DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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DIYでスロットルバルブ清掃(シビックEG6純正)

スロットルバルブ洗浄(インジェクションクリーナーで清掃)

  (通算6〜7度目?のクリーニング)

 スロットルバルブとは燃焼時の不燃ガス(ブローバイガス)の戻りもあり、どうしても汚れます。 スロットルが汚れると、アイドリングの低下や、各シリンダーへの空気の吸入効率などにも影響してくると思われます。 特に現在の車は、ブローバイガスを一切大気開放せずスロットルに戻す仕様(クローズドタイプ)です。

シビックEG6には3年ほど清掃なしできましたが、 無限DC2Rエアクリーナー、強化エンジンブッシュ、タイミングベルト、DC2Rクラッチ、ステンメッシュブレーキホース交換などを 行った後、初めてインジェクションクリーナーによるスロットル回りを清掃することにしました。

※インジェクションクリーナーを使うとエンジンオイルにブローバイガスが溶け込みオイルが劣化する危険があるため、作業はオイル交換直前に行います。

スロットルバルブ洗浄作業手順(インジェクションクリーナーで清掃)

B16Aエンジンのスロットル位置

 スロットルバルブの場所は、サージタンクの入り口です。(エアインテークホースとサージタンクに挟まれた箇所。)

ブローバイホースを外す

 インテークホースに刺さるブローバイホースを外します。

エアインテークホースを外す

 インテークホースのバンドを緩めます。

エアクリーナーボックスのステーを切り離す

 エアクリーナーボックスのステーを切り離します。※私のシビックEG6はインテグラDC2タイプR用の無限性エアクリーナーボックスを使用してます。

エアインテークホースを外す

 インテークホースを外します。(青いホースはDC2Rとのサイズ合わせです。)

既に清掃済みのスロットルバルブ(^^;

 B16Aのスロットルバルブです。スロットルバルブ上側にアイドルジャストスクリュー、下側にファーストアイドルバルブ、左側にEACVがあります。

 左に見えるのがEACVへの通路でスロットルを開けると左手に出口もある。
スロットルを開けて真下にある穴がファーストアイドルバルブへの通路です。
※どちらの通路もインジェクションクリーナーの液が溜まるとトラブル要因になるため、作業後はエアブローダストで吹き飛ばしておくことをお勧めします。

 インジェクションクリーナー投入方法は、スロットルを開けて、クリーナーをたっぷり注入しておき、インテークホースを戻してからエンジン始動。・・・その後残ったクリーナーは、インテークホースを僅かにずらしてエンジン始動状態でレーシングしながら全量投入する。※危険のためできるだけエアクリーナーを通してエアーを吸わせます。

スロットバルブに吹きつけながらレーシングする

 白煙が出てるということは、カーボンが燃焼破棄されてるということ。この白煙が無くなれば、インジェクションクリーナーを投入した箇所からの効果は十分です。
別の言い方をすれば、作業方法を変えるとまだ出ますよ。^^;

プラグホールからの清掃も効果絶大です

 インジェクションクリーナーをスロットルに吹き付ければ、スロットル以下のインジェクターやバルブなどが清掃可能。プラグホールから吹き付けると、ピストンヘッドとバルブに直接清掃することができます。
※インジェクションクリーナーを溢すと、塗装が剥げるため要注意!!

インジェクションクリーナーによる洗浄効果(良否)と作業の注意点

 取付場所 説明

スロットルバルブ清掃(良)

ブローバイガスはエアインテークホースに引き込まれ、吸気時の負圧で吸い込まれるため、スロットルバルブの手前から汚れてきます。スロットルのバルブ自身も汚れが付着していてここも清掃されます。

サージタンク/インジェクター清掃(良)

スロットル奥のサージタンクや各気筒への配管が清掃されます。インジェクターは各気筒へ導く配管に付いてるため外からの清掃は僅かにされてるはずです。

アイドルアジャストスクリュー清掃(良)

スロットルの上部にあるアイドリング回転をコントロールするつまみを外して、インジェクタークリーナーで清掃する方法も一般的な方法です。アイドラバルブもブローバイなどで汚れてるため清掃し、Oリングを交換します。

アイドリング回転アップ(良)

インジェクションクリーナーで清掃するとアイドリング回転がアップします。そのため清掃後は調整が必要になります。数日すると更にアイドリングに変化が見られることもあるため、マイナスドライバを携帯しておきます。

EACV清掃(良否)

