DIYチューニング&メンテナンス(シビックEG6整備履歴)
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ルーフ白濁防止にクリア塗装(シビックEG6)

ルーフ白濁防止にクリア塗装(最も弱い屋根の塗装劣化を防止)

  (白濁、剥離、剥げ、ヒビをウレタン塗料で塗装劣化を防止(予防))

 塗装が最も弱い箇所は、屋根(ルーフ)とボンネット。 メタリックの塗装は表面のクリアが白濁したりヒビが入り最後に剥がれてきます。 剥がれが発生すると見栄えが悪くなり塗装せざる得ないでしょう。 車の塗装はルーフが先に劣化するため、ここを延命すれば塗装の劣化を引き伸ばすことが出来ると判断しました。

しかし前回のルーフ・メンテナンスに書いたように、クリアだけの塗装は板金塗装にはあり得ないのです。 それでもやるという判断を下したのは、EG6は毎年ルーフにひびが増えてきてる上に、2010年今年の猛暑の中、ルーフは白濁してきたためです。 白濁は1ミクロンのコンパウンド+ポリマーコーティングで消えましたが、再び発生するのは必至です。

ルーフクリア塗装(準備)

カーボンボンネットのクリア塗装状態

 まずは、前準備。
クリアだけ塗装した場合の定着具合は、・・・
4年前新品購入したカーボンボンネットを取り付け前に板金塗装会社にてクリア塗装。現在も白濁もはげもなく綺麗なまま維持されています。
※クリア塗装には足付けに磨いた上に塗装されています。

アンダーコートを剥がしクリア塗装

 アンダーコートはがし、車体裏の錆び止め、ワイパーアーム×3、室内、ワイパーのカウルトップ下部、ルーフモール下部など、あちこちにアクリル塗料や2液ウレタン塗料で塗装してますが、脱脂処理さえしっかりしてれば、剥げたことは一度もありません。
※すべて足付けなし、脱脂処理だけでクリア塗装です。

カラー塗装済みのEG6内装パーツでクリア塗装実験

 EG6のパーツで塗装実験。(定着の良いウレタン塗料でなくアクリル塗料で実験)
左からシリコンオフのみ、3000番磨き+シリコンオフ、1000番磨き+シリコンオフ。
一週間放置し、爪で強く引っ掻いてみました。シリコンオフだけのは剥がれあり、磨き3000番、1000番は剥がれなし。磨き1000番は傷が僅かに見える。3000番でもよく凝らすと傷は見える。※クリア塗装での足付けは3000番以上がベストと判断。


※最も塗装の定着がよいのは、2液タイプのウレタン塗料。
※ウレタン塗料はアクリルと違いガソリンやシンナーによる溶解はしない。
※ウレタン塗料は飛散しやすいため、厳重にマスキングが必要。
※塗装の足付けの研磨が荒すぎると、塗装後いくら磨いても傷は消えない。
※塗装は完全乾燥後に上塗りではなく、表面が乾燥した半乾きで塗り重ねる。
※塗装は湿度の高い時は白濁し易いため、晴れた湿度の低い時に作業する。
※風の強い日はほこりが舞いやすくスプレーも飛散しやすいため避ける。
※スプレー缶はお湯で温めると噴霧状態がよくなり綺麗に塗装できる。

 情報を集めつつ、実際の経験をもとにウレタンクリア塗装作業を開始しました。

ルーフクリア塗装(作業開始)

イサムペイント エアーウレタン

 4缶でルーフ塗装は十分。イサムペイントは業務用であり塗装の厚みもあり最も扱いやすいウレタン塗料と判断。(1缶1500円のキャンペーン価格で4缶購入)

ルーフを手洗い洗車

 手洗い後、中性洗剤を溶かした洗剤で洗い、コーティングと油分を流しておきます。
白濁もなく塗装の劣化は殆ど見られなく綺麗です。・・・しかし、よ〜くみると塗装のひびが数箇所あります。年毎に塗装割れが増え、そして大きくなってるようです。
今年は真夏の暑さでか白濁しました。コンパウンド磨きとポリマーコーティングで綺麗さを保ってはいますが、・・・クリア再塗装を考えた場合、綺麗なうちの今であり、塗装に適した冬に作業をするべく決断しました。(剥げはじめてからでは手遅れです)

2000番、4000番の足付け後、9800番で軽く磨く

 2000番→4000番と磨きます。・・・現状で傷がよく見えることを確認。
9800番(1ミクロン)で軽く鏡面仕上げすることにしました。傷が残る確立を残すか?0にするか? 難しい決断でした。9800番で2000番、4000番の磨き傷をある程度平滑化して終了。この時点でクリアがどれだけ残ってるかは不明ですが、すばらしく綺麗になりました。

再び手洗いした状態

 水洗い後に拭き取った状態です。綺麗なため、やめとこうか迷うところでしたが、・・・ここで綺麗な状態でない限り、恐らくクリアのみの塗装は厳禁だと思います。
塗装の剥がれ防止の足付けが十分かは、過去の実験結果からみて、このまま続行に踏み切りました。

