開発の犠牲者・リュウキュウヤマガメ
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撮影:星野一三雄 |
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幼体 撮影:星野一三雄 |
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和名:リュウキュウヤマガメ
学名:Geoemyda japonica
- 分布
- 沖縄島、渡嘉敷島、久米島
- 生態
- 山地の森林の林床に生息します。雑食性で昆虫やミミズ、カタツムリと植物質のものも食います。
6月から8月にかけて細長い卵を4〜6個産卵します。
- 全長
- 甲長15cm前後。
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- 解説
- ニホンイシガメと並ぶ日本にしかいない(固有種)カメです。ほぼ陸生です。国指定の天然記念物に指定されています。
- 飼育
- 国指定の天然記念物ですから、採集、飼育、所有をしてはいけません。
- コメント
- 天然記念物に指定され保護されていますが、沖縄のヤンバルでは道路に出てきて側溝に落ちてそのまま死んだり(改善策はとられている)、道路に出てきて車にひき殺される個体が後を絶ちません。残念でなりません。
- と言うわけで、これまで数個体と出会うことができました。人間が近づくと、必ずと言っていいほど手足を引っ込めて動かなくなります。こんな平和なカメが生きていける環境がいつまでも保全できればいいんですが、彼らにとっての受難はまだまだ続きそうです。
- 写真を提供してくださった佐久間聡さんと竹内利晃さんに心から感謝しお礼申し上げます。佐久間さんにメールを送りたい方は私、星野まで。 ※スパム対策のためメールアドレスの「@」の部分を「☆」に変えています。恐れ入りますが、メール作成画面起動後「宛先」欄の「ihoshi☆mb.infoweb.ne.jp」の中の「☆」を「@」に書き換えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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