最終更新 2000.11.24 PM1:00 |
| [11月17〜18日 今年も冬型の気圧配置] 当日夕方の予報によると福島の太平洋側,群馬あたりで午前3時ごろから雲が切れ始めるとのことでした。しかし,午後11時のひまわり画像を見ると,日本列島を覆うように雲がかかっています。「こりゃだめだ」と寝ることにしました。 午前2時半ごろ強い風の音に起こされて,ふと窓を見ると,ところどころに雲の切れ間が・・・。 ひまわり画像でも雲の隙間があるではありませんか,だめでもともとのつもりで新潟市と巻町の境の内野上新栄町へでかけました。 午前3時少し前に観測地に到着。あいかわらず強風が吹き荒れ,雲がどんどん流れて行きます。今年は月明かりがあるので,地上風景も入れて三脚とカメラをセットし,2〜3分ごとの固定撮影をすることにしました。観望の方は手を抜いて,ほとんど車の中からフロントガラス越しに撮影画角周辺のみを見ていました。 結果は,3:00〜4:00 雲量2〜5で 3個 4:00〜5:00 雲量1〜4で10個。久しぶりに「しし群」独特のスピード感のある流れ星を見ることができました。ただ,暗いものがほとんどで,マイナス等級クラスのものは2個ありましたが,月明かりの影響もあって明瞭な痕を残すようなものは見られませんでした。マイナス等級クラスのうち写真には1つだけ写っているものがありましたので,下記に掲載します。実際に写真に写るのは,流れた経路のうちの特に明るい部分のみ(全体の1/2ぐらい?)です。 |
[11月20日 2001年への期待高まる] 日本流星研究会の速報を見ると18日 4:00〜5:00で30個弱程度の出現があったようです。翌日,新潟は天候に恵まれず,私は観望を行いませんでした。実際に見られた方の情報では数は少なかったようですが,19日の午前3時35分25秒に,東北〜中部地方にかけて,数分以上も痕が残る火球が見られたとのことです。この火球の流星痕を撮影された亀田町の佐藤嘉恭氏より画像をいただきましたので,下記に掲載します。 さらに,国際流星機構によれば,海外では18日12時,16時(いずれも日本標準時)に,それぞれZHR300弱(理想的な条件での数字なので,見られた数は半分〜1/3程度),450強の活発な活動が観測されました。17日17時の小ピークも含め,これらはイギリスのやアッシャ博士の予測によく当てはまるとのことです(数の上ではむしろ上回っていた)。同博士の予測では,来年11月18〜19日未明にかけてアジアで規模の大きな流星群の活動が見られるとされており,今年の結果から,来年のしし座流星群が非常に楽しみになってきました。 今年見られる流星群は12月13日夜半から14日未明にかけてピークを迎える「ふたご座流星群」があります。あいにく今回のしし座流星群以上に月明かりの影響を受けてしまいますが,数の上では上回るものと期待しています。天候に恵まれた地域の方はぜひ夜空を見上げてみてください。 |
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| 冬の星座としし座流星群の流れ星〜しし座流星群2000〜 | ||
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中央やや右寄りにオリオン座,左の明るい星がおおいぬ座のシリウス。右端の明るい星が木星で,そのすぐ上に流れ星が写っています。 撮影データ 2000年11月18日 04:56〜58 流星出現時刻(04:57:50ごろ) 24mm F2.8をF4に絞る ASA800ネガフィルム 固定撮影 撮影地 新潟市内野上新栄町(左下の山は角田山) *景色が明るいのは月明かりのため |
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| 高層の大気によって,みるみる形が変化していく様子がわかります。 |
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