ボディ外装老朽化劣化パーツ(ボディ内装・外装の経年劣化箇所)
シビック/インテグラにかかわらずボディ(外装)の錆び、ガーニッシュの変形、色あせ、などの保守、経年劣化によるきしみ音、異音、やれなどのメンテナンスは必ず必要になります。
ボディ外装老朽化劣化パーツ(ボディ内装・外装の経年劣化箇所)
画像 | 説明 |
F・ドアガーニッシュ。プラスチック製のため熱で変形してくるようです。アセンブリ交換しました。交換は嵌め込むだけでできます。変形したままだと内部に水が入りやすくなることと、見栄えが悪くなります。 | |
F・ドアアウターモール(水きりモール)。表面の塗装がはげて金属が露出してきます。アセンブリ交換しました。交換は嵌め込むだけでできます。ここが剥げてくると見栄えが非常に悪く、車の古さを露呈してしまいます。 | |
ワイパーアーム。古くなると塗装が剥げ、錆が発生します。錆は塗装の内部に入り込んでるので磨いて塗装するより値段も高くないのでアセンブリ交換しました。ここもほっておくと見栄えが非常に悪く、車の古さを露呈してしまいます。ポン付けせずクリア塗装して取り付けました。 | |
リヤゲート・ロア開口部サイドのロック。リアのきしみ音の原因を探っていて発見しました。揺すると遊びがあるのでロック部を調整したほうが良いようです。サイド側の取付ネジを緩めてロック部を奥にずらして閉めこみます。閉まりが更に良くなりました。 | |
R・スプリング・アッパーマウントのゴムシート。リアからのきしみ音の発生箇所を追っていき、最後にたどり着いたのがここでした。スプリングのアッパー部はゴムが挟んであるのですが、このゴムシートとスプリングが走行中、摩擦でキュッキュッと音がします。ラバースプレーをたっぷり吹きつけることで直りました。 | |
エンジンブッシュ補強。両サイドにある小さめのブッシュをシールパッキンで強化ブッシュ化すると、シフトフィーリングなどが増して走りは良くなるのですが、室内のダッシュボードあたりから振動がかなりあります。走りと振動軽減どちらをとるかは難しいところです。 | |
マフラー強化吊りりゴム。排気系統からの異音がどこから出てるか長い間考えていましたが、触媒、排気管、マフラーの劣化ではなく20%硬度アップのマフラー吊りゴムが原因のようでした。排気抵抗が減るとの謳い文句もあり純正より遥かに強度と耐久性があるため多少の振動は我慢して使っています。 | |
足回り。古くなるとアームブッシュからきしみ音がしてきます。路面の凹凸でのボディの揺れの収まりが悪くなり、室内の振動が大きくなります。アームのブッシュと付随するゴム、パッキンとサスペンションを全交換しました。 | |
トランクケース。トランクケースの裏側に緩衝テープが貼ってあるのですが、潰れて振動の原因になるようです。オーディオ用の防振テープに張り替えました。 | |
リヤゲートアブソーバー。リヤ・アッパー側の開口部が勝手に下がってくるようになりました。アブソーバーのガス抜けだと思います。2本をアセンブリ交換しました。ガスが抜けて、ゲートを支えきれなくなったようです。実はリヤゲートの問題はこれだけでは納まりません。…以下に続く。 | |
リヤゲートアブソーバー・ボルト。リヤゲート・アブソーバーのボディ側ボルトは、年数が経つとネジが切れてしまいガタガタになります。ボディ側のメネジではなくゲートのアブソーバー側のため交換で済みますが、ここのボルトは要注意でしっかり閉めた上に、瞬間接着剤で緩み止めと補強をしておきました。 | |
軽量化の弊害。ボディを軽量化していくとサスペンションは固めになりました。もともと純正サスペンションは車の性格上多少固めのようです。踏み切りや速度抑制用の凸凹の舗装路などを走るとかなりの振動があり、舗装のしっかりした路面でないとスピードはだし難いです。 | |
タイヤ空気圧。高めの空気圧だと振動はかなり増します。ブリジストンPLAYZを履いてますが、タイヤが沈んでるように見えるので、空気圧を2.7に上げると室内の振動がかなり増しました。高くてもEG6にはスポーツ系のタイヤを履かせるべきでした。 | |
車体裏、サスペンション・アームなどの錆び止め。シャシブラックなどで真っ黒に錆び止め塗装するよりも、クリアスプレーで塗装するほうが薄く強固な塗装で光沢があり綺麗に仕上がり尚且つ長持ちするようです。汚れがつきにくいことも利点です。また排気管などの高温になるところは耐熱スプレーを使うと錆を防げます。 | |