スロットルインジェクターを清掃するとEACV(アイドルコントロールバルブ)に液が入ることで、ハンチングする可能性があります。数十キロ走行で直る場合もありますが、症状が酷い場合はEACVを外してエアスプレーなどで残った液を吹き飛ばすしかないです。(パッキンを予め購入しておきます。)

ファーストアイドルバルブ清掃(良否)

スロットル入り口の下側の穴に液が入るとファーストアイドルバルブに液が入り込むことになります。ここはエアスプレーをかければ液はすぐに排出できます。液が残っても大きな症状はないように思います。

触媒(キャタライザ)に影響(否)

触媒にはインジェクション/キャブクリーナーはよくないとされています。触媒に影響がないと謳ってあると思いますが、それでもクリーナーは出来る限り使用しないほうが良いのかもしれません。

エンジンオイルが僅かに汚れる(否)

恐らくエンジンオイルが汚れると推測できます。インジェクションクリーニング時は完全燃焼され難いため、不燃ガスがオイルに溶け込んだり、ブローバイオガスが多く発生してる可能性がありますので、オイル交換の前に作業することをお勧めします。

 カーボンを除去してエンジンフィーリングを取り戻す方法には、実は上記よりも最も効果的なインジェクションクリーナーの使い方があります。
それはスパークプラグを外し、プラグホールから直接ピストンとバルブに向けてスプレーする方法です。 この方法を過去に3回以上試したことがありますが、カーボンが燃焼廃棄されたことを示す白煙が最も多くエンジンの清浄効果が最も高いことを確認しています。
作業方法は、エンジンを停止して、プラグをすべて外し、プラグホールに泡状にスプレーされるインジェクション/キャブクリーナーに長いノズルをつけて、ピストンヘッドにスプレーをかけ燃焼室内に満たします。 4つのプラグホールすべてに吹き付けた後、プラグも軽く清掃して元通り締め付けて、数分後エンジン始動し空ぶかしします。 これで必要十分に清掃され明らかにエンジンの吹け具合が変わります。
 しかしこれをすると、プラグホールに切ってある雌ねじ部分が汚れるので次回プラグを外すと、 ”スパークプラグ交換”の写真のようにプラグの雄ねじ部が汚れます。(^^;;;汗
エンジン清掃効果と走行時の体感レベルは絶大ですが、この清掃をするときは、プラグ交換時期が良いかも知れません。
※ピストンリングなどが脱脂される危険もあるため、やり過ぎにも注意が必要です。

 インジェクションクリーニングが必要と判断したのは、実は無限製20%硬度アップのエンジンマウント交換したことが大きく関係しています。 この硬いエンジンマウント取り付け直後はエンジンに激しい振動がありました。 この振動が関係してるか否か、数十キロの走行でアイドリングが下がってしまってることに気づきました。 このことに気づいてアイドルアジャストバルブを綿棒にインジェクションクリーナーを塗付して清掃して、アイドラバルブ清掃と、Oリング交換しましたが アイドリングは回復するどころか更に100回転近く下がったように見えました。 アイドリングが下がりすぎると発進時のアクセルレスポンスが落ちて発進しずらくなります。

今回の清掃ではインジェクションクリーナーを一本使いました。 清掃前はアイドラバルブを完全に緩めても500回転前後でしたが、1300回転まで上がるようになり、適正回転の800回転前後に戻すことが出来ました。 エンジン振動も軽減され、排気音も更に落ち着いてきました。 しかし、清掃後と数十Km走行後では症状がまた変わってくるため、継続して見てく必要があると思います。

 ブローバイガスをなんとかしたいとずっと考えているのですが、いくら燃焼効率をアップさせても、 減らすことができてもゼロにすることは不可能です。 オイルキャッチタンクをつける案もありますが、ブローバイとオイルは別のため効果は無い気がします。 フィルターを挟み込む案も考えてますが、ホースの分離が必要ですし、効果が期待できるかやってみないと分からないです。

 EG6などB16Aエンジンのスロットルバルブを清掃すると大抵ハンチングするようですが、 この原因はEACVの通気口に液が溜まるためのようです。 ハンチングを避けて清掃するには、左側の二つの通気口に噴きつけないようにすれば良いのですが、 実はEACV自身もカーボンが堆積するので、清掃目的で判断したほうがよさそうです。

 EACVにスプレーしてしまってハンチングしてもそのうち直る可能性も高く、通路の液を除去すれば完全に直ります。 しかし、ファストアイドルバルブの通路にスプレーしてしまうと後々固着ぎみになり故障を引き起こす可能性があることが分かってきました。(直ぐに故障しませんが、後々起きる故障の原因はこれっぽいです。) どちらも要注意です。

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