限界を越えてしまいました。
No.12 PM23:21
(食分1.49)
食の最大の時は残念ながら雲に覆われ,撮影できませんでした。
No.13 PM23:42
(食分1.16)
今度は,月の左側がうっすらと明るくなってきています。
No.14 PM23:46
(食分1.10)
No.15 PM23:52
(食分1.01)
皆既月食もいよいよ終わり。
No.16 PM23:59
(食分0.90)
左側から徐々に明るさを取り戻していく月。
No.17 PM00:06
(食分0.79)
No.18 PM00:12
(食分0.70)
No.19 PM00:18
(食分0.61)
No.20 PM00:22
(食分0.55)
No.21 PM00:32
(食分0.39)
No.22 PM00:43
(食分0.22)
No.23 PM00:59
月食が終わりました。
とにもかくにも全行程が見られてよかった。
夜更けまで観望していた皆様。おつかれさまでした。



地球の影を通過する月
今回の月食で撮影した画像を地球の影を中心に並べてみました。見かけ上,月は右から左へ移動しています。また,影のほぼ真ん中を通り抜けていったことがわかります。



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