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明けの明星,宵(よい)の明星として知られる金星は,地球のすぐ内側をまわっている惑星です。このため,太陽から離れて見えることはなく,肉眼で見れる時間帯は日の出,日の入り前後に限られます(皆既日食の時を除く)。しかし最も明るいころには,-4.7等と,昼間でも肉眼で見ることができるほど明るく輝きます。(コラム第3回昼間に見える星) 金星は7.2カ月で太陽の周りを一周し,地球とは1年7カ月ほどに1回の割合で接近します。地球とほぼ同じ大きさがあり,二酸化炭素を主とする大気をもっています。また,地球との位置関係によって月のように満ち欠けをする姿を見ることができます(モデル図参照)。このため,接近した時に望遠鏡を使っても地表の姿を見ることはできません。 しかし,金星と地球の最も近づく(内合という)2〜3ヶ月前後は大きさや形の変化が大きく,望遠鏡や倍率の高い双眼鏡で楽しむことができます。 今年(1999年)の金星は,年初めのころから夕方西の空に明るく輝いています。7月15日ごろには最も明るくなり,内合を迎える8月19日以降は夜明け前の東の空に明けの明星として輝くことになります。 写真データ(共通) 新潟県立自然科学館60cmカセグレン反射望遠鏡 (F14 )×or9mm フジネガフィルムASA800 1/250秒露出 |
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