七夕の星

左 織女星(織り姫)
 こと座ベガ

写真データ 1997年9月30日
20:51〜21:00 135mm F2.8


右 牽牛星(彦星)
 わし座アルタイル
写真データ
1997年9月30日 20:40〜50
135mm F2.8

新潟県岩船郡神林村
南大平キャンプ場にて撮影
織り姫星 
 夏の夜更けに,頭上を見上げ,ひときわ明るく輝く星をみたら,それは織女星です。光の速さで25年かかる距離にある高温の星です。
 織女星のやや左上にあるε(イプシロン)星は,肉眼でも2重星に見えますが,望遠鏡ではそれぞれが2重星になっており,「ダブル・ダブル・スター」と呼ばれています。 
 ベガはアラビア語で「落ちるわし」という意味です。ベガとその近くにある2つの星で形作られる小さい正三角形を翼をなかばたたんで降下するわしの姿に見立てたものです。


 彦星 
ベガと天の川をへだてて輝く白色の星で,光の速さで17年かかる距離にある星です。それぞれの距離も光の速さで16年かかります。アルタイルはアラビア語で「飛ぶわし」という意味です。ベガと同じように近くにある2つの星と一直線に並ぶのをはばたくわしの姿に見立てたものです。
牽牛から織女星に向けて光の合図を送ったとすると,返事が来るまで29年かかることになり,1年に1回会うのは難しいようです。

 
 江戸時代には,たらいに水を張って,牽牛星と織女星を映し出し,風で水面が波立つときにそれぞれの光がくっつくようにしておいたという小粋な話も残っています。もっとも,32年なんて星の一生(数十億年)を考えたら一秒にも満たないんでしょうけど。
天空のリング M57(こと座)

 こと座のβ星とγ(ガンマ)星のほぼ中間にある星雲です。環のような形に見えることから,「リング星雲」「ドーナツ星雲」などと呼ばれています。
 15cm以上の望遠鏡になると,リングの形がはっきりしてきます。
 大昔に爆発した星の飛び散ったガスが,中心の星の光を受けて輝いているものです。   (距離約2150光年)

1998年9月20日 20:33〜36 ,20:46〜49
(2枚コンポジット)
フジASA800ネガフィルム
自然科学館60㎝反射直焦点(F15)

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