いて座周辺の散光星雲

      干潟星雲M8と三裂星雲M20

 いて座は銀河系中心方向にあるので,天の川が変化に富み美しく見えるところです。星雲,星団がところせましと集まっており,双眼鏡や望遠鏡の格好の対象になります。
  
 M8・・・写真中央下のピンク色に見える部分です。肉眼では赤い色までは分かりませんが光のしみがポカッと浮かんだように見えます。双眼鏡や低倍率の望遠鏡で見るとサンゴ礁のように見えることから別名「干潟(ひがた)星雲」とも呼ばれています。望遠鏡で見ると ,明るい散開星団(NGC6530)をとりかこむように大きく広がって見え,印象的な散光星雲です。

 M20・・・写真の上の方にあるピンク色とブルーのしみのような部分です。写真でははっきりわかりませんが,暗黒星雲によって3つに引き裂かれたように見えることから「三裂(さんれつ)星雲」と呼ばれています。

写真データ  
 1997年7月24日 20:47〜55  300mmF4.5
 新潟県岩船郡 神林村  南大平キャンプ場 
                                  わし星雲M16と白鳥星雲M17

  M16・・・写真の上の赤く見えるものです。M8と同様に散開星団と重なっており,その姿から「わし星雲」ともいわれています。

 M17・・・画面下に見える赤い部分です。
 ギリシァ文字のω(オメガ)の形ににているので別名オメガ星雲とも呼ばれていますが,望遠鏡でのぞくと, 湖に浮かぶ白鳥のように見えることから「白鳥星雲」と呼ばれることもあります。なお, M16, M17のあるあたりは へび座の領域になります。

 写真データ  
 1997年7月24日 21:00〜08  300mmF4.5
 新潟県岩船郡 神林村   南大平キャンプ場

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