おうし座のα星(アルデバラン)月に隠される!



 月は地球のまわりを回っている衛星なので他の星とは違う動きをします。(1日あたり約12度ずつ東の方へ移動していくように見えます)このため,見かけ上,同じ方向にある星や惑星などを隠す現象が見られます。これが恒星食や惑星食(掩蔽(えんぺい)ともいいます)と呼ばれる現象です。

 上の写真は97年11月16日の未明に見られたおうし座のα星アルデバラン(1.1等星)が月に隠される直前の様子を撮影したものです。98年にも同じような現象が6回起こり,そのうち条件の良いものが3回ありました。月と他の星との移動の違いを実感できる機会ですので,できれば双眼鏡や望遠鏡を使ってじっくり眺めてみたいものです。

 写真データ おうし座アルデバランの食
1997年11月16日 05:19 16cm反射望遠鏡 F8,3×2倍テレコンバーター
フジASA800 1/125露出 新潟市の自宅前にて撮影 
*アルデバランが隠れる時刻は雲に隠れて見ることはできませんでした。ただし,雲間はあったので,新潟でも一部の地域では見ることができたと思います。
*同一ネガからアルデバランと月に合わせて露出を変えて合成



ビデオ撮影による'98年10月9日のアルデバランの星食の様子

潜入


出現

ビデオ画像データ
自宅(北緯37°53′03.2″ 東経138°59′24.1″)にてTS式 MT160×or25mmにソニーの8mmビデオカメラで撮影
静止画像専用のキャプチャーBOXにて取り込み。
実際に肉眼や双眼鏡で見たものとは上下逆さまになっているので注意。
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