対馬の宝・アカマダラ
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| 撮影:星野一三雄 |
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和名:アカマダラ
学名:Dinodon rufozonatum rufozonatum
- 分布
- 対馬と尖閣諸島。国外では沿海州から南の中国大陸から台湾、インドシナまで。
- 生態
- 森林や水田などに生息しカエルやヘビなどの爬虫両生類から多くの脊椎動物を食います。夜行性で比較的気が荒いのですが、何よりも防御臭(臭い分泌物)を出し、かなり臭いです。
6〜7月に10個ほど産卵し40日ほどで孵化します。
- 全長
- 60〜120cm
- 参考文献
- 日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社
- 解説
- アカマダラD.rufozonatumの基亜種。赤褐色の地に幅の狭い黒色横帯があります。瞳孔はもちろん縦長です。生息地では比較的普通種のようです。
- 飼育
- 飼育は比較的容易なようです。おそらくアオダイショウ同様でよいと思われますが、サキシママダラのような飼育がよいでしょう。餌はある程度バラエティを持たせた方がいいかもしれません。マウスは食いますが、マウスのみの飼育でやせてしまった例を聞きました。おやつ程度にいろいろ与えた方がよいのかもしれません。
- というわけで、数個体を、飼育中ですが特に気をつけたいのは給餌量です。
体が大きい分、サキシママダラよりも給餌頻度は多くした方がいいと思います。またアオダイショウなどのElaphe属と異なり、餌を飲み込むのがあまり上手ではありません。さらに、WC個体の場合はひどく寄生虫に感染しているようで、ちょっとしたストレスと給餌量不足で激ヤセして死んでしまうこともあるようです。この二点を考慮すると、大きくてもマウスのファジーサイズを週に二回程度は給餌した方がいいでしょう。
私の家では80cm程度の個体ならばピンクのLサイズを2匹ずつ、週に二回与えています。
- コメント
- 個人的にはとても美しいヘビだと思います。対馬にしか生息していませんが大陸には多くいるようなので飼育していく罪悪感も他種ほどではないような気もします(それでも責任を持って)。ただし、対馬は日本の唯一の個体群ですから大切にしていきたいものです。できれば飼育は大陸から輸入された個体で行うべきだと思います。
- 対馬の個体群は、大陸産のとは別亜種の可能性もあるそうです。そうなれば間違いなく世界で対馬にしかいないヘビということになり、無計画な飼育は避けなければいけないでしょう。ま、飼育したってハンドリングしても臭い汁は飛び散らすわ、咬むわ、なのに餌はバクバク食うわでろくなヘビじゃないんですが...
でも、確かに大陸産の個体群よりは赤色が鮮やかで美しいことは認めます。カリキンみたいにCB化できることが一番望ましいですね。
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