ミッション・オイル交換方法(ミッションオイルの簡単交換手順)
MT車のミッションオイル交換はDIYで簡単に出来ます。 エンジンオイルは定期交換してもミッションオイルを忘れがちの車は多いと思います。 しかし、ミッションオイルもエンジンオイルと同様に短期に定期交換が重要だと思います。
シビックEG6のミッションオイルにモービル1 5W−40を使っていましたが、 安全マージン確保のため、今回からEDGE 10W−30に変更し、純正指定のオイルの硬さに変更しました。(2010/12/12 約188656Km)
ミッションオイル交換方法(シビックEG6)
シビックEG6のミッションオイルの指定は、HONDAウルトラMTFまたはエンジンオイル10W−30ですが、燃費が良くなるためモービル1DE 5W−40を使ってましたが、今回からカストロールEDGE10W−30に変更しました。(5Wはギヤを痛める) |
適当なビニールホースに漏斗を差し込むだけでミッションオイルは交換できます。(写真は熱帯魚用外部ろ過装置に使うホース。(12/16φ)) |
ドレンボルトはスピンナーハンドル+ソケットレンチ。フィラーボルトはストレートメガネ。フィラーボルト締め付け時は14−17mmメガネレンチを使います。 |
エンジンルームから覗いたフィラーボルト。フィラーボルトから先に緩めておきます。 |
次いで、ドレンをソケットレンチで緩めます。 |
今回は8000Km程度で交換。オイルは毎回綺麗です。 |
しかし、SPOON製の磁石ドレンには鉄粉が付着しています。ミッション内にはフィルターがないため磁石が貼り付けてあるかも知れませんが、オイル交換しないと鉄粉でギヤを痛めることになります。 |
左がドレンボルト、右がフィラーボルト。純正ドレンボルトはメンテナンス性が悪いので、鉄粉を取る磁石ドレン交換がお勧めです。 |
オイル注ぐにはドレンを締めて、フィラーボルトにホースを突っ込みオイル注入。 |
エンジンルームの漏斗から注ぐだけです。 |
フィラーボルトからオイルが垂れてきたところが適正油量です。 |
今回は+8000Kmで交換ですが、ミッションのフィーリングはこの時点で既に落ちてたようで、 オイル交換後はスムーズに抵抗なくシフトチェンジできるようになりました。 (モービル1は、ミッションオイルでも持ちが悪い可能性があります。)
EG6の指定のミッションオイルはウルトラMTF又はエンジンオイル10W−30となっていますが、
エンジンオイル5W−40を入れ、粘度(油膜)を下げると、アクセルレスポンスと慣性走行が増すため燃費がよくなります。
一度体感すると戻せなくなるくらいレスポンスが上がります。
しかし粘度を下げた分はミッションにダメージを与えないように、クラッチ操作には気を使うようにして、
ミッションオイル交換も最低でも年に1回交換していました。
しかし、チタンシフトノブを使うようになった現在、ミッションのフィーリングをはっきり掴めるようになり、
無理をしないシフトをするようになりました。
5W−40の粘度(油膜)では安全マージンが少ないと察知し10W−30に変更しました。(2010/12/12:188656Km)
オートマチック車(ATF)について
ATFは循環しながらエアを噛ませないようにオイルパンからホースで入れ替えるため、
1リッタ−毎に、抜き取り→給油→循環の繰り返しで交換し、完全な全交換はできない。 |
FR車(デフオイル)について
FR車はエンジンの動力回転を90度曲げ、プロペラシャフトを通してリアに伝え、
更にデフで90度曲げてドライブシャフトに動力伝達します。
そのためミッションは75W、デフは90W程度の硬いオイルを使用することが必要で、
動力伝達ロスが多いのが特徴です。 |