ルーフには複数のひびがあり、ぽつぽつと白点もある

 シリコンオフを3度がけしポリマーや油分などをしっかり脱脂しておきます。
よ〜く観察するとひびがあり、ぽつぽつと塗装の白い箇所もあるのです。これよりはっきりしたものはありませんが、僅かなひびが数箇所あり、今年の夏にはルーフのセンターから白濁が見られたこともあり、綺麗でも劣化は進んでるのです。

ウレタンは飛散しやすいのでしっかり被う

 ウレタン塗料は飛散しやすい特徴があるため、風の強い日は要注意。ボディ周囲をビニールで被います。

ルーフ周辺のマスキング

 マスキングはルーフモールを外した状態で、ルーフモール内部まで塗装し、リヤのスポイラーは塗らずで、フロントウインドウはモールの1ミリ弱手前でマスキングします。
フロントウインドウのモールは雨漏り防止にシーリングの必要性があるためです。

ルーフを3回ウレタンクリア塗装した状態

 取扱説明書に一回目は軽く噴きつけるようにあるので、軽めに行い、2回目から垂れる寸前で塗装。冬のため塗装が乾く40分〜1時間置きに3回塗り重ねました。
※クリア塗装を冬にした理由、ゆっくり乾くことで密着性は上がるとみたからです。

ルーフモールをウレタン塗装した状態

 4缶で十分で、余ったため左右のルーフモールにも3回塗装。
※アクリル塗装とは光沢が全く違います。(こちらがアクリル塗装です)

 ※実はルーフモール。この後の早朝乾ききる前に鳥の止まり木にされて汚れました。(^^;

 ルーフの塗装は平面のため垂れにくく比較的やりやすいという計算の上実行しましたが、スプレー缶は横には出来ないため斜めにする必要があります。 どうしてもほこりが飛散する点は、DIY(自家塗装)ではどうすることも出来ませんでした。 ルーフはそれほど綺麗さは重要でないため、災厄の塗装の劣化を防止することを最優先で実施しました。

塗装後は当然磨きが必要です。 この磨きで更に平滑化されウレタン塗料ならではの輝きが増すと思います。 ポリマーコーティング無しでの現状でも輝きがあり、今後のメンテナンスは楽になると期待できます。


 イサムペイント エアーウレタン硬化時間は、 初期乾燥30分、初期硬化乾燥60分、完全乾燥時間78時間(気温20℃・湿度65%)、塗り重ねは10〜20分後。
一週間以上経過後にコンパウンド磨き&ポリマーコーティングしました。

ルーフクリア塗装(液体コンパウンド磨き&ポリマーコーティング)

フィルムタイプのサンドペーパー使用は危険です!!

 フィルムタイプのサンドペーパー使用は危険であることを確認。フィルムに張り付いた磨き粉が剥がれてフィルムが直接触れることが原因か? 塗装面に大きな傷が入る場合があります。※目の細かい8000番以上で大きな傷が入りやすいと判明。

車塗装専用の液体コンパウンドを使用すること!!

 車のボディ専用の液体コンパウンド。これが最も塗装面の研磨には向いていました。磨きには布でなく、コンパウンド専用パッドを使います。※コンパウンド磨き専用のスポンジパッドでないと、磨くと同時に塗装面に傷をつけてしまいます。

液体コンパウンド磨き&ポリマーコーティング施工

 クリア塗装のため輝きが増すだけで塗装色の違いは全くありません。
4000番、6000番、8000番、15000番のフィルム製サンドペーパーで磨き、最後に液体コンパウンド1ミクロン以下で仕上げ、ポリマーコーティング施工。
※ポリマーをかけても塗装の輝きに変化がない感じでした。

最も大きな塗装割れ箇所(ひび)

 最も酷かったひび割れ箇所です。以前のボンネットは、ポリマーコーティングをかけるとポリマーが染み込むような感じでした。現在はポリマーが表面で留まるような感じに拭きあがります。これだけでも十分効果があったと思います。
※1ミクロン磨きのため、ゆず肌と傷は完全に取りきれませんでした。
(時間もかかるため、次回の洗車で再度磨いて見ようと思います。)

ポリマーをかけた直後は光の反射でもやができる

 クリアのため塗装色の違いは全くなく、クリア一層追加しただけのため段差も殆どなく境目も全く分からないです。カラーで塗装すると、古い塗料の厚み+プラサフ+カラー塗装+クリア塗装と嵩みます。クリア塗装では、ワックスをかけたような光沢が加わるだけで、塗装したこと自身を確認するのは難しいレベルで仕上がります。
※夜にライトを照らし観察すると、磨きの甘い箇所がまだあることを確認。

 今回のクリア塗装、見ため剥がれる様子は全く見えず、3回重ね塗りした厚いクリアで保護効果も十分で、ルーフ塗装の保護という点では成功でした。 しかし、塗装のレベルは成功とはいえませんでした。この分野は素人のため経験が足りなかったようです。

