奄美大島旅行記

「フィールディング」...この甘く危険な香りのする言葉に取り付かれて、早や3年半。遠くは最果ての島・与那国、近くは職場の裏の川原まで、いついかなるときも爬虫類や両生類の姿を追い求めている私でしたが、常に心の中に「もやもやしたもの」が「二つ」ありました。

「奄美大島へ行かずして南西諸島を語れるのか、俺わ...」

奄美大島は概ね爬虫類相が徳之島や沖縄本島と似通っていましたし、奄美大島でしか見ることができない種類の写真や飼育用の個体は友人から譲ってもらっていましたので、

「奄美大島へ行く金と時間があったら、やっぱり沖縄本島だよなー」

などと考えるようになっていました。そして、もう一つの「もやもやしたもの」とは...

「俺一人でいつも自分で好きなことをして、家内には悲しい思いをさせているなぁ...」

という思いです。
フィールディングにとりつかれてから、自分のほとんどの時間を爬虫類のために使っていましたので、その間ずーっと家内には我慢をさせてきてしまいました。

そんな平成13年9月に、この「二つ」の「もやもやしたもの」が同時に解消されるチャンスが来たのです!!

前年の秋に、とある掲示板で「ハブ対策」の話題がきっかけで鹿児島県のクワガタ野郎・マッスル氏と知り合うことができました。クワガタ愛好家の世界では南西諸島は憧れの地。しかしながらクワガタがいるような場所にはハブがいます。クワガタ愛好家の方たちは、このハブのために思い切って南西諸島へ足を運べないと言うのです。
もちろん私もハブは恐ろしいのですが、今までの経験上、こちらが先にハブを見つけることさえできれば、少なくともハブに咬まれてひどい目に遭うことはないだろうとわかっています。お調子者の私はマッスル氏に対して、

「私がハブ対策について行きましょうか?」

と、口を滑らせてしまいました。これが私の悪いところです。
この言葉にマッスル氏は勇気百倍。俄然やる気を出して、遂に

「9月に奄美大島へ行くのでついて来てくれないか?」

と言うことになったのです。

時期は9月の3連休。まさに爬虫類の世界は夏の間に大量のベビーが生まれているので、最高のシーズンです。今までの経験上、この時期にまずはずれはありません。ところがここに最大の問題があるのです。それは...
「結婚記念日」
そう。この3連休は結婚記念日なのです。昨年は緊急の仕事があったため結果的に家内と一緒に過ごせたのですが、その前は西表島、その前は宮古島と、もはやこの妻不孝者は結婚記念日などどこ吹く風で一人で遊び呆けていたのです。

ところが今年は思いもかけないことが起こりました。それは家内の一言でした。

「私も一緒に奄美大島へ行く」

今まで、一度もそんなことを口にしなかった家内ですが、遂に一緒にフィールディングをする決心をしたのです!!
まさに渡りに船というのでしょうか、そんなこんなでヘビ屋の私、クワガタ屋のマッスル氏そして単なる一般人あるいは道楽亭主に泣かされている妻の三人の珍フィールディングが始まったのでした。

さて、いつものように鹿児島空港発の朝一番の便で出発です。いつもならば余裕の時間帯で空港で地図などを広げて見る時間などがあるのですが、今回は直前に起こったアメリカのテロ事件の影響と3連休の人の出で空港は大混乱。本当に飛行機に搭乗できたのはぎりぎりの時間でした。あー、テロリスト達よ、あなた達の影響はこんなところにまで出ているぞー!!!
それでもほとんど定刻に近い時間に奄美大島へ到着。いよいよ記念すべき第一歩を...と思ったら

