世界最大最強のカメ!!・オサガメ
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イリアンジャヤにて 撮影:亀崎直樹 |
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奄美大島に産卵に来た個体 2002/06/28 撮影:野馬隆志 |
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上の個体が産卵した卵 撮影:野馬隆志 | 幼体(プーケットにて)撮影:ブルーマリーン サービス |
和名:オサガメ
学名:Dermochelys coriacea
- 分布
- 熱帯から亜熱帯の世界中の海洋。日本近海にも回遊してきますが産卵はしません。
- 2002年6月28日に奄美大島の瀬戸内町で甲長1.4mほどの個体が20個ほどの卵を産卵したのが確認されました。正式な国内での上陸産卵記録はこれが唯一です。
- 生態
- 主に外洋で生活しており、浮遊する無脊椎動物を食っているそうです。1回の産卵数は150個ほど。
- 全長
- 120〜190cmほどですが256.5cm、916kgの記録があるようです。
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
爬虫類・両生類800種図鑑:ピーシーズ
- 解説
- 他のカメと違いいわゆる甲羅を持っていません。甲羅にあたる部分には小さな骨の集まりでできているそうです。それに弾力のある皮膚に覆われています。7本のキール(稜線)があり、その下にはなんと発熱機関があるのではないかと言われています。氷山の近くで泳いでいる姿が目撃されたこともあるそうです。
国際自然保護連合レッドリスト指定絶滅危惧種。ワシントン条約付属書Ⅰに記載。
- 飼育
- 飼えません。種の保存法で保護されています。
- コメント
- 「800種図鑑」(知らない人、持っていない人はごめんなさい)のオサガメの写真は5cm。その横に3cmの人型の人形を紙で作って置いてみて下さい。ほら、でかいでしょ。これで気が荒いというのですから恐怖です。
死ぬまでに一回は見てみたいです。オサガメの仔ガメ。
誰か写真下さい(笑)。
なんて、事を言ってみたら、遂にオサガメの子ガメの写真を見ることができました!!
残念ながら、図鑑の写真なのでこちらにアップするわけにはいきませんが、とてもかわいい(?)子ガメです。背中の5本のキールも明瞭で。
オサガメの子ガメの写真は「標準原色図鑑全集別巻・動物1/林壽朗著(保育社)」という本に出ているそうです。古い(昭和43年初版)本なので絶版になっているとは思いますが...
オサガメの子ガメの写真の情報をくださった青木政臣さんにこの場をお借りして心から感謝しお礼申し上げます。
なんてーことを言っていたら、いや書くもんですね。アップの許可をいただけたオサガメの赤ちゃんの写真を提供頂けました。どーです?かわいいでしょう?
写真を提供してくださった日本ウミガメ協議会会長亀崎直樹さんと野馬隆志さんとブルーマリーン サービスさんに心から感謝しお礼申し上げます。日本ウミガメ協議のHPはhttp://www.umigame.org/です。野馬さんにメールを送りたい方は私、星野まで。 ※スパム対策のためメールアドレスの「@」の部分を「☆」に変えています。恐れ入りますが、メール作成画面起動後「宛先」欄の「ihoshi☆mb.infoweb.ne.jp」の中の「☆」を「@」に書き換えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
ブルーマリーン サービスさんのHPはhttp://www.bluemarine.info/です。
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