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〜冬の満月は高い〜季節による月の高度の変化
 北半球では,太陽の南中する高度は夏が高く,冬は低くなります。一方,月が南中する高度は,太陽に比べその変化が大きくなります。これは,地球から見て,太陽が1年かけて天球を1周するところを,月は約1カ月で1周してしまうからです。 たとえば,1月の場合,新月から満月までの約2週間の間に南中する高度は約40度(腕をいっぱいにのばした時のげんこつの縦の長さの4つ分)も変化します。
 地球から見ると,満月は太陽の正反対の位置にきた時に見られます。夏のころの満月は,冬のころの太陽とほぼ同じ場所を,冬の頃の満月は,夏の太陽とほぼ同じ場所にあることになります。このように,季節によって同じ月齢の月でも高度や,見やすさが変化します。
 この他,太陽の通り道(黄道)と月の通り道(白道)と傾きが異なるため,同じ季節でも年によっては10°高度が異なります。下は月の南中高度と月齢・季節の関係の表です。
新月 普通 高い 普通 低い
上弦 高い 普通 低い 普通
満月 普通 低い 普通 高い
下弦 低い 普通 高い 普通

 参考文献 : 白尾元理,佐藤昌三共著 「図説 月面ガイド」 立風書房
        :  林 完次 著 「宙ノ名前」 光琳社出版

写真データ
★月齢 12.5  2000年1月19日 17:46
  自然科学館10cm屈折(F15)+K60mm
 SONY Digital Mavica LCM-FD88使用
冬の鳥屋野潟と月


2000年1月19日 17:10
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