オリオン座の見どころ 

馬頭星雲
 オリオン座の三つ星の一番左側の星の下には,馬の頭の形に似ていることで有名な「馬頭星雲」を含む星雲があります。馬頭星雲は暗黒の星間物質で,左の画像では形まではわかりませんが,画像中央バックに広がる赤く見える散光星雲(IC.434))の前面に左側から入り込んでいる黒いくぼみの部分です。肉眼では空の条件が良く,大きめの望遠鏡を使わなければ見ることは難しいのですが,写真写りは良く,撮影対象としてよくとり上げられる天体です(距離約1500光年)。
 また,上の方には2つに引き裂かれたように見える散光星雲NGC2024があります。
M42(オリオンの大星雲)
 オリオン座の三つ星の下には「小三つ星」と呼ばれる星の並びがあります。
 月のない時など,その中央あたりに目を向けると,肉眼でも光の斑点のように見えます。これがM42(オリオンの大星雲)です(距離約1500光年)。
 満月の2倍ほどの大きさがあり,双眼鏡や低倍率の望遠鏡で見ると翼をひろげた鳥のような姿が浮かび上がります。(鳥のくちばしの部分にあたるのがM43です)さらに倍率をあげていくと,一番濃い部分に「トラペジウム」と呼ばれる生まれたばかり(約1万年前)の4つの星がひしめきあって輝いている様子を見ることができます。
 このあたりでは水素などの希薄なガス状物質から次々に新しい星が誕生している場所です。そうした星の約半数には惑星のもとになるガスとちりの円盤に取り囲まれていることがハッブル宇宙望遠鏡によって確認されました。
 

   写真データ:  馬頭星雲・M42 
    1997年11月3日 03:27〜03:35 
    300mmF4.5 フジASA800ネガフィルム
    岩船郡神林村南大平キャンプ場にて 
    (1枚のネガからそれぞれをトリミング)
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