新潟県立自然科学館プラネタリウム夏番組
  [スターウオッチング 〜さそり座をさがしに〜]
完結編  


 神林村のキャンプ場で降るような流れ星に遭遇した一家。のぞむと未来は願いごとをする。その時,動いている星を発見した2人にとおるがやさしく語りかけた。

とおる「のぞむ君・・・。願いがかなったね。お母さんだよ」
のぞむ「えっ!?」
とおる「お母さんの乗ってる宇宙ステーションだよ。あれ。」
未来 「ほんとう?ほんとうに!」

    その時電話の呼び出しが・・・。

父   「のぞむ。電話だよ。とってくれる」
のぞむ「もしもし,だれですか?」

・・・  「もしもし,きこえますか。お母さんだよ,のぞむ」
のぞむ・未来「えっ!ほんとうに,ほんとうにお母さん!」

母   「そうよ。お母さんの宇宙ステーションね。いま新潟の    上空を通過してるのよ」
のぞむ「見えてるよ,見えてるよ。今日ね,お父さんとお姉ちゃんととおるさんとでね。神林村のキャンプ場で星見てたんだよ」
母   「そうなんですってね。お母さんね,とおるさんから電話をもらったの」
未来 「そうなんだ。お母さんのさそり座をスケッチしに来たの,宿題でね。流れ星いっぱい見たよ」

とおる 「ほら, 先輩も話さなくっちゃ」
父   「げ,げんきかい。こっちのほうは大丈夫だから・・」
のぞむ「大丈夫じゃないよ。3日に1度はトンカツなんだから」
未来 「ねえお母さん。早く帰ってきてよね」
母   「はい,はい。あと2カ月でお仕事終わりますからね」
未来 「お母さん。そこからも星見える?」
母   「見えるわよ。とってもきれい。それに新潟の町の光も,日本海の漁火も・・」

のぞむ「あ〜っ・・いっちゃう」
母   「じゃあね,みんな元気でね」
父   「うん。 乗組員の皆さんにもよろしく・・・・」
    父の言葉の最後は雑音でかき消される。
 
     空に向かって呼びかける2人。
未来  「おかあさ〜ん」
のぞむ 「おかあさん〜ん」

     「コケコッコ〜 ! 」

     2人の呼びかけにこたえるようなニワトリの鳴き声
     一同笑いに包まれる。
     ほんのりと明るくなってく空。
                 
  2学期が始まり,未来のかいたさそり座のスケッチには「たいへんよくできました」の印が・・・・。

     おしまい
*おかげさまでプラネタリウム夏番組「スターウォッチング〜さそり座を
さがしに」は,投影期間中のべ3万人以上の方からご観覧いただきました。
ご来館いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

*投影内容は,科学館の笠原氏のご好意で紹介させていただきました。
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写真データ 
 (上)天の川と人工衛星
     (右上から中央下への斜めの線がそうです) 
   1977年 8月 高校1年の時,天文部の合宿で撮影
   オリンパスペンF (ハーフサイズの1眼レフカメラ!)
     トライXフィルムを使用。
     撮影地 南魚沼郡六日町 巻機山山中にて
 
 (下)夜明けのオリオン 
   1997年8月 16日 AM3:40〜(30秒露出)
   35mm F2.8 フジASA800フィルム
     撮影地 岩船郡神林村 南大平キャンプ場
スターウォッチング
 
脚本・・・・笠原 徹
      (新潟県立自然科学館)
                えびなみつる
 キャラクターデザイン・・・ えびなみつる  
 キャスト(声優) 未来・・ 鈴木砂織
           父  ・・ 増岡 弘
           のぞむ・ 矢島晶子
           とおる・・塩屋浩三
           母  ・・鶴 ひろみ 
 製作 五藤光学研究所