月齢3〜4のころに目につくのは,南北に少し細長い楕円の形をした「危機の海」です。望遠鏡を使うと,海のしわも見ることができます。危機の海の上には,「クレオメデス」と呼ばれるクレーターも見えます。(右画像をクリックすると危機の海の拡大画像のページにいきます。)
地球照
細い月をよく見ると,暗い部分がぼんやり淡く見えているのに気づくことがあります。この現象を「地球照(ちきゅうしょう)」といいます。(左画像をクリックすると詳しい解説と大きな画像のページにいきます。)
三日月の形
月齢が3〜5の月は私たちが感覚的に三日月ととらえている姿ではないでしょうか。オリンピックなどで見られる国旗のデザインに使われる形のほとんどはこのころの月です。おそらく月のイメージを端的に表しているのがこのころの月齢なのでしょう。(月光仮面とかもそうでしたっけ・・・)
ところで,三日月を描いた絵やイラストの中には,おかしなもの がたくさんあります。たとえば,右の絵の中で,正しい三日月の形をしたものはどれでしょうか?
答えは全部まちがいです。実際にボールを持って,少し斜めから明かりを照らしてみるとわかるのですが,明るくなる上下の端は,ボールの中心と一直線になります。右の絵は,いずれも明るい部分が多すぎるのです。
参考文献 : 上西一郎 著 「理科年表を楽しむ本」 丸善株式会社
写真データ
★月齢3.6 2000年1月10日 16:41
新潟県立自然科学館10cm屈折望遠鏡 K60mm SONY
Digital Mavica MVC-FD88にて撮影
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