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三日月の見え方
 
 同じ三日月でも,地平線に対する傾き方が季節や緯度によって異ります。
春の三日月は,西から少し北寄りのところに見え,水面にうかぶ船のような「ねた形」をしています。それに対して,秋の三日月は西から南によったところで,「立った形」(上の写真ぐらい)をしています。
 どうしてそうなるのかというと長くなってしまうので詳しい説明ははぶきますが,
 1つは「白道(はくどう)」・・(星空の中を移動する月の見かけの通り道)の位置が季節ごとに変わること
 2つは,太陽が星空の中を1年かけて1周するのに見えるのに対して,月は約29.5日で一周することによります。(つまり日によっても高度が異なる)
 
 春のころは秋に比べて日が沈んだ後でも長い間「三日月」を見ることができます。(その差は2時間もあるそうです)

 同じように赤道に近いところでは「ねた形」,極に近いところでは「立った形」に見えます。さらに南半球に行くと,今度は左側の部分が輝く逆さまの三日月になります。(右の図は,3つの地点で同時に眺めた時の月の傾きの違い)


          月齢4 南部拡大

       月齢4 中〜北部拡大


 参考文献 : 上西一郎 著 「理科年表を楽しむ本」 丸善株式会社

 写真データ
★月齢4.2 2000年3月10日 18:28 10cm屈折 K60mm
  SONY Digital Mavica MVC-FD88にて撮影


弥彦山にかかる月(月齢4.0)と金星

1997年11月4日 50mm F5.6 ASA800ネガ
新潟県西蒲原郡巻町にて撮影
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