京都に住むカメ・ミナミイシガメ
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撮影:関慎太郎 |
和名:ミナミイシガメ(タイリクイシガメ)
学名:Mauremys mutica mutica
- 分布
- 京都、大阪、滋賀(国外からの移植?)。国外では中国南部と海南島、インドシナ北部、台湾。
- 生態
- 底床が泥の止水域や緩やかな流れを好みます。雑食性。春に水中で交尾をするようです。
- 雌は1〜2回に分けて産卵を行い、1回に1〜2個の卵を産みます。卵の大きさは38×21mmで2〜3ヶ月ほどをかけて、背甲長25〜33mmの幼体が孵化します。
- 全長
- 甲長20cm
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
爬虫類・両生類800種図鑑:ピーシーズ
- 解説
- 一般には八重山諸島のヤエヤマイシガメと同種としてミナミイシガメとされるが最近はこのように分ける考え方もあるらしいです。
ニホンイシガメよりもさらに明るい体色です。中国では甲羅に緑藻類が活着したものを「みのガメ」としてめでたいとし絵の題材などにもなっています。
- 生息地によって、色彩などに差があるようでベトナムあたりの個体群と京都あたりの個体群では頭部の色彩などに差が見られるようです。
- 飼育
- クサガメに準じてよいでしょう。
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- コメント
- どこの産地の個体かわかりませんが以前に何回かペットショップで見ました。黄色が強くきれいな個体でした。日本に分布するものは過去に移植されたものだとの見方が強いです。
写真を提供してくださった関慎太郎さんに心から感謝しお礼申し上げます。関慎太郎さんにメールを送りたい方は私、星野まで。 ※スパム対策のためメールアドレスの「@」の部分を「☆」に変えています。恐れ入りますが、メール作成画面起動後「宛先」欄の「ihoshi☆mb.infoweb.ne.jp」の中の「☆」を「@」に書き換えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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