※一日で磨き&塗装する計画は甘く、二日作業にすべきで時間に余裕がなかった。
※前日に塗装面の平滑化をしておき、コンパウンド磨きに入るべき。
※足付けの研磨で2000番は傷が大きく4000番、6000番でよかった気がする。
※ほこりの飛散を防ぐために塗装作業には綿の服はNG。
※冬の塗装のため、塗装むらは直ぐに重ね塗りすれば消えてしまう。
※研磨を計算すれば、4回塗りでもよかった。(ウレタンスプレー4〜5缶必要)
※ルーフモールは塗装する時間帯が原因で、乾ききる前に霜で僅かに荒れた。
※コンパウンド磨きは、車専用を使うべきで、フィルムタイプは塗装に傷が入る。
※EG6のルーフは1缶で1回塗装可能。(真冬の垂れるぐらい塗装で)
※ルーフは垂れる直前までしっかり塗装可能。
※仕上げは全てを完全に垂れる寸前に塗装する。
※乾きやすいと言われるウレタン塗料。厚塗りすると乾きが遅いのも特徴。
※塗装面の埃は磨くと消えて綺麗になるが、僅かな塗装の凹凸として残る。
※塗装が乾くまで、埃、鳥の足跡や糞に注意する。

いずれにしても、ボディの磨き傷や塗装の問題は塗装したルーフより大きいため、ルーフだけ綺麗にしたところで無駄。 以前のルーフはポリマーコーティングなしではくすんだように見え、触った感触も抵抗感がありましたが、 塗装後はポリマーなしでも輝きを保ち、表面は艶々でクリアがしっかり効いています。 塗装がどのくらい持つかは不明ですが、費用は約1万円で済んでます。 塗装の定着具合は現状では全く問題ないようです。
※クリアのみ塗装の最大の問題点は、塗装が剥がれず何年持つかです。

 インターネットで検索し情報を集めてクリア塗装作業に踏み切りましたが、ネットで検索できる情報が不十分で、継ぎ接ぎの情報で、 冬の作業のため日照時間も短く作業時間の焦りもあり、経験も準備も不足していました。 恐らく夏の作業では乾きが早い点で要注意です。ボディの温度が極端に上昇すると問題のため、春秋の塗装が理想なきがしました。 ”※印”の点を総てクリアすれば、DIYで十分な塗装が出来ると思います。


 更に2週間ほど経過して、完全な仕上げレベルまで磨いておきました。
3000番(3μ)液体コンパウンドを1時間かけて3回磨き、 9800番(1μ)液体コンパウンドを1時間かけて3回磨いた後の画像です。 今回の磨きで磨き失敗の傷も総て消え、ゆず肌も目視確認が難しいレベルで、埃による凹凸も視認し難いレベルになりました。
(※天気は雪で、日差しが弱く、コーティングなしの画像です。)

ルーフクリア塗装(磨き作業2回目。コンパウンド3μと1μで最終仕上げ)

3μ後1μで磨いた画像

 前回フィルムサンドペーパーでつけた傷は、液体コンパウンド3000番(3μ)で消え、ゆず肌は僅かになり、埃にによる凹凸も見難くなり、磨きむらによる光沢むらもなくなりました。クリアのみ塗装のため塗装したこと自身分からないレベルですが、今回の磨きで更に判断が難しいレベルに仕上がりました。
※液体コンパウンド磨きは、磨きスポンジを速く動かすとゆず肌が取れ平滑化される。

720万画素デジカメでの高画質近接画像

 近接5〜10cmの画像。丸いぽつぽつは雪解けの雨粒。よく見ると3本ほど傷が見えます。塗装前の足つけに2000番、4000番の水ペーパーで磨いた傷です。
最初はクリア塗装の磨きでできたと判断してましたが、ゆず肌がほんの僅かになった液体コンパウンド3μ、1μの磨き後には、明かにクリアの下と分かりました。
新車時のクリアは恐らくほんの僅かで、ポリマーが染み込むような感覚のあったルーフにどれだけクリアが残ってたかは?です。いずれにしても普通の磨き傷より小さいため、これを視認するのは非常に難しいと思います。

 まだゆず肌が残ってるため磨けば更に綺麗になりますが、ルーフは埃や雨ですぐ汚れるため完璧に磨いても意味がなく、 今回の目的はルーフ塗装の劣化を防止することのため、ここで終えときました。 クリア塗装の出来は、洗車後にまじかで細かく見ない限り分からないレベルに仕上がりました。(^^)

仕上げの液体コンパウンドによる磨き方法について

 磨きスポンジは、ゆっくり動かしてると平滑化にはあまり効果的ではないようでした。 高速で左右、上下に水平に磨くことで平滑化されやすいようです。 板金塗装会社が使うポリッシャーは振動タイプでなく、回転タイプを使ってます。 振動タイプはポリマーがけには有効ですが、平滑化の磨きでは回転タイプが向く。 仕上げのコンパウンド磨きも、磨きスポンジをボディに対し平行にして速く動かした方がゆず肌を消しやすいようです。

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