「天気、悪っっっ!!」

折しも台湾付近に台風が停滞し、秋雨前線が刺激を受けてどんよりと曇った空が我々を出迎えてくれたのでした...
しかし、そんな曇り空を吹き飛ばすような爽やかな笑顔でマッスル氏は出迎えてくれました。私とマッスル氏は8月に宮崎で行ったクワガタ採集オフ会で顔合わせ済みですので簡単に家内が挨拶を済ませレンタカーに乗り込みます。車の中では早速、一足早く奄美に入っていたマッスル氏が朝のうちに採集してきたいろいろなクワガタを見せていただき、早くも話は盛り上がります。今から考えれば、ヘビ屋とクワガタ屋ですから話はずーっとかみ合っていなかったのでしょうが、そこは動物好き、フィールド好きの血が反応し合うのでしょう、後ろの席で退屈そうにしている家内をよそにどんどん話は盛り上がります。
そのまま車は名瀬市内の宿へ。宿についても早くフィールドに出たい私はいても立ってもいられなくなり、宿の裏の公園に続く細い道を軽く探索。南西諸島名物・芋のようなでかいナメクジと本土では見ることができない大型のヒダナメクジが出迎えてくれます。と、突然の大雨が。
スコールです。
仕方なく大きな木の根本で雨宿りをしていると、彼(女)も突然のスコールで仕方なく雨宿りをしているのでしょうか、小さな小さな
キノボリトカゲが足下にいました。早速、手の上に載っけて家内に見せに行きます。さすがにわが妻。たった、一言。

「かわいいー」

キノボリ・小さーい
手の大きさと比較せよ

あまりに小さいので写真だけ撮影してリリース。しかし、このときにはこのことがあとから大きな後悔につながることは知る由もありません...
さて、いよいよ本格的にフィールドに出ます。今回はもっぱら私はハブ対策要員ですのでマッスル氏が、ここぞ、と思った木に近づくときの斥候として働きます。
しかし、さすがクワガタ屋さんです。実に手際よくバナナトラップを仕掛けていきます。さらに前に入った採集者の残骸でしょうか。木の根元に朽ち果てたパイナップルやバナナが落ちています。その中をマッスル氏が探れば、次から次へと大小さまざまなクワガタムシが出て来ます。
私はクワガタは詳しくないので、どのクワガタを見ても珍しくて感心していたのですが、マッスル氏は次々と不要な個体は林の中に戻しています。偉いなー、クワガタ屋さんは。
そんな風にマッスル氏のクワガタ採集に協力して林の中に入っていけば、ぴょんぴょんと見慣れたカエルがいました。本土のアカガエルとどこが違うの?ってな風貌のリュウキュウアカガエルが。さらに奥まで足を踏み入れると本土では絶対に見られないような大きさと跳躍力のカエルであるアマミハナサキガエルの姿が。うーん、やっぱり南西諸島はいいなー。
さて、そうやって車を流していると、いかにも「何か」がいそうな水場を発見。私はマッスル氏の「危ないですよー」という言葉を背中に受けながらもとっととその水場の周りを探索します。

ちょろちょろちょろ...

私が、その影を見逃すわけがありません。はっし、と両手で押さえ込めば、手の中には小さなヘリグロヒメトカゲが。かわいー♪。
と、その時マッスル氏の声が。

「星野さーん、ちょっと手伝ってくださーい!」

見れば、いかにもクワガタがいそうな「立ち枯れ」た木をマッスル氏は引っこ抜こうとしていました。マッスル氏はハンドルが示すように、筋骨隆々のたくましい方。そのマッスル氏をもってしても、持ち上がらないほどの木です。これは何かがいそうな予感...
二人でその木を引っこ抜いて、その場で朽ち木の中の探索を始めた始めたマッスル氏でしたが、ほどなくして...

「うおぉぉぉー!!!」

と雄叫び!何かと見れば、なんと「ギネス級」(マッスル氏談)のスジブトヒラタ(メス)の43ミリ!!確かにでかい...
ところが、直後に私が雄叫びをあげてしまったのです!!

「うおぉぉぉー!!!」

なんと、朽ち木のそばにきょとんとした顔でなにやら黒い生き物が...

