2000年4月6日 夕空に月・惑星が集合
 このところ,夕方西の空を眺めていると,明るい星がいくつか輝いています。実は,これらの星々は,地球と同じように太陽を回る惑星たちです。
 3月8〜10日,4月6,7日に細い月がこれらの惑星の近くに見え,惑星の位置を確かめやすくなるとともに,絶好のシャッターチャンスとなりました。
 特に,4月6日の新潟は朝から晴天に恵まれ,昼間には自然科学館の望遠鏡で水星,金星を見ることができました。そして,午後6時〜7時30分ころは,夕焼け空に浮かぶ細い月と明るい惑星が織りなす美しい光景が見られました。
 4・5月は三日月前後の月の高度が高く,見やすい時期になります。この日は,太陽の光にあたっていない部分がうっすらと見える「地球照」も肉眼で楽に見え,立体感のある月がぽっかり浮かんでいる様子が印象的でした。
 惑星たちは,それぞれ地球からの距離が遠かったり,低空だったりするため細部を見ることはできませんでしたが,4月の中旬ごろまで何日か眺めていると,木星・土星が火星を追い越していく様子が肉眼や双眼鏡で楽しめます。また,木星,土星は秋ごろから,火星は来年の春ごろから観測の好機になります。


望遠鏡で見た4月6日夕空の月・惑星たち

撮影データ

[夕空に月・惑星が集合]
2000年4月6日 18:55
 50mm F5.6 2秒露出
 ASA800ネガフィルム使用
(同拡大)
19:05
 135mm F5.6 3秒露出
いずれも自然科学館屋上にて

[望遠鏡で見た惑星]
土星 18:34
火星 18:32
木星 18:27
新潟県立自然科学館
60cm反射望遠鏡(F15)
K-40mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ
DCR-PC100画像より各5〜7枚合成

[月齢1.6の月]
18:42
新潟県立自然科学館10cm屈折望遠鏡
K60mm 拡大撮影
SONY デジタルカメラにて撮影

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