沖縄代表Plestiodon←なんか違和感...・オキナワトカゲ
撮影:佐久間 聡撮影:星野一三雄

和名:オキナワトカゲ


学名:Plestiodon marginatus marginatus 旧学名 Eumeces marginatus marginatus

分布
沖縄群島、トカラ列島の中之島と口之島
生態
ニホントカゲと似ています。日当たりの良い草むらや丘の斜面、石垣などでよく見られるそうです。
全長
190mm。60〜110mm。
参考文献
日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
爬虫類・両生類800種図鑑:ピーシーズ
Junko Motokawa and Tsutomu Hikida.2003.Genetic Variation and Differentiation in the Japanese Five-Lined Skink, Eumeces latiscutatus.ZOOLOGICAL SCIENCE Vol.20(2003)No.1.97-106

解説
オオシマトカゲと亜種の関係にあります。オオシマトカゲは尾の黒色縦条が尾の3分の1程度、本種はそれが半分程度まで入るそうです。
飼育
ニホントカゲと同様でよいでしょう。
コメント
沖縄で最も代表的なスジトカゲです。ニホントカゲとどう違うのかと言われても困るのですが、実物を見てそれを確認してみたいです。
などと、最初の頃は書いていたのですが2004年現在、現地で観察、捕獲、飼育まで経験しちゃいました。ニホントカゲと比べると、ちょっと顔が細長くて品があるような気がします。成熟した個体もニホントカゲが金色に対してオキナワトカゲは銀色っぽいような気もしますが、たぶん気のせいでしょう。
今までは、悪石島以北のトカラ列島の個体群はニホントカゲと考えられていたのですが、どうやら口之島と中之島の個体群は本種のようです。
※ 本種は「日本動物大百科5両生類・爬虫類・軟骨魚類」ではオオシマトカゲの亜種を疑問視していますが、ここではあえて千石(1996)に従ってみました。理由は...分けた方が「おもしろい」からです。
写真を提供してくださった佐久間聡さんに心から感謝しお礼申し上げます。佐久間さんにメールを送りたい方は私、星野まで。 ※スパム対策のためメールアドレスの「@」の部分を「☆」に変えています。恐れ入りますが、メール作成画面起動後「宛先」欄の「ihoshi☆mb.infoweb.ne.jp」の中の「☆」を「@」に書き換えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。



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