イボイモリじゃーん!!」

確かに奄美大島にはイボイモリは分布していますが、環境の悪化からかなかなか奄美ではイボイモリは見られなくなっています。そのイボイモリが今、確かに私の目の前に...感動...これだからフィールディングはやめられないです!!

その後は宿に戻り、夜のフィールディングに備えて一休みしました。
さて、夜のフィールディングの目玉はなんでしょう。それは南西諸島にしかいない「とあるクワガタ」が目的でした。何でもそのクワガタはなかなか見ることができない種類でマニアの間では「甲虫の王様」(マッスル氏談)であるとか。マッスル氏も、過去数回奄美に入っているのですが未だ出会えないとの事で半分はその種類を見つけることをあきらめているような口ぶり。
しかし、そんな話を聞いてしまってはハンター星野の血が騒ぎます。

「絶対に見つけちゃる!!」

根拠のない自信をみなぎらせながら夜の部スタートです!!

初めてのフィールディングに家内は昼の部でもはやダウン。一人、宿で留守番をさせました。我々といえば相変わらずかみ合わない生き物の話をずーっとしています。ポイントに到着後「そのクワガタ」を採集する唯一の方法である「流し採り(ロードサーチング)」を始めます。しかし、そこで我々が見たものは...数多くのライバル達でした。
そう。このポイントは「そのクワガタ」の有名なポイントであるらしく遠くは奈良ナンバーの車までもが不自然で怪しいほどのゆっくりとした速度で道路を走らせているのです。競争率がきびしー!!しかし、この光景までもが私、ハンター星野の意地に火を点けました。

「絶対に見つけちゃる!!」

しかし、悲しいかな夜の道を歩いているクワガタなど見たこともないのですからイメージが全然できません。あまりのライバルの多さも手伝って、あえなくリタイア。気分転換に他のポイントへ移動します。
車で結構走って到着した場所は、とある自然公園。ところがここにも駐車場に車が留めてあって、怪しい懐中電灯の光が林の中に光っています。思い切って声をかけてみると、まだ若い声の男性が。聞いてみれば、とある大学の生物研究会の合宿ということでした。その生物研究会に前にお世話になった方がいらっしゃったので聞いてみると、今回は来ていないがよく知っているとの事。よろしく言っておいて欲しい旨、伝えて、彼らに今夜の収穫を聞くと基本的には何も見ていないと言うことなので、それならばこの星野がと、頑張って近くの道路を探せば早速、きれいな赤いヘビが。

アカマタ・きれいでしょ

「お、アカマタ!!」

奄美、沖縄ならばどこにでもいるヘビですが、慣れていないマッスル氏も大学生達も大喜び。星野はこうやってひと時の英雄気分に浸ります。
しかし、どうにも車の中からクワガタを探すことにまどろっこしさを感じていた私はマッスル氏が止めるのも聞かずに一人、徒歩で道路を見回ります。夜の暗闇のフィールディングにびびる自分を宮古島で露呈してしまいましたが、近くに同行者がいる、と感じるだけで俄然強気になってしまう自分も情けない。でも、そんな自虐的な気分もどこ吹く風、スネークフック一本を右手に握れば百人力です。

ところが道路上ではコカブトムシなんていう変り種を見かけることはあってもなかなか目的のクワガタムシに出会えません。しかも、なぜか奄美大島の夜は夥しいほどの数のアマミサソリモドキで道路は埋め尽くされています!!<ちょっとオーバー

ほとんど嫌がらせに近いか!?
サソリモドキの交尾(?)

