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秋は,夜空をかけるペガスス座が空高くのぼる季節です。 四つの星のうち左上のものは,アンドロメダ座の星ですが,この四辺形がペガススの胴体を形作っています。また,日本では「ますがた星」と呼ばれていました。 この画像は広角レンズで撮影したものですが,実際に夜空で見上げると意外に大きな星座であると実感できることでしょう。 秋は明るい星が少ない季節でが,ペガススの四辺形は知っていると他の星座を見つける手がかりとなるので,ぜひとも覚えておきたい星の並びです。 写真データ 1997年9月30日 20:51〜21:00 20mm F3.5 フジASA800ネガ 岩船郡神林村 南大平にて撮影 |
夜空をかける天馬 ペガスス座![]() 秋の日はつるべ落とし。夜の訪れが日一日と早くなってきました。夏のにぎやかな星々が西の空へまわり,秋の星々が見やすい位置にのぼってきています。東の空から天頂付近に並ぶ正方形に近い四つの星の並びは街明かりのある場所でもたやすく見つけ出すことができます。これが「ペガススの四辺形」です。。 ペガススというのは,ギリシャ神話にでてくる羽のはえた天馬のことです。神話の世界ではペガススの誕生について,次のような話が伝えられています。 アルゴスという国の王子ペルセウスは,やがて王を殺してしまうというお告げのため,生まれて間もなく母とともに海に流されてしまった。15年の月日が流れ,ペルセウスはたのもしい若者に成長した。 ペルセウスは島の王にメドゥーサの首を取ってくるように命じられる。メデゥーサは,髪の毛が生きているヘビという不気味な女性で,その顔を見たものは恐ろしさのあまり,たちまち石になってしまうという化け物である。ペルセウスは,女神アテネからもらった鏡のようにかがやく盾を使って,メドゥーサの首を切り落とすことができた。 |
その際メドゥーサの血が岩にかかり,中から高くいなないて飛び出したのが,天馬ペガススであった。 その後,ペガススはペルセウスとともにアンドロメダ姫を化けクジラから救い出す有名な話で活躍することになるのだが,ここではペガススが星座になったいきさつについて紹介する。 化けクジラを退治した後,ペガススは,ベレロフォーンという若者とキメーラ退治の冒険にでかけることになった。 キメーラは,首がライオン,胴体はヤギ,尾はヘビの怪物で火をはいて町や村の人々を困らせていた。しかし,ペガススにのったベレロフォーンの矢によって,あっさり退治されてしまう。これに気を良くしたベレロフォーンは,天界へのぼろうとくわだてた。 驚いた大神ゼウスは一匹のアブを放ち,ペガススの腹をささせた。びっくりしたペガススはベレロフォーンを地上に落とし,天にかけのぼって星座になったといわれている。 平成9年10月1日発行
新潟日報ルート116「星ものがたり」NO.6より
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