クラッチレバー遊び調整(ペダル調整し操作性チューニング)
(通算2度目の調整)
ペダルの調整位置はシートもたれとシートレールで合わせ、細かい点は自分自身が車に合わせる。本当にこれでいいでしょうか?
実はクラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダルは個々に調整できます。
ブレーキ、アクセルのみのATならともかく、MT車の場合はペダル調整は不可欠です。 操作性によるクラッチ踏み込み加減の問題でクラッチ寿命悪化、チェンジ失敗でミッションギヤを傷める危険があります。 操作性チューニングは重要です。
クラッチレバー、クラッチ・プッシュロッド調整方法
クラッチペダルの全体像です。 |
上側がペダル遊び調整用/下側がクラッチマスター・プッシュロッド踏み代調整用 |
踏み代を高く調整したため完全に踏み込むと僅かに踏み込みすぎるため、ペダルの当たる箇所にクリップを入れておきました。(クリップ用穴がちょうどあります。) |
クラッチ交換するとクラッチレーバー、クラッチマスター・プッシュロッドの調整&点検する必要があります。 ここで遊びが少ない場合はクラッチ切れ不良でクラッチ寿命にかかわります。
調整自身は12ミリのスパナだけでできるため簡単ではありますが、クラッチレバー動作の構造を理解していないと遊びと踏み代の違いを把握できないので調整は要注意です。
■関連ページ 「性能維持と耐久性メンテナンス(10万Km〜)」