奄美の風流・アマミタカチホヘビ
撮影:小原祐二
撮影:「ばいかだ」

和名:アマミタカチホヘビ


学名:Achalinus werneri

分布
奄美大島、枝手久島、徳之島、沖縄本島。 星野確認・・・徳之島
生態
タカチホヘビと同様の生態です。
全長
20〜55cm
参考文献
日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社

解説
タカチホヘビに形態は似ていますが、腹面が黄色いこと、尾が長いこと、尾下板(尾の裏側)の真ん中に縦条が走らないこと(タカチホヘビは縦条が走る)などで見分けるようです。
タカチホヘビの南西諸島版です。なぜか奄美諸島よりも沖縄本島の方が見つけやすいようです。ただし、環境庁指定希少種ですのでまれな種です。
飼育
餌の確保、湿度の調節が課題ですが、何より希少種であるので無計画な採集・飼育は避けましょう。
コメント
なかなか、落ち着きのある渋いヘビで魅力的ですが、この手のミミズ食いのヘビはたとえ、ミミズが十分に確保できたとしても、果たして栄養的にそれで十分なのか、あるいは逆にマウスに餌付けることができたとしても自然かで食っていないものを主食にしてよいのかが課題です。本当のところどうでしょう...?まあ、少ないヘビですので飼育自体を見合わせる方が賢明です。
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