2001年2月の木星画像

2001年2月の画像から作った木星展開図
 気流が安定する日は少ないものの高度はまだあり,細部が確認できる日もありました。観測日数8 画像数22
 GRSの南側を通過中のSSTBの3つの白斑のうち,後方の2つが10度以下に接近し,合体するのではないかと期待されました。GRS前方のDSは9日に2系52度,26日に58度とGRSへの接近が急になりました。STBの永続白斑「BA」は17日に2系240度付近に位置しており,EZsのGWSは8日に1系90〜100度あたりではないかと思われます。NEBnにはBargeが2系30度,175度付近に,Notchが2系185度付近に確認できます。
                    2001年2月5日の木星画像
 新潟市の最高気温が7.4°と3月上旬から中旬を思わせる暖かい一日でした。大気の状態も比較的安定していましたが,18時以降薄雲に覆われてしまいました。SEBnの濃化している部分が目立ちます。また,3枚目にGWSが確認できます。
               2001年2月9日の木星画像
 晴れたり雪が降ったりと,めまぐるしく変わる天候でしたが,ようやく大赤斑付近の経度が撮影できました。大赤斑手前の暗斑(1月6日45.4°,2月9日52.4°)は,横に伸びたように写っており,大赤斑(76.0°)まで暗部が続いています。大赤斑南側にはアーチが形成されています。また,SSTBの小白斑のうち,一番後方の2つが非常に接近しています(間隔1月6日14.1° 2月9日9.5°)。*経度はいずれも2系。
              2001年2月22日の木星画像
 透明度は悪かったものの大気の状態は安定しており,STBの永続白斑など,比較的細部まで確認することができました。BA=237.7°(2系)
新潟県立自然科学館 60cm反射望遠鏡 K-40mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20画像より各8〜12枚合成
Enhanced 最大エントロピー法を使用
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