そんな夜の沖縄や奄美の林道の小さな水場にはこれまた夥しいほどのアマミシリケンイモリがいます。これも最近は減ってきたと言うことなのでよく観察。ところがその中にちょっと変った体色の個体が。どうやら体側に橙色が強く出た色彩変異のようです。この個体だけゲット。いつまでもこんな平和な水場が守られて欲しいなー。

ちょっと風変わりな体色
アマミシリケンイモリの色彩変異

さて、夜も更けて日付も新しくなりました。そろそろ最初のポイントへ行ってもいい頃でしょう。我々は最初のポイントに戻りました。
ところがなんとまださっきのライバルが車を流しています!!すげー根性。負けてられないという意地の炎がめらめらと燃えてきます。
と、そんな我々の目の前に現れたのは、遂に出現!!ハブ!!
と思いきやハブはハブでもちょっと太めでかわいいハブのヒメハブでしたー。しかしそれでも毒ヘビは毒ヘビ、油断は禁物です。慎重にスネークフックで弄んで差し上げました。

ヒメハブ・凶悪ヅラ

その後もアカマタなどが姿を現しはするのですが、道路上に見える小さな黒い影はアマミサソリモドキばかり。中には交接中に車にひき殺されてしまったような個体までいる始末。ガマンのできなくなった私は、今度は動体視力をアップさせるべくなんと男35にして車に「箱乗り」状態になりました。まさに恥じも外聞もありません。って、夜の林道だから誰も見ていないんだけどね。
目も疲れて心身ともに疲労困憊している我々ですが、その情熱は冷めません。目的の生き物をこの手にするまでは...!!!
そして、この情熱がフィールディングの神に通じたのでしょうか、時速15キロほどで走る車のライトに一瞬だけ照らされた黒い小さな影を私たちは見逃しませんでした。私は車を止めさせて、すぐに走って今見た黒い影に近づき、懐中電灯で照らします。そこには見たこともないような奇妙な、しかし大きく妙な存在感がある黒い甲虫がいました。手にとってマッスル氏に見せます。

「これはどんなですか?」

「え...これは!?これですー!嘘でしょー!!!!アマミマルバネクワガタですよーーーー!!!!!」

甲虫の王様!!
アマミマルバネクワガタ

そう、これこそマッスル氏が追い求めていた「甲虫の王様・マルバネクワガタ」だったのです。もう、これにはマッスル氏も大興奮。私はといえば、これでまたハンターとしての自信を深めることができた瞬間なのでした。
さすがに、二人ともこの成果に大満足し、この日のフィールディングを終えたのでした。
いよいよ明日は、天気さえよければ午前中からトカゲ探しに出ることができます。空には満天の星が輝いています。明日は、きっと晴天に恵まれるでしょう。トカゲたちよ、待っていろよー......

夜が明けました。さあ、奄美のさわやかな朝を満喫しよう!!と、窓を開けた私の目に飛び込んできたものは...

ざーーーーーー....

ああ、フィールディングの神様よ。私が一体何をしたと言うのです?とでも天を呪わずにいられないほどの雨です。
とほほ。残念ですが、これでは到底トカゲたちには出会えません。降ったりやんだりの天気ではありますが、とにかく今回は縁がなかったということでしょう。残念ですがその日は朝はゆっくりと構えて、とりあえず昨夜のポイントに行きました。それでも、バナナトラップには小さなクワガタたちがかかっています。それでも天気のせいでしょうか、今ひとつ気分が乗りません。と、そんな私たちを元気づけるように車の前にヘビが姿を現してくれました。私から見ればなんのことはない普通種ですが、そこはこの手に関しては一般人の域を出ないマッスル氏と家内です。そのヘビの鮮やかな緑と黄色い腹に大感激です。そう、リュウキュウアオヘビです。
リュウキュウアオヘビ
「おばちゃんゴム長」で
フィールディングしているのが
バレバレ

ただし、こいつは捕まえると大暴れしてガブガブ噛み付いてくることを過去の経験から学習済みなのでスネークフックで弄んであげてから、道路に出てこないように言い聞かせて林内へ放り投げてあげました。

