「正覚坊」と名乗るカメ・アオウミガメ
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撮影:「ばいかだ」 |
和名:アオウミガメ
学名:Chelonia mydas mydas
- 分布
- 伊豆諸島、小笠原諸島、及び南西諸島。太平洋、大西洋、インド洋の熱帯から温帯域および地中海に生息しています。
- 生態
- 普段は比較的浅い海で植物(アマモ・スガモ・キリンサイ)を食べているようです。
甲長70cm以上のメスが産卵に上陸します。2〜5月に交尾、5月下旬から8月下旬にかけて産卵をします。
1シーズンに5回まで産卵するようです。1回の産卵数は120〜130個。卵は温度によって46日から65日で孵化に至ります。
- 全長
- 甲長82〜107cm。
参考文献
日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- 解説
- 体色が青緑色がかった灰褐色。赤褐色から黄褐色のアカウミガメと見分けがつきますが、
甲羅(背甲)の形が本種は楕円形、アカは首のところでくぼんだハート型、肋甲板が本種は4対、アカは5対などでも容易に見分けがつきます。
#写真があればなあ。
環境庁指定希少種。国際自然保護連合レッドリスト指定絶滅危惧種。ワシントン条約付属書Ⅰに記載。
- 飼育
- 物理的に飼えません。何より種の保存法で保護されています。
- コメント
- 水族館でしか見たことがありません。「正覚坊」と呼ばれているそうですが意味不明です。誰か教えて下さい。
一昨年に宮崎県で本種とアカウミガメのハイブリット(交雑種)が発見されました。きわめて珍しいそうです。
写真を提供してくださった「ばいかだ」さんに心から感謝しお礼申し上げます。
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