日本のヤモリの飼育法

また、トカゲモドキの飼育はオビトカゲモドキのページをご覧下さい。

参考文献：「爬虫類・両生類800種図鑑」ピーシーズ・「爬虫両生類飼育図鑑」マリン企画

ガラス水槽はしっかりとした蓋がなくガラスに張り付くことができないかもしれないので適しません。プラケースが最も良いと思われます。いろいろなものを利用して自作するのもいいかもしれません。

注意！！・・・紫外線に当ててはいけないと思われます。直射日光が当たるところにおいてはいけません。ただし、カーテン越しの光くらいは必要かもしれません。

ヤモリは比較的産卵させやすく採集した個体が卵を持っていることも多いので産卵の準備は常にしておいた方が良いです。木の板などを立てたりするとそこに卵を産みます。ただし、ホオグロヤモリなどの卵はくっつきません。板の隙間などに産みます。卵が安定するような工夫をしましょう。

注意！！・・・小さいときは濡れたティッシュなどを入れて保湿した方が良いようです。

注意！！・・・ヤモリのケージは基本的にシンプルなので軽くなります。従って、引っかけたりして落ちたりしないような場所に置きましょう。

トルーライトが良いでしょう。または観賞魚飼育用のライトは紫外線が入っていないので安心です。

注意！！・・・容器内には必ず姿を隠すところを作りましょう。

・水は霧吹きで毎日与えます。
・餌は比較的多く食います。１日おきに与えてやせてくるようだったら給餌回数を多くするか、給餌量を増やします。
・世話をするときに脱出されないように注意をします。蓋や扉の裏に張り付いていることが多いので。また、蓋や扉を閉めるときに指や尾を挟まないように注意します。
・ニホンヤモリなどはケージの壁や床に卵をくっつけて産み付けることがあります。無理にはがさず、通気と保湿に注意して小さなプラスチックのカップ（ゼリーの容器など）でかぶせてしまいます。