サーモスタット交換作業(オーバーヒート(クール)対策)
(通算2度目の交換)
サーモスタットは、B16A/B16B/B18Cなどホンダエンジンはロアホース根元に付いています。 エンジンのウォータージャケットやヒーターコアを駆け巡ったLLCはここでラジエターコア(コンデンサー) へ流す堰の役割を果たしています。 今回はウォーターポンプ交換に伴い、LLC全交換を実施するため、ついでに交換しました。 シビック/インテグラのサーモスタット交換作業。
サーモスタット交換手順
順 | 名称/コメント | イメージ |
1 | ラジエターファンスイッチのコネクタを外し、2本のボルトを緩めます。このボルトを外す作業もラチェット、エクステンション、ジョイントなどは必須です。なければ作業になりません。 | |
2 | サーモスタットの取り付け方は説明するまでもありませんが、交換時には、ゴムのパッキンをしっかりと合わせることが重要で、漏れの原因になります。 | |
3 | サーモスタットは、取り外しより、取り付けが重要です。合わせ面が平坦であることが重要ですが、白い石灰のようなものが堆積するので、砥石などで平滑化することも必要な作業になります。 | |
作業は簡単そうに見えますが、ボルト締め付けを行う際、工具がうまく入らないため、2本のネジを均等なトルクを与えるのが難しいです。 左右2本のボルトが均等に閉まってないと、トラブル要因になります。作業には注意が必要です。
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