トルクレンチ。タイヤの取り付け時にはトルクレンチを使うと安全にできます。なぜなら鍛造ホイールはとてつもなく硬いため、締め付けが各ナットで均一でなければ鉄ホイールや鋳鉄ホイールより緩みやすい傾向が強いようにみえるのです。締め付けトルクを統一させ指定トルクで締めるにはトルクレンチが重要になってきます。 | |
ブレーキロータ&ハブ。ブレーキロータは鋳鉄製のためほっておくと錆び錆びになります。ここの錆び止めは耐熱スプレーで保護することができます。ホイール取り付け箇所のため均一に塗る必要があります。また、ローターは裏側とハブも実は錆び錆びのため長く乗るつもりなら劣化防止に錆び止めがお勧めです。 | |
タイヤハウス錆び止め塗装。タイヤハウスには防振、防音目的に塗装されているのですが、年数が経つとボロボロに剥がれてきます。ほっておけば錆が発生する危険もあります。古い塗装を剥がし、アクリル系、ウレタン系でクリア塗装することで、今後の錆びによるトラブルを抑制できます。エポキシ系はNGです。 | |
ルーフモール。天井の両サイドにはモールのような金属製のガーニッシュがあります。このガーニッシュの表面のフィルムが浮いてきます。見栄えの問題で実害はありませんが綺麗に修復したいのですが、良い方法が見当たりません。一応透明ボンドを塗っておきました。この製品は既に生産終了のため新品入手は不可能です。 | |
赤外線キーレスエントリー。リモコン部分のゴムボタンはとっくにぼろくなってるため、上から同色のゴムを塗ってあります。リモコン受信部は5cm以内に近づけないと届きません。(^^;汗 壊れる寸前だと思います。 | |
排気管ボルト。純正の排気菅ボルトは鉄で、新品交換してもたった3年で写真のように錆錆になります。排気管を留めるボルト、ナットはステンレス製に変えることでメンテナンス性は飛躍的に向上します。※但し緩みやすいため回り止め処理は必須だと思います。 |
EG6はボディ剛性の重要性が問われ始めた初期の頃に設計された車でボディ剛性は低いようです。 そのため年数が経つとボディが歪んだり、きしむと言われてるようです。 私のEG6も13年13万Km程できしみ音がでてきました。 調べていくとサスペンションアームからのようでアームのブッシュとサスペンションの経たりが原因のようでした。 アーム、サスペンション全交換することできしみ音は無くなりました。
アームのきしみ音が消えると別の音が耳に付くようになりました。 トランクやリヤゲートなどきしみ音を直していくと最後に残ったのは、 リヤスプリングのアッパーのマウントのゴムシートのきしみ音でした。 ここにラバースプレーをたっぷりかけたところきしみ音は完全になくなりました。
しかし3ヵ月ほどで再びきしみ音がしだしました。このきしみを追っていくのに
3ヶ月ほどかけ、ようやく答えがわかりました。
原因はまたもサスペンションでアームも関係していました。この総てのブッシュとゴム類に
今度はラバースプレーではなく、ゴムをいためないシリコンスプレーを吹き付けたところピタリ
ときしみ音が止みました。
この音は走行中左サスペンションの動きにあわせてキシッキシッといった音で、あたかもボディ がやれた様な音がしてディーラーでも14年14万Km走行ではボディがやれたとの回答でした。 私もそれを確かめるべく3ヶ月ほど調べてましたが、結局はブッシュとゴム系パーツでした。
EG6がボディ剛性が低いと言われてますが、結局きしみ音はブッシュやゴム系パーツだったのです。 ボディ剛性の問題や古くなるとボディが遣れてきしむと言うのは間違いと言っていいでしょう。 ただ、ボディ剛性の低さが足の動きに影響する点は同感です。 また、ボディのきしみ音の原因には内装のクリップとスポット溶接の鉄板の摩擦も含まれてることも分かりました。
※ブッシュやゴム系パーツ(吊りゴムも)にCRCをかけるとゴムを傷めます。 また、ラバースプレー(ラバールーブ)ではゴムの保護効果だけで潤滑はしません。 シリコンスプレーはゴムに浸透するようですがゴムを傷めることはありません。 しかも潤滑性能はCRC以上にあるようです。 ブッシュやゴム系パーツのきしみ音(鳴き止め)、保護にはシリコンスプレーが効果的です。