2000年9月の木星画像

2000年9月の画像から作った木星展開図
 2000年9月
 中旬以降ビデオカメラを変えたり月関西支部の伊賀氏から画像復元のアドバイスをいただいたりして観測に使える画像が比較的コンスタントに撮影できるようになりました。
 9月6〜9日にかけて,EZsのGWSが活動的になり,SEBnから白雲が流れ込んでいる様子が観察されました。上の展開図はGRSの北側を通過している(1系270度付近)頃ですが,この頃にはすでに活動が収まっています。STBの永続白斑「BA」が9月18日(UT)に2系300度付近に確認でき,周囲を暗物質で取り囲まれているため,輪郭がわかりやすくなっています。北熱帯縞(以下NEB)は2系40〜160度に渡って複雑に入り組んでいるものの,他の経度では全体的に幅が広がっています。北熱帯縞北組織(以下NEBn)にはBargeが2系150度,205度,330度付近に,Notchが2系220度,320度 付近に確認できます。
                 2000年9月15日の木星画像
 水蒸気量が多く透明度は悪かったのですが,その分気流の状態は良く,比較的細部まで確認できました。大赤斑直後のSEBの変化が激しく複雑な様子がわかります。この日から デジタルビデオカメラ がSONY DCR-TRV20に変わりました。
                   2000年9月22日の木星画像
 大赤斑付近の経度が観察できる日でした。天候は下り坂。あいかわらず気流の状態は良くありません。右画像は,一瞬(2秒ほど)気流が落ち着いた間のコマを選んで処理したもの。
                 2000年9月30日の木星画像
 久しぶりにほとんど雲のない夜でした。午前4時ごろから衛星ガニメデの影が通過していきました。最後の画像の右上NTBに永続白斑が見られます。白斑の一つが南(上)から回り込んでいるように見えます。
新潟県立自然科学館 60cm反射望遠鏡 K-40mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ DCR-PC100
9月15日よりDCR-TRV20
画像より各6〜8枚合成
最大エントロピー法による復元画像
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