月齢12.5の月へ 月齢14.5の月へ

月の明るさ
 このころになると月はほぼ丸くなり,気をつけて見なければ,東側の欠けている様子もわからないほどになります。明るさもほぼ満月といってよいほどになり,地面に落ちる影もくっきりとしています。満月の明るさは約-13等級。半月の時(-10等級)に比べ16倍,1等星を40万個集めた明るさです。ただし,これだけ明るければと,満月の明かりで新聞の活字が読めるかためしたことがありましたがだめでした。ちなみに太陽の明るさは−27等級と,満月をさらに40万個ほど集めた明るさがあります。

アリスタルコス
 地球から見られる月の主な地形もほぼそろいました。このころ注目してみたいのは,上の画像の右端にぽつんと白く輝く「アリスタルコス」と呼ばれるクレーターです。直径は42kmとさほど大きくはありませんが,月で最も明るいクレーターとして知られおり,地球照や皆既月食の時でも確認できるほどです。(右画像をクリックすると拡大画像がでます)


「十三夜(じゅうさんや)」
 「十三夜」は,旧暦9月13日に行われる月見の風習です。「十三夜に曇りなし」という言い伝えも残っており,満月である十五夜に比べ,晴天率の高い日であるといわれていました。この日は「豆名月」「栗名月」「小麦の名月」とも呼ばれ,いずれも作物の収穫に感謝するとともに,翌年の収量を占う日ともされていました。また,中秋の名月の前夜,またはその夜の月のことを「待宵(まちよい)」ともいいます。

 参考文献 : 白尾元理,佐藤昌三共著 「図説 月面ガイド」 立風書房
 
 写真データ
★月齢 13.2 1999年11月21日 17:30
 自然科学館10cm屈折(F15)+K60mm
 SONY Digital Mavica LCM-FD88使用
彗星・月などの写真リストへ   星空写真集へ
   
月の画像集トップへ     トップページへ