最果てでも...やっぱり臭い・ヨナグニシュウダ
|
上記写真(2点)はすべて撮影:星野一三雄 |
|
上記写真(3点)はすべて撮影:野田武志 |
---|
和名:ヨナグニシュウダ
学名:Elaphe carinata yonaguniensis
- 分布
- 与那国島
星野確認・・・与那国島
- 生態
- チュウゴクシュウダと同様です。キシノウエトカゲなども食うようです。
- 全長
- 160〜200cm
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- 解説
- チュウゴクシュウダと同様です。ただし、分布も限られているために環境庁指定絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。
- 飼育
- アオダイショウと同様に飼育できるます。餌食いも良いようです。しかし、貴重な種なので大切に飼育しましょう。
- 国内でも飼育下での繁殖は確認されていますが、やや繁殖は難しいようです。
- コメント
- まさに、日本の最果てにしか生息しないヘビで貴重な種です。臭い思いをしてでもお目にかかりたいものです。
- 1999年3月と2002年9月に与那国へ行きましたが、2回目でようやく1個体と出会うことができました。島中に分布しているようですが、とにかく生息密度が低いようで、本当に探すのに苦労しました。見つけたときの感動は言葉に表すことができないくらいですが、冷静になってよく見てみると、単なる臭くて、地味なヘビでした(笑)。
- で、問題の「におい」なのですが、アオダイショウのにおい(古くなった雑巾のにおい)にアンモニアのような刺激臭を混ぜたような、そりゃもう臭いヘビでした。
- 写真を提供してくださった野田武志さんに心から感謝しお礼申し上げます。野田武志さんにメールを送りたい方は私、星野まで。 ※スパム対策のためメールアドレスの「@」の部分を「☆」に変えています。恐れ入りますが、メール作成画面起動後「宛先」欄の「ihoshi☆mb.infoweb.ne.jp」の中の「☆」を「@」に書き換えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
シュウダ(チュウゴクシュウダ)のページへ
アオダイショウのページへ
日本の蛇(ヘビ)のページへ
INDEXページにもどる