日本の最果てで何を見てきたのだろう・ミナミトリシマヤモリ
撮影:ワイルドアイズ
南鳥島全景  撮影:くすけん

和名:ミナミトリシマヤモリ


学名:Perochirus ateles

分布
国内では南硫黄島、南鳥島にしか分布していません。国外ではミクロネシアを中心に広く分布しています。グアム島などにも分布しているようです。
生態
海岸近くの岩場に生息していますが国外では樹木にもいるようです。繁殖などの生態は全くわかっていません。
全長
120〜190mm
参考文献
日本動物大百科5両生類・爬虫類・硬骨魚類:平凡社

解説(2006/04/15更新)
形態はオンナダケヤモリに似ているようです。前肛孔が少ないことと後肢後縁に膜状のひだが発達しないこと、さらに尾の側辺に棘状の鱗が発達していること、などでオンナダケと区別されます。トカゲモドキを別の科にすれば日本最大のヤモリです。
飼育
飼う前に入手をどうするかでしょう。もし飼えればホオグロヤモリと同様でよいのではないでしょうか。
コメント(2006/04/15更新)
とにかく、生息地には足を踏み込めないのでまさに幻のヤモリと言って良いでしょう。でも、グアムにはいるようなので誰か旅行に行ったときに写真と生体をとってきてください(笑)。半分まじめです。
↑なんて言っていたのが、はるか昔の1998年12月。そして8年後の今、2006年についに、そして本当に、海外の島ではありますが(撮影者の希望により撮影地は伏せさせて頂きます)ミナミトリシマヤモリの写真が、じゃぷれっぷに登場してもらえました。本物です。お墨付きです。感激...
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