ぼちぼち爬虫類や両生類も見ることができてはいるのですが、ここまで家に持ち帰ることが決定しているのはイボイモリと色彩変異のシリケンイモリ、それとアマミサソリモドキだけです。いかにも寂しい感じです。こうなると昨日の一発目のキノボリトカゲでさえも惜しくなってきます。なんとなく気分もへこみ気味です。しかし天候がこれでは話になりません。残念ですが、その昼間はあきらめて宿で休養することとなりました。

しかし、天に我々の祈りは届かず夜になってもさらに激しい雨が降り続きます。
それでも「二匹目のドジョウ」ならぬ「二頭目のマルバネ」を期待し、昨夜のポイントに三人で向かいます。
しかし、よく考えてみたら昆虫は雨に弱い!クワガタは愚か昨日あれだけ見られたサソリモドキ(昆虫ではないですが)さえも見ることができません。むー。不完全燃焼ー。
こうなったら何でもいいから南西諸島へ来た、実感を少しでも得るためにカエルでも真面目に探すか。
さすがは南西諸島です。道路にぴょんぴょんと出てきてその度にブレーキを踏ませるカエルたちですが、どれも本土では見られない種類ばかり。車のヘッドライトに照らされても鮮やかな緑色はアマミアオガエル
アマミアオガエル
大きな真っ黒い目がかわいいー

とにかくどこにでも跳ねている小さなカエルはおなじみのリュウキュウカジカ。撮影するのも一苦労です。そんなに跳ねるなっつーの。
リュウキュウカジカ
苦労して撮影!貴重な1枚!?

と、ヘッドライトに照らされた何かの塊?
これはラッキー!その名も変ったオットンガエルです。残念なことに撮影はできませんでしたが、ようやく南西諸島でフィールディングしている実感を得ることができました。
そんなカエルたちを狙ってかヒメハブもぼちぼち出てきていました。このヒメハブをまたもや弄んだところで本日のフィールディング終了〜。このままじゃ風邪ひいちゃうもんね。

さて、最終日の朝になりました。

この日は午前中だけフィールディングできる予定でした。しかし、残念ながらこの日も曇り。トカゲたちは期待できそうにありません。

それでもあきらめきれずにわずかにときどき雲間から覗く一条の光に期待しトカゲを探し続けます。
しかし、やはり今回は縁が無かったのでしょう...飛行機の出発の時間は刻一刻と近づいてきます。そんな私が雲間からさした一条の光に導かれて到着したのは海岸沿いの大きな公園でした。
ここが最後のフィールディングポイントになることは間違いありません。
くまなく探します。
花壇の中。公衆トイレの裏。植え込みのバナナの木の根元...そして、彼(女)はそこに鎮座していました。

「ああ...キノボリトカゲ...」

いつもなら見逃すのですが、どうしても私は運命的な出会い、と感じてしまいました。<大げさ

そのキノボリトカゲを家内と一緒に大切に捕まえて、私の初の奄美大島フィールディング、そして初の家内とのフィールディングは幕を閉じたのでした。

今でも、そのキノボリはもちろん我家の60センチ水槽の中でのんびりとコオロギを食っています。大切に飼育をしていきたい、なんだか今回は特にそう思える個体でした。

ちなみに、同行したマッスル氏はもう一晩宿泊しフィールディングをしたそうですが、見事にもう一頭のマルバネをゲットしたそうです!!

さらにこちらにはマッスル氏のサイトがあり、そこにも今回のフィールディング記がありますのでぜひご覧下さい。

さて、我家に到着した我々夫婦ですが、どうしても私はハンターの血が

「不完全燃焼だー!」

と騒いでいます。

こうして私は、ある計画を思いつき帰って来たその日のうちに、それを家内に相談したのでした...

その計画とは...

「今度の土日に徳之島へ行こう」

おしまい。

我がフィールディングの原点・徳之島再び編」へ続く...


トップにもどる
旅行記のページにもどる
INDEXページにもどる