スピカとからす座
スピカとからす座

 
からす座 
 スピカの右下にある小さな台形の形をした星座です。ギリシャ神話によると,このカラスは,銀色の翼を持ち,人の言葉を話すことができたのですが,うそをついたため,翼は黒く,カーカーとしか鳴けなくなってしまったといわれています。
 からす座の小さな台形は,昔から目につく形であったらしく,日本では「四つ星」「枕星」「袴(はかま)星」といった名前で呼ばれていました。イギリスでは,この星の並びを船の帆(ほ)にとらえ,おとめ座のスピカをさししめすことから「スパイカ(スピカ)ズ・スパンカー(帆)」と呼んでいました。また,日本でも「帆かけ星」と呼ぶ地方があります。
 にているために,目立たないことを「闇夜のからす」などといいますが,星座の世界ではそれはあてはまらないようです。 

参考文献: 野尻 抱影著「星の神話伝説集成」(恒星社厚生閣)
        林  完次著「宇ノ名前」(光琳出版社)

 写真データ 1999.3.24  AM00:00〜00:05
     50mm F2.8  コダックASA400ネガフィルム
     撮影地 中蒲原群村松町